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2002年、HPはコンパック・コンピュータを合併しました。コンパック・コンピュータは、Compatibility andQuality(互換性と品質)の略から命名し、1982年に設立いたしました。最初の製品であるCompaq PortableはIBM PC互換としては世界初の持ち運び可能なPCとして話題をもたらし、記録的なヒットとなりました。また、1987年には世界最初のマイクロプロセッサ搭載のPCを発表し、PC互換機のビジネスモデルを創出しました。コンパックはまた、すでに世界初のノン・ストップ・システムを手がけたタンデムコンピューターズや、世界初のミニコンを開発したディジタル・イクイップメント・コーポレーション(以下、DEC)などを買収しており、世界第2位のコンピュータ企業としての確固たる地位を築いていました。
ダンデムコンピューターズは1974年にHPの技術者数名により設立されました。そして、1975年にはフォールト・トレラント・コンピュータ「NonStop System」T/16(後にNonStop Iと改称)を発表します。1つのシステムにCPUを複数台備えている商用コンピュータとしては世界初で、2CPUから最大16CPUまでの拡張性を持ったものでした。このシステムは1976年にシティバンクにより導入され、以後、金融や証券などに広く支持されました。
DECは1957年にケン・オルセンとハーラン・アンダーソンによって設立されました。設立当時、ベンチャーキャピタル市場ではコンピュータ企業は敬遠されており、「ディジタル・コンピュータ・コーポレーション」という社名を考えていた2人の会社に投資家は興味を示しませんでした。そこで、社名をDECに変更しました。また、DECは当初デジタルモジュール群(フリップフロップ、ゲート、変換器など)を製造するところから仕事を始めました。1959年、ベン・ガーリーはDEC初のコンピュータ PDP-1の設計を開始しました。PDPとは、Programmable Data Processorの略であり、ここでもコンピュータという言葉を避けました。このPDPシリーズで、メインフレーム全盛の70年代に先駆的にミニコン分野を確立しました。
これらの合併は、HPのさらなる飛躍をもたらしました。21世紀、HPは世界162カ国でビジネスを展開し、個人のユーザーから企業のユーザーまで、ハードからソフトまで、あらゆるサービスをプランニングし、グローバルに提供する企業となったのです。
もとよりHPは、新たな事業組織「HPサービス」を発足させ、アウトソーシング、サポート、教育、ソリューション配備など、ITに関わる事象すべてに関してトータルに提供するビジネスプランを創出しており、この合併はHPがネクストステージに向かうための必要不可欠な決断でした。 いまや、世界中のひとびとの生活のなかでHPのサービスが役立てられています。 |