統計数理研究所は1944年に設立以来、日本で唯一の統計科学専門の研究所として、現代社会におけるデータ解析の要請に応えてきた。予測と知識発見、不確実性のモデリングとリスクの解析、データの設計と調査、計算推論、基礎数理、統計資源などに関する方法や理論の研究開発を推進している。中でも、実用性と汎用性の両方を兼ね備えた統計モデル選択のための規準「Akaike Information Criterion(AIC)」は、20世紀最後の偉大な成果と言われ統計モデルを用いるさまざまな分野で使われている。その功績により、AIC提唱者である統計数理研究所の赤池弘次名誉教授は、2006年の京都賞(稲盛財団)を受賞している。