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26台のサーバを7ブレードに集約。“ブレード+仮想化”が実現した新旧サーバの効率的な統合。

豊田合成株式会社

導入事例

豊田合成株式会社
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高分子系自動車部品・オプトエレクトロニクス製品に強みを持つシステムメーカーとして、16カ国/地域44拠点にグローバル展開する豊田合成が、〈第3世代〉ブレードHP BladeSystem c-ClassとVMwareを採用してサーバ統合に取り組んでいる。第1フェーズとして、ファイルサーバを中心に26台のサーバを7ブレードに集約。異なる世代、異なるOSのサーバ環境を最新のプラットフォームへ移行するとともに、管理効率を大幅に高めることにも成功した。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
PDF(202KB)
TOYODA GOSEI

目的

アプローチ

140台を超えるサーバを100台以下に集約し管理を効率化
ビジネスプロセス単位でのシステムの可用性向上
統合されたファイルサービスの実現
OSサポート、ハードウェアサポートの切れたサーバの移行
大量データの高速・高信頼なバックアップ
アセスメント実施による効果的なサーバ統合
仮想化ソフトウェアVMwareによるサーバ統合
VMwareと親和性の高いHP BladeSystemを採用
Consolidated Backupによる仮想サーバ環境の一括バックアップ

システムの効果

ビジネスへの効果

第1フェーズとして26台のサーバを7サーバブレードに集約
Windows NT 4.0など旧OS環境を仮想サーバ環境へ移行
仮想サーバ環境の統合的かつ効率的な運用管理
新規サービスの簡単・スピーディな立ち上げ
ハードウェアとソフトウェアのライフサイクルのアンマッチを解消
次世代ITインフラストラクチャへの着実なステップ

お客様背景

グローバル戦略の加速とITインフラ標準化という課題

豊田合成株式会社 経営企画部 副部長 技術管理部 主査(兼) 坂東隆三氏
豊田合成株式会社
経営企画部 副部長
技術管理部 主査(兼)
坂東隆三氏
豊田合成株式会社 経営企画部 IT企画室 GL 伴秀人氏
豊田合成株式会社
経営企画部 IT企画室
GL 伴秀人氏
豊田合成は、高分子系自動車部品のシステムメーカーとして16カ国/地域44拠点にグローバル展開している。また、世界で初めて開発に成功した青色LEDに代表されるオプトエレクトロニクス事業を第2の事業の柱として育成。世界シェアNo.1を争う多彩な製品群が強みだ。

「私たちの主力製品であるインパネやエアバッグなどは、自動車ボディーとの適合技術が非常に重要です。自動車メーカーの世界最適調達に応えるためにグローバル展開を進めており、海外の生産拠点は北米からアジア、欧州に及んでいます」(豊田合成 経営企画部 副部長 坂東隆三氏)

豊田合成の海外進出は1986年に始まった。その基本戦略は、国内で確立した技術やノウハウを、現地化を基本に展開するというものだ。坂東氏は続ける。

「世界拠点が拡大する中、グローバルマネジメントの重要性はますます高まっていくでしょう。世界同一品質を確保していくためには“スタンダード”の確立が何より大事です。中でも、ITインフラストラクチャの共通化・標準化は大きなテーマになっています」

ITインフラの共通化・標準化への取り組みは、すでに全社で始まっている。2006年6月にスタートした“サーバ統合プロジェクト”もその一環だ。プロジェクトでは、まず全社的なアセスメントを実施。アプリケーションをビジネスプロセスごとにグループ化し、アプリケーションを稼動させるサーバが要求される性能・信頼性を“ハードウェアを含むシステムとして”満たしているか調べ上げた。

「アプリケーションやファイル共有の環境が、事業部や部門ごとに構築されている問題がまずありました。IT企画室として、システム標準化の推進、システム稼働率の均質化、システム故障率の低減を目標に掲げ、問題を抜本的に解決することを目指しました」(IT企画室 GL 伴秀人氏)

システム安定稼動のための基準を満たしていないと評価したサーバに対し、「負荷の低いサーバについては仮想化技術で統合」、「負荷の高いサーバについてはブレードサーバで物理統合」することを決定した。伴氏は、サーバ統合のポイントとして“セキュリティ”“リスク管理”“情報管理”の3つを挙げる。

