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ガンホー・オンライン・エンターテイメントが国内最大級のオンラインゲーム基盤をHP CloudSystem Matrixで刷新

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社

導入事例

ガンホー・オンライン・
エンターテイメント株式会社
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「HP CloudSystem Matrix」を導入、仮想化によるサーバー統合で25本のラックを4本に集約し、運用の効率化と大幅なコスト削減を実現

「2010年の時点で運用していたサーバーはトータルで600台弱。ラックは25本にも達していて、サーバーごとに接続されたローカルストレージと併せての運用保守は相当な負担だった」

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
オンライン本部 システム運用部 システムマネージメン課 主任
宮内諭志氏
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
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ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社

目的

アプローチ

主力ゲームタイトル「ラグナロクオンライン」のゲーム配信システムにかかるデータセンターコストの削減と、システム運用管理の効率化。 仮想化によるサーバー統合、共有ストレージ導入により、ビジネスを長期にわたって支える俊敏性・柔軟性の高いシステム基盤の実現を目指した。
旧システムのサーバー群約600台を、最新のブレード サーバー112台による仮想サーバー環境に統合し、ローカルストレージを共有SANストレージに置き換えた。 システム基盤には、統合インフラソリューションを選定。

システムの効果

ビジネスへの効果

HP最新の統合インフラソリューション「HP CloudSystem Matrix」により大規模ゲーム配信システムを刷新
「HP ProLiant BL460c G7」×112ブレードに旧サーバー群(約600台)を統合し、25本のラックを4本に削減
「HP P4000 G2 SANソリューション」を導入しストレージ環境の可用性を向上、iSCSIによる容易な接続性を実現するとともに、障害時の迅速かつ容易な復旧を可能に
「HP バーチャルコネクト」によるI/O仮想化で、2系統のネットワークをシンプルかつセキュアに実現
PC、携帯ゲーム機、スマートフォンなど複数プラット フォーム向けオンラインゲームの迅速な立ち上げと柔軟な変更を可能に
データセンターコスト、運用管理コストおよび消費電力量の大幅な削減
サービス基盤の可用性・耐障害性、運用管理性を向上
様々なシステム/サービス要件に柔軟に対応できるインフラの実現

お客様背景

開始10年目を迎えた主力ゲームタイトルのシステム基盤を刷新

オンラインゲームを軸に幅広いユーザー層に対してデジタル・エンターテインメントを提供するガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社(以下、 ガンホー)。 2002年8月の創業と共にリリースしたPC向けオンラインRPG 「ラグナロクオンライン」は、 登録ユーザーID数が350万を超える日本最大級のゲームタイトルに成長し、オリコンが実施する顧客満足度ランキングにおいて2007年から5年連続で「プレイヤー数の多さ満足度」 部門の第1位を獲得している。

また、 近年では、 スマートフォンの普及に伴い成長・拡大を続けているモバイルコンテンツ市場へも注力。 PC、携帯ゲーム機、 スマートフォンなど幅広いプラットフォーム向けに多彩なゲームタイトルを企画・開発し、 新たなユーザー層からも大きな支持を得ている。

2010年秋、 ガンホーは、 ユーザー数を拡大し続けている主力タイトルのラグナロクオンラインの配信システムの刷新を計画。 およそ600台に及ぶサーバーとローカルストレージを集約・統合する大規模なITプロジェクトを始動させた。 同社が求めるハイレベルな要件を満たす製品として選ばれたのが、統合インフラソリュー ション「HP CloudSystem Matrix」である。


俊敏・柔軟なIT基盤を構築すべく「HP CloudSystem Matrix」を採用


ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 オンライン本部 システム運用部 部長 森田康二氏
ガンホー・オンライン・
エンターテイメント株式会社
オンライン本部
システム運用部
部長
森田康二氏
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 オンライン本部 システム運用部 システムマネージメント課 課長 菊池貴則氏
ガンホー・オンライン・
エンターテイメント株式会社
オンライン本部
システム運用部
システムマネージメント課
課長
菊池貴則氏
ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社 オンライン本部 システム運用部 システムマネージメント課 主任 宮内諭志氏
ガンホー・オンライン・
エンターテイメント株式会社
オンライン本部
システム運用部
システムマネージメント課
主任
宮内諭志氏

