HP の開発力が生んだ<第3世代ブレード> HP BladeSystem c-Class、
高い冷却性能でシステムの安定運用を守る
『パブろくABC』の立ち上げを技術面でサポートしたのはABC 技術局情報センターシステム技術系主任、水原康雄氏。
水原主任は当初、HP BladeSystem p-Class をインフラに考えていたという。p-Class は主に各所に分散したサーバの統合、つまり最適なサーバ・コンソリデーションを実現する第2世代ブレードとして提供された製品だ。「コンパクトで気軽に使えるブレードを探していました」と主任は当時を振り返る。しかし検討の結果、最終的に選ばれたのはHP BladeSystem c-Class だった。
そもそも省スペースの高密度設置サーバとして誕生したブレード型サーバは、サーバ統合という背景や仮想化のテクノロジの登場とともに第2世代へと進化を遂げる。その基本性能に磨きがかけられ、サーバのみならず、ストレージやネットワークも含めたシステムレベルの統合を実現し、システムとしての更なる管理性や柔軟な拡張性の向上、仮想化テクノロジを基盤とした自動化を実現する機能を持つようになったのが第3世代だ。HP BladeSystem c-Class はこれにあたる。
c-Class の特長は3つ。ひとつは広範な適用性、そしてもうひとつは多彩なツールによる高度な管理性だ。最後に挙がるのは、発熱や消費電力への対応能力。冷却ファンを最大限に活かすよう設計された筐体とPARSEC(並列冷却)アーキテクチャにより、必要なブロックを効率的に冷やす。
「熱は重要なポイント」と水原主任も冷却の重要性を強調する。「放熱の非効率はすぐさま故障につながります。安定的に番組宣伝コンテンツを配信していくためには、まず冷却性能の高いものを選ばなくては」。HP BladeSystem c-Class はこのニーズに応えるものだった。
顧客満足度の高いサポート、日本HPのエンジニアの専門性がHP製品選択のもう一つの決め手
『パブろくABC』のインフラにHP製品が選ばれた理由がもうひとつある。それは日本HPのサポート力だ。
「もちろん一番のかなめは性能と安定性」と前置きしながら、水原主任は日本HPのエンジニアのスキルの高さを挙げる。
「以前から日本HPとはお付き合いがあり、エンジニアの方々とはよく話をするのですが、意見の的確さにいつも感心しています」
時としてネットワークやシステムにはソフトとハードの切り分けが難しい問題が発生する。そんな場合でも、日本HPのエンジニアはハード面だけを診て「異常なし」とはしないという。「OSなどにまで踏み込んだアドバイスをしてくれます
ね」と水原主任は褒める。「専門知識の裏づけがなければ、なかなかこれはできません」
日本HPとオレガの導入サポートを得て、『パブろくABC』は予定通りに立ち上がった。運用を始めて数ヶ月、東京、名古屋の系列放送局とのコンテンツ連携も順調に進み、目指した成果をきっちり上げている。 |