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DNPの「基幹システム刷新」を実現した
HP Integrity Superdomeによる統合サーバ事例

大日本印刷株式会社

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HP Integrity Superdomeが実現する「統合サーバ基盤」

印刷技術(Printing Technology)と情報技術(Information Technology)を融合させた新しい価値創造を目指す大日本印刷が、基幹システムの刷新プロジェクトを推進している。SOA(サービス指向アーキテクチャ)を採用した新たな統合サーバ基盤として基幹システムの中核を担うのは、64bit Microsoft Windows Server 2003 Datacenter Editionを搭載したHP Integrity Superdomeである。
 
お客様のビジネス概要と
課題
お客様のチャレンジ
HPのソリューション
ビジネスベネフィット
会社概要
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事例キーワード

業種: 製造業
製品: HP Integrity SuperdomeHP ProLiantサーバ

お客様のビジネス概要と課題

ビジネス・アジリティの獲得を目指して メインフレーム中心の基幹システムを刷新。

株式会社DNP情報システム システム技術本部 技術企画部部長 辺見 匡 氏
  株式会社DNP情報システム
システム技術本部
技術企画部
部長 辺見 匡 氏
 
P&IソリューションDNP――Printing TechnologyとInformation Technologyを融合させた新しい価値創造のためのビジョンは、大日本印刷(DNP)のビジネス領域の広さを如実に物語っている。現在DNPは、出版・商業印刷・ビジネスフォームを中心とする「情報コミュニケーション部門」、食品パッケージや建材などを手がける「生活・産業部門」、ディスプレイ製品やフォトマスクなどの電子デバイスを製造する「エレクトロニクス部門」の3つの事業部門を擁し、それぞれが業界をリードするポジションを獲得している。

「DNPの多様な事業展開を支えてきた基幹システムは、1970〜1990年当時の枠組みのまま事業部門ごとに構築されてきました。数万のアプリケーションが稼動する現在のメインフレームの最大の問題は、業務処理系と勘定処理系が一体化していたこと。それにより、新しいビジネス要求に対して、システム変更が容易でなくなっていたことでした。これまでの基幹システムではDNPが目指す多様な経営施策、事業戦略のスピードに応えることが難しくなっていたのです」
(DNP情報システム システム技術本部 技術企画部 部長 辺見匡氏)

DNPグループ全体のITサービスを企画・運用するDNP情報システムを中心に「基幹システム刷新プロジェクト」の構想が本格的に検討されたのは2003年半ばのことである。

「本プロジェクトの目的は、経営課題である『ビジネス・アジリティ(俊敏性)の獲得』にあります。それを実現するための『システム基盤そのものの刷新』に取り組んでおり、リホスティングやマイグレーションとは根本的に異なります。まず、新しい基幹システムでは業務処理と勘定処理が明確に分離され、経営レベルと業務レベルそれぞれの要求に対して素早く適応できる枠組みに刷新します」
(辺見部長)

新規事業や新製品分野、複合的な品種などの新しいビジネスへの機敏な対応、そして事業の再編や買収・合併など、事業形態の変化に対する機敏な対応――これらすべての要求に対してビジネス・アジリティを発揮できるシステムへの刷新こそが、本プロジェクトのゴールである。


お客様のチャレンジ

SOA(サービス指向アーキテクチャ)によって 「全体最適」と
「事業部門のアジリティ」の両立を目指す。

株式会社DNP情報システム 情報システム刷新計画推進室 河野 智晃 氏
  株式会社DNP情報システム
情報システム刷新計画推進室
河野 智晃 氏
 
  株式会社DNP情報システム 情報システム刷新計画推進室 桑原 崇 氏
  株式会社DNP情報システム
情報システム刷新計画推進室
桑原 崇 氏
 
「新基幹システムのコンセプトは、SOA(サービス指向アーキテクチャ)を意識したサービスモデルの構築です。全社的な効率化(全体最適)と事業部門のアジリティの確保(個別最適)、この2つをバランスさせるため共有部分と個別部分に分離してサービス化し、これらを柔軟につなぐ設計としました」
(情報システム刷新計画推進室 河野智晃氏)

具体的には、業務部門ごとに構築されている業務系・勘定系の一体化したシステムに対して、勘定系を「全社統合勘定処理サーバ」へ、業務系を各事業部共用の「事業部共通業務系サーバ」と「個別業務系サーバ」とにオフロードする。これにより、サービスの単位を共有部分と個別部分に分離することになる。

「システムインフラの観点からは、徹底的に標準化とシンプル化にこだわりました。長期にわたって安心して使えるものを厳選し、サーバプラットフォームは、バックエンドにIA-64サーバであるHP Integrity Superdomeを、フロントエンドにIA-32サーバHP ProLiantを採用し、機種を絞り込んで統一しています」
(情報システム刷新計画推進室 桑原崇氏)

業界標準のオープン・アーキテクチャを全面的に採用し、IAプラットフォームとWindows Server 2003の組み合わせで全社を統一したのは、5年先、10年先を見据えて「発展し続けるアーキテクチャ」であるとの判断からという。

また、アプリケーション環境は、.NET Frameworkにより独自のアプリケーションフレームワークを構築する道を選んだ。

「ERPパッケージは、私たちの業務への適用が難しかったので、最初から除外して考えました。全社のアプリケーション構造を規格化しつつ、認証やセッションなどの標準コンポーネントを用意することにしたのです。今後のシステムを支える開発・運用者の人材育成という観点も非常に重要視しています」
(辺見部長)

DNPの新しい基幹システムを支えるインフラストラクチャに採用されたHP Integrity Superdome――その選定の背景には、DNPが追求するビジネス・アジリティの獲得という大きな目標があった。

