おサイフケータイをビジネスインフラに変える“on FeliCa”プラットフォームサービス
運用を支えるのはHP IC-Chip Access Server for FeliCa
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プラットフォーム開発室
室長
山田 広朗 氏 |
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企画部 企画課
マネジャー
中村 裕 氏 |
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街中の小売店。おサイフケータイでものを買う。支払い履歴をディスプレイで確認。「クーポンをGet!」のボタンが現れ、クリックするとケータイのパケット通信網を通じてクーポンが送られてくる。一連の動作の中で、店舗、モバイル、インターネットが苦もなくシームレスにつながっている。
数年前までには考えられなかったこうした光景は、いまや日常の風景に変わりつつある。この変化を実現するインフラが、フェリカネットワークスの運営する“on FeliCa”プラットフォームサービスだ。大手航空会社から量販店、クレジットカード会社、電子マネー事業者まで多くの企業が利用する。
“on FeliCa”プラットフォームサービスは、おサイフケータイを使ってチケット、クーポン、ポイントなどの発行を行う事業者が共通的に利用する、モバイルFeliCa ICチップ内の共通領域の管理運営、及びリモート発行サービス(ホスティングサービス)を提供するプラットフォーム運営事業だ。FeliCa ICチップのライセンス事業と並んで、フェリカネットワークスのビジネスの中核をなす。
先ごろフェリカネットワークスは、このシステムに用いられていたサーバをHP IC-Chip Access Server for FeliCaに切り替えた。フェリカネットワークス企画部企画課の中村裕マネジャーによれば、その理由は「サーバの処理能力と拡張性の向上」である。
「“on FeliCa”プラットフォームサービスにおいては、フェリカのトランザクションはおそらく国内一。そのためサーバの処理能力をさらに高める必要がありました」と中村マネジャーは説明する。
「また今後FeliCaは多業種に広がっていきます。そのためにもサーバは、様々な機能拡張に迅速に応えうるものでなければ」
いま、おサイフケータイの普及台数は、5,000万に届く勢いで伸びている。
第2世代モバイルFeliCa ICチップ搭載の携帯電話に対応するHP IC-Chip Access Server for FeliCaを日本HP と共同開発
HP IC-Chip Access Server for FeliCaの開発を指揮したのはフェリカネットワークス プラットフォーム開発室の山田広朗室長だ。開発には仕様に沿って共同でHP IC-Chip Access Server for FeliCaを作り上げてくれるパートナーが必要だった。
「数社のベンダーに声をかけました」と山田室長は話す。
選定に当たっての評価ポイントは、まずRFP(Request for Proposal)への提案内容。さらに現場の技術力、プロジェクト実行の体制、FeliCaビジネス推進における両社のメリットなどが検討された。
最も重視されたのはFeliCa技術に対する習熟度だ。
「FeliCaには、広範囲の技術が幾重にも絡み合っており、経験のないエンジニアでは習得に1年はかかる」と山田室長は言う。
一方、第2世代モバイルFeliCa ICチップ搭載の携帯電話の製品リリースの日は決まっているので、エンジニアにFeliCa技術を一から学ばせている時間はない。すなわちFeliCaテクノロジーに通じていることが開発パートナーの必要条件なのだった。
これらすべてのチェックポイントを検討し、最後に山田室長が選んだのは日本HPだ。
「要件定義を一緒にやれば、おのずと相手のスキルレベルはわかります」と山田室長は話す。「日本HP のエンジニアはスキルが高く、しかもその仕事ぶりに熱意が感じられました」
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