ブロードバンドの普及に伴い急速に増大する子供のユーザー
ブロードバンド・ネットワークが普及すると共に、インターネットのユーザー層にも大きな変化が起こり始めている。以前は20〜30代の男性ユーザーが圧倒的に多かったが、最近では家族ぐるみでインターネットを使うケースが増えているのだ。ブロードバンド回線を家庭内LANに接続し、複数のパソコンで利用するといった使い方も、現在ではすでに珍しいものではない。当然ながら家庭内におけるインターネット・ユーザーも、大人だけではなく子供にまで広がりつつある。
子供によるインターネット活用は、学校においても活発化している。文部科学省がまとめた2002年3月末時点での情報教育の実態調査によれば、すでに小学校の97.2%がインターネットに接続されており、中学校ではその数字が99.2%に達しているという。すでにほぼ全ての学校がインターネットに接続されているといってもいい状況なのだ。1校あたりのコンピュータ設置台数も、小学校が20.7台、中学校が38.7台となっており、いずれも前年に比べて増大している。インターネットに接続されたコンピュータを情報教育の教材として活用する学校も少なくない。
このような状況の中でニーズが高まりつつあるのが、子供向けコンテンツの充実である。教育用コンテンツの整備はもちろんのこと、子供に興味を持って接してもらえるコンテンツをいかに増やしていくかは、情報リテラシーを身につけた次世代の人材を育てる上で、重要な意味を持つ。これまでインターネット上のコンテンツといえば、大人向けのものが圧倒的に多かった。しかしこれからは、子供が楽しめるコンテンツをどれだけ用意できるかが、家庭内ユーザーのアテンションを引きつける重要な要素になるはずだ。
このようなニーズに応えるコンテンツとして登場したのが、『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!あそんでどれみ♪』である。これは3〜8歳の女児を中心に爆発的な人気を誇る人気TVアニメーション『おジャ魔女どれみドッカ〜ン!』のキャラクターを使用した、ブロードバンド向けの有料エデュテイメント。ブロードバンドエンターテイメントに積極的に力を入れている東映アニメーションが企画制作、メディアシークがサービス運営を担当し、月額300円で2002年7月から配信が開始されたのである。
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