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その結果、2004年5月、HPが採用される。HPが提案した最新のItanium2をベースにしたマルチプラットフォーム・システム上で、SAP
R/3をビッグバン導入するという大きなチャレンジの始まりだった。
「Itanium2 のパフォーマンスの高さ、論理設計の確かさ、そしてRFPより一歩踏み込んだ提案を評価しました」(西澤氏)
「HPを選択した要因は、データベースとして業界標準であるOracleを提案したこと、Itanium2とHP Integrityサーバのパフォーマンスの高さを評価。また、OSの基盤技術、グローバルサポート体制、そしてHP-UXサーバとWindowsサーバを組み合わせることでビジネス変動に柔軟に対応できるハードウェア構成だった点です。小さなものを組み合わせることで、スケールアップとスケールアウトの対応が可能な点も評価しました」(益田氏)
変化の激しい半導体ビジネスだけに、システムにも柔軟な対応が不可欠となる。それが、HP-UXサーバとWindowsサーバを組み合わせることでスケーラビリティを確保。ただ、Itanium2+SAP
R/3のビッグバン導入という基幹システムだけに、大いなるチャレンジであることに間違いはない。
「Itanium2は最先端であり、ちょっと心配でした。関連パッケージ製品が揃うのにも時間がかかるのではないかと思ったからです。しかし、世界と戦えるシステムをいち早く構築するということでチャレンジしたわけです。導入を開始してわかったことですが、この心配は杞憂でした」(野村氏)
現在、各ベンダーと共同開発テストを行っており、年末にかけて検証を行った後エージングを行い、2005年5月には一部の機能をカットオーバーする。そして、10月には受発注、資材管理、生産計画など基幹システムのほとんどが稼動する予定だ。 |