ラグナロクオンラインは、膨大な数の登録ユーザーが同時にログインしていても常に小気味よいレスポンスでプレイできる。オンラインでの快適なプレイ環境を支えているのは、大規模なシステム環境、潤沢なITリソースである。

オンラインゲームの安定的な運営に求められるIT環境について、オンライン本部 システム運用部 部長の森田康二氏は次のように説明する。「ラグナロクオンラインのようなPCオンラインゲームでは、リリース時から大規模なシステム環境を用意して、その後増え続けるユーザーに快適なプレイ環境を届けるべく継続的にITリソースを拡張していくことになります。一方、スマートフォンや携帯電話向けゲームの大半は、リリース直後にトラフィックのピークを 迎え、その後必要になるITリソースが徐々に減少していくという特性を持っています」

森田氏によると、前者では個人情報や課金情報を管理することが多いため、自社データセンターにサーバーやストレージを構えて運用するオンプレミスが適し、後者ではITリソースの増減のしやすさからパブリッククラウドを活用するケースが多いという。

主力タイトルである「ラグナロクオンライン」の運営にあたっては、ガンホー最大規模のシステムが構築され、日々のノンストップ運用のために多大なコストと人的リソースが割かれているという。

ガンホーはラグナロクオンラインのユーザー数の拡大や機能拡張に伴って、システム基盤を段階的に拡張してきた。オンライン本部 システム運用部システムマネージメント課 主任の宮内諭志氏によれば「2010年の時点で運用していたサーバーはトータルで600台弱。ラックは25本にも達していて、サーバーごとに接続されたローカルストレージと併せての運用保守は相当な負担だった」という。

「運用管理コストと作業負荷が相当かかっていたことに加えて、従来のブレードサーバー/ストレージはメンテナンス性に難があり、また老朽化も進んでいたこともあり障害発生率が高かったのです。ハードウェアが相当な台数になっていましたので、電力消費量も見過ごせないレベルにまで達していました」(宮内氏)

こうした課題の解決が急務と判断したオンライン本部は、ラグナロクオンラインの配信システムの全面刷新を決意。プロジェクトの推進にあたっては、今後投入する新しいオンラインゲームや、ガンホーの基幹システム等の統合計画も加えられた。

こうした複雑で高度なシステム要件に照らして、オンライン本部は導入製品の検討を重ね、統合インフラソリューション「HP CloudSystem Matrix」の採用を決めた。プロジェクトをリードしたオンライン本部システム運用部システムマネージメント課課長の菊池貴則氏は、次のように説明する。

「600台の旧サーバーを仮想化により統合するための、十分なキャパシティーを備えていることをまず評価しました。また、共有ストレージの耐障害性が高く、ハードディスクなどコンポーネントの障害が発生してもサービス停止を回避できると判断しました」

またガンホーでは、ゲームタイトルの立ち上げや終了、ユーザー数やトラフィックの増減に対して、すばやくかつ簡単にITリソースの提供や再配置を行えるシステム基盤の実現を目指して、仮想化技術などの検証を進めてきた経緯がある。

菊池氏は、「当初、HP CloudSystem MatrixはISP向けというイメージを持っていましたが、統合化・仮想化・自動化されたリソースプールによる効率的な運用管理の仕組みを知る過程で、私たちが求めていたシステムのあるべき姿に近いことがわかりました」と選定の経緯を語る。

さらに森田氏は次のように語る。「私たちが目指す方向性に、HP CloudSystem Matrixのコンセプトがピッタリ合致していました。このソリューションなら、ハードウェアリソース全体の使用効率を高めながら、ビジネスニーズに応じてリソースの構成や配分を柔軟に変えていくことができると確信しました」

600台の旧サーバーを112台に集約したラグナロクオンライン新配信システム
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ソリューション

サーバー600台/ラック25本を112台/4本にまで集約

2010年10月に始動したプロジェクトは、翌年1月からシステム構築に着手し、5月中旬より旧システムから新システムへの切り替えが順次進められた。HP CloudSystem Matrixへの移行は、統合インフラソリューションならではの効率性が発揮されたという。