 
 
システム構成図
図1.統合データベース・サーバ
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HPのソリューション

HP Integrity Superdomeが実現するOracleとSQL ServerのマルチDB環境。

HP Integrity Superdome
 
業界標準のオープン・アーキテクチャを選択し、コストパフォーマンスと保守性に優れたシステム環境を実現する。独自のアプリケーションフレームワークにこだわり、「全体最適」と「事業部門のアジリティ」を両立させる――そのために採用したエンタープライズ・サーバプラットフォームが、HP Integrity Superdomeである。

「Windows Serverの実行環境として、Itanium 2プロセッサのパフォーマンスには注目していました。HP Integrity Superdomeは、Itanium 2搭載サーバのリーダー的な存在です。実際、日本HPのItaniumソリューションセンターで行ったベンチマークで達成した数値は、私たちの期待に応えるものでした。またセンターでのテストは、メインフレームからの移行にあたって課題だったキャパシティ・プランニングにも有効でした」
(辺見部長)

HP Integrity SuperdomeにOracle9i Database、Oracle Database 10g 、SQL Server 2000それぞれのデータベース製品を組み合わせ、最も処理負荷の高いアプリケーションを動作させつつ単体・複合でのテストを繰り返した。そして、特に多重処理におけるItanium 2プロセッサの優位を確信したという。

「HP Integrity Superdomeについては、筐体内で物理的なパーティションを構成して、独立性の高い複数の異なるシステム環境を構築できる技術を高く評価しています。1つのパーティションで発生した障害が他に影響しないという事実は、基幹システムにおけるバックエンドサーバの信頼性を語る上で間違いなく重要なポイントでしょう。プロセッサやOSの技術は変化していく宿命にありますから、将来的にはWindows以外のOSもSuperdomeの中で稼動させることもあり得ます」
(辺見部長)

HP Integrity Superdomeは、データベース層を担当するバックエンドサーバに採用された。ハードパーティションで区切られた複数の仮想サーバ上に64bit Windows Server 2003 Datacenter Editionを搭載し、Oracle、SQL Serverという異なるデータベース製品を稼動させる。本システムは、スケールアップにもコンソリデーションにも柔軟に応える統合サーバとして位置づけられ、将来の変化に対してもマルチOS(Windows、Linux、UNIX)のサポートが可能なことが強みを発揮する。

また、フロントサーバには、ネットワーク・ロードバランスによってスケールアウト構成とした数十台に及ぶHP ProLiant サーバを採用。データベース層からビジネスロジック層、プレゼンテーション層までのすべてをIAベースのHPサーバによって構築している。さらに統合ストレージにはHP StorageWorks XPを、サーバ監視・ジョブ管理にはHP OpenViewが導入されるなど、HPのトータルなソリューションが活かされている。


ビジネスベネフィット

エンタープライズ・サーバプラットフォーム それは、明日を勝ち抜くための選択。

 
いまDNPは、ビジネス・アジリティの追求という目標に正面から取り組み、変化への適応力を強化しようとしている。グループ企業の全体最適という観点から、SOA(サービス指向アーキテクチャ)、標準化とシンプル化を追求したシステムインフラ、独自のアプリケーションフレームワークに一貫してこだわってきた。この先見的な設計はどのように構想され、実現されたのだろうか。

「システムアーキテクトの果たす役割の重要性を、これほど実感したことはありません。ビジネスロジックを理解し、最適なテクノロジーを選択し、かつ適確に組み合わせてシステム全体を設計する。この一連の作業は、アーキテクトの能力・見識に大きく依存します」
(辺見部長)

「システムインフラを標準化・シンプル化する」という計画は、標準技術に基づく豊富なサーバのラインアップを誇るHPだからこそ実現できたともいえる。

「オープンな世界においてHPにはリーダーであり続けてほしいと思っています。リーダーがトレンドをつくり、その結果が製品としての発展に結びつきます。リーダーとしてのHPに期待しています」
(辺見部長)


Superdome活用のシナリオ

  •  メインフレームをリプレースし、HP Superdomeと.NETで基幹システムを刷新
  •  独立運用性の高いパーティション技術により、HP Superdomeを複数に分割
  •  複数データベースを並行稼動し、次世代を支える統合基幹サーバとして活用
  •  Windows、Linux、HP-UXのマルチOSに対応し、将来の変化にも柔軟に対応

会社概要

大日本印刷株式会社
所在地: 東京都新宿区市谷加賀町1-1-1
代表取締役社長: 北島 義俊
資本金: 1,144億6,476万円
従業員数: 9,159名(DNPグループ連結 34,514名)
設立: 1894年(創業 1876年)
事業内容: ■情報コミュニケーション部門
書籍、辞書、年史、教科書、雑誌、PR誌、電子出版、カタログ、パンフレット、その他
■生活・産業部門
食品・飲料・菓子・日用品・医療品用等包装材、カップ類、プラスチックボトル、ラミネートチューブ、プラスチック成型容器、住宅・家具等の内外装材、その他
■エレクトロニクス部門
シャドウマスク、リードフレーム、フォトマスク、液晶ディスプレイ用カラーフィルタ、プロジェクションテレビ用スクリーン、その他
URL: www.dnp.co.jp

会社概要

株式会社DNP情報システム
所在地: 東京都新宿区市谷左内町21
代表取締役社長: 小槙 達男
資本金: 1億円(大日本印刷株式会社100%出資)
従業員数: 801名
設立: 1998年12月1日
事業内容: 情報システムの企画、設計、開発、保守、運用管理の受託
コンピュータに関するソフトウェアの開発、販売および賃貸
通信ネットワークの開発、販売および賃貸 ほか
URL: www.dnp-is.co.jp

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