情報システム部門の負荷低減を目指す
IIJグローバルソリューションズの前身は、IBMグローバルネットワーク、そしてAT&Tグローバル・サービス
(AT&Tジャパン)である。2010年9月にIIJグループ傘下に加わり、社員のおよそ2/3が移籍する形でIIJグローバルソリューションズとして発足した。現在、情報システム部門の数名が、少数精鋭で社内のITインフラ全般の運用管理を担当しているという。
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株式会社IIJグローバル
ソリューションズ
カスタマー・サービス本部
ビジネスシステム・サポート
部長
伊藤通洋氏 |
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「従来から、重要な業務データについてはファイル
サーバーを設置してバックアップデータを管理してきました。しかし、操作ミスやクライアントPCの不具合などにより消えてしまった業務データの復旧作業まで、情報システム部門の仕事になってしまうとさすがに手に負えません」と語るのは、ビジネスシステム・サポート部長の伊藤通洋氏。
「ファイルサーバーにはさまざまなメリットがありますが、データ管理をそこに一本化してしまうのは難しい。弊社では標準クライアントとしてノートPCを採用しており、時に外に持ち歩き、オフラインで業務を遂行するケースも多いのです。その時に、ローカルでも
データを安全にバックアップし、必要に応じて復元までが可能な仕組みが必要と判断しました」(西塔氏)
このようにしてデータバックアップシステムの方針が決められ、情報システム部門に負荷をかけず、ユー
ザーサイドでデータの復旧ができること。また、バックエンドのサーバーとは別に、クライアントPC単体でもローカルで安全にデータがバックアップされ復元が可能なこと。その2つを柱に、ソリューション導入に踏み切ることとなった。
HP独自の製品機能を高く評価
IIJグローバルソリューションズがこれらの要件を満たすデータバックアップ製品を選定し、実際に検証した結果、採用されたのが「HP Data Protector for PCs 7.0」だ。製品選定に関わったビジネスシステム・サポートの担当課長である今荘智広氏は次のように話す。
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株式会社IIJグローバル
ソリューションズ
カスタマー・サービス本部
ビジネスシステム・サポート
担当課長
今荘 智広氏 |
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「決め手になったのは、ユーザーに意識させないデータバックアップ、ユーザー自身による迅速な復旧を可能にする機能の優位性です。HP Data Protector for PCs 7.0はその点で、我々の要求を完全に満たしていました」
「HP Data Protector for PCs 7.0」のシステム構成要素は、バックアップポリシーを管理するポリシーサー
バー、データボルトと呼ばれるファイルサーバー、
バックアップ対象となるクライアントPCの3点と実にシンプルだ。
HP Data Protector for PCs 7.0では、一般的なバック
アップソリューションが採用するスケジュールバック
アップは行わない。対象となるファイルは継続的に変更差分がローカルリポジトリに保存され、開いているファイルについても定期的にスナップショットを生成し保存する。これによりクライアントPCの負荷を最小限にしている。
この時にクライアントPCがオンラインの状態であれば、自動的に変更差分のみがデータボルトに転送される。ユーザーがオンライン/オフラインを意識せずとも、確実にデータはバックアップされるのだ。もち
ろん、バックアップされたデータは暗号化・圧縮化されてデータボルトに格納されるためセキュリティも確保される。
「万一、重要なデータを削除・消去してしまったときも、マウス右クリックでファイル履歴から復元することができます。ユーザー自身で操作を行え、迅速に復旧できることがポイントです」(今荘氏)
さらに、バックアップシステム自体の運用負荷の低さにも着目したという。具体的には「バックアップポリ
シー管理の容易さ」である。今荘氏とともに製品の検証を担当したビジネスシステム・サポートの三浦博文氏は次のように話す。
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株式会社IIJグローバル
ソリューションズ
カスタマー・サービス本部
ビジネスシステム・サポート
三浦 博文氏 |
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「バックアップポリシーをクライアントPCそのものではなく、ユーザーアカウント(Active Directoryのグループ)と紐づけて管理できるのは、HP Data Protector for PCs 7.0だけでした。弊社のように複数拠点で運用し、拠点ごとにデータボルトを設置するという場合、ユーザーがどこにいるのかさえ把握できれば、拠点ごとのポリシーが適用できる。つまり、Active Directory上の操作だけでポリシーも変更できるわけです。グループ変更は自動化することも可能なため、スタッフの異動に伴うポリシー変更の漏れも確実に回避できます」
さらに、西塔氏は経営的な観点からもHPを選んだ意義は大きいと語る。
「まず、HP Data Protector for PCs 7.0は競合製品と比較してコストメリットが圧倒的でした。さらに、弊社は中国に現地法人を立ち上げ、タイ・バンコクにブランチを開設するなど積極的な海外展開を進めています。その時に、グローバルできちんとサポートしていただける製品を選ぶということも動機として大きかったですね」
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