「中でも、一度行ったセットアップ内容を多数のデバイスに自動展開できるテンプレートプロビジョニングが有効だった」と宮内氏は振り返る。さらに「セットアップ作業の容易さは、予想をはるかに超えるものでした。100台以上のブレードサーバーに対するOSのセットアップは1週間もかからず、新旧システムの切り替えも非常にスムーズでした」と評価する。

7月中旬には全システムの切り替えが完了し、旧システムを構成していた25本のラックおよび600台のサーバー群は、4本のラック内に収められた7台のHP CloudSystem Matrixエンクロージャー、112台のHP ProLiant BL460c G7 に集約された。

旧システムでサーバーごとに搭載されていたストレージも「HP P4000 G2 SANソリューション」に集約された。HP P4000 G2は、仮想サーバー格納用のiSCSI共有ストレージおよびバックアップストレージとしての役割を担う。また、I/O仮想化ソリューション「HPバーチャルコネクト」を活用して、ネットワークをサービス系と内部系の2つに分割し、シンプルかつセキュアなネットワークアクセスを実現している。


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効果と今後の展望

大幅なコスト削減を達成し、次に目指すハイブリッド環境

新しいシステム基盤は、ラグナロクオンラインの安定的なサービス提供を支えている。サーバー統合によって、システムの運用管理にかかる負荷が大幅に軽減されたと共に、問題視されていた障害発生率も極小化された。

「管理対象デバイスが大幅に減ったことで障害の発生自体がきわめて少なくなったうえ、障害発生時の復旧作業も迅速・容易になりました。以前のシステムでは物理的な障害が発生したとき、コールドスタンバイ機を抱えて入れ替え作業に出向かなくてはなりませんでした。新システムでは、管理ツールHP Matrix OEからネットワーク越しに空きのサー バーにプロビジョニングを行って切り替えるだけで済みます」(宮内氏)

そして、何よりHP CloudSystem Matrixの導入効果を如実に表しているのが、データセンター運用コストと電力消費量の劇的な削減である。データセンター運用コストに関しては、ラック1本あたりの月額コ ストを20万円とした場合、25本のラックで構成さ れていた旧システムの向こう5年間の運用コストは3億円となる。これが、HP CloudSystem Matrixによってラックが4本に集約されたことで、5年間の運用コストは4,800万円となり、2億5,200万円のコスト削減(約84%削減)が図られた計算になる。森田氏は、HP CloudSystem Matrixが顕著な投資対効果をもたらしたことを高く評価する。

「トータルのITコストを大きく引き下げることができました。また、システム構築を行った2011年夏は節電が必須でしたので、政府が事業者の目標値として示した25%の節電にも十二分に貢献できたと思っています」(森田氏)

主力ゲームタイトルの大規模なシステム刷新プロジェクトを完遂し、ガンホーのビジネスを長期にわたって支えるIT基盤とその構築/運用管理スタイルの標準がここに確立された。並行して進められてきた基幹システム移行も、HP CloudSystem Matrixによるインフラ上に統合された。

ガンホーがその先に見据えるのは、オンプレミス、プライベート・クラウド、パブリッククラウドの各形態を融合したハイブリッド環境の実現である。森田氏が今後の展望を次のように語って締めくくった。

「今後投入する多様なゲームタイトル、様々な新規事業の要件に迅速に応えていくうえで、IT基盤は必然的にハイブリッド環境に発展していくと考えています。その際には、HP CloudSystem Matrixが文字どおりの『クラウドアプライアンス』として本領を発揮することになるはずです」


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ソリューション概略

HPハードウェア
HP CloudSystem Matrix
HP ProLiant BL460c G7
HP P4000 G2 SAN ソリューション
HPソフトウェア
HP Matrix OE
VMware ESXi

会社概要

ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社
所在地: 東京都千代田区丸の内3丁目8番1号 住友不動産丸の内ビル
代表取締役社長CEO: 森下 一喜
URL: http://www.gungho.co.jp/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: エンターテインメント
サービス: HP CloudSystem MatrixHP ProLiant BL460c G7HP P4000 G2 SANソリューション
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