「本社IT企画室が管理するサーバが140台を超えていました。サーバルームの外で運用されているサーバもあり、セキュリティ面で問題があったのです。しかもIT企画室が管理する大型ストレージと、ユーザ部門の安価なディスク装置ではコスト・品質とも大きな開きがあります。これらの問題を解決しつつ、2007年度中にサーバを100台以下にまで削減する計画です」

第1フェーズで統合の対象となったのは、ファイルサーバを中心に、イントラサーバ、FTPサーバ、ウィルスチェック用サーバなど26台。第2フェーズ以降では、アプリケーション系・データベース系サーバも統合される予定だ。

「140台を超えるサーバを3〜4人体制で管理してきました。管理負荷の増大もさることながら、新旧あるサーバのうち古いものにはOSやハードウェアのサポートが切れていたり、リースアウトが迫っているものもありました。これは大きなリスクです。データバックアップ、つまり情報管理の体制も万全だったとは言えません。日常の使用に大きな支障がなかったので使い続けてきた経緯もあるのですが、こうした状況には一日も早く終止符を打たなければならなかったのです」(伴氏)

物理サーバの数が増えると、リース費用や保守費用など“目に見えるコスト”が増大するだけでなく、トラブル発生時の対応やそれに伴うビジネス機会の喪失など“目に見えないコスト”も増大する。予防保守の観点から、統合されたバックアップ環境の整備も含めた解決が急がれていた。

「大容量データのバックアップを限られた時間内で確実に完了させる、高信頼なバックアップ・システムも不可欠でした」(伴氏)

豊田合成が着目したのはサーバ仮想化テクノロジー、それを稼動させるプラットフォームとしてのHP BladeSystemだった。

システム概要図
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ソリューション

HP BladeSystem+VMwareによる仮想技術を利用した統合環境へ

豊田合成株式会社 経営企画部 IT企画室 GL 松村晃氏
豊田合成株式会社
経営企画部 IT企画室
GL 松村晃氏
豊田合成株式会社 経営企画部 IT企画室 溝口賢一氏
豊田合成株式会社
経営企画部 IT企画室
溝口賢一氏
豊田合成がサーバ統合に着手したのは、2006年6月のことだ。実施に際しては、日本HPのアセスメントサービスを活用した。本プロジェクトをリードした溝口氏は語る。

「まず現状の課題を整理し、HPとともに統合方針と達成目標を設定しました。ここでのポイントは、ファイルサーバを集約して“統合ファイルサービス”としてユーザの利便性を向上させ、かつ運用管理を標準化・効率化すること。もうひとつは、サポートの切れたハードウェアの移行です。第1フェーズとして、これを2007年3月までに完了させることを確認しました」

140台を超えるサーバの機種・用途・リース情報などを洗い出し、統合の対象となるサーバを確定。用途ごとにグループ分けし、HPとともに統合後のシステム構成を描いていった。溝口氏は続ける。

「本プロジェクトでサーバ統合実現の決め手になったのが、HP BladeSystemとVMwareによる仮想サーバ環境でした。ブレード型サーバとサーバ仮想化テクノロジーを活用することで、複数のファイルサーバを効率的に集約できるとともに、サポートの切れたハードウェアから移行して、かつ次世代のITインフラを実現できることを確信しました。HP BladeSystem c-Classについては、インテルの最新プロセッサを搭載可能なこと、VMware Infrastructure 3.0に他社に先駆けて対応していたこと、エンクロージャが先進的だったことを評価しました」

サーバ統合の具体的なモデルを紹介しよう。HP BladeSystem c-Classに搭載されたサーバブレード「HP ProLiant BL460c」上に、VMware ESX Serverによって複数の“仮想サーバ”を構築。OSやハードウェアのサポートが切れたシステムを中心に、比較的負荷の低いサーバを4〜5システム単位で集約した。ある物理サーバの負荷が上昇したときに他の物理サーバへ“仮想サーバ”を移動させたり、高負荷のシステムには1サーバブレードを占有させるような運用も可能だ。

また、VMwareが提供するConsolidated Backup(VCB)を活用して、SANストレージ内で各仮想サーバの仮想ディスクをオンラインバックアップする仕組みを取り入れた。

「すべてのシステム環境は、実稼動中のものでした。作業に着手したのは2007年1月。実質的に土日だけを使って、4月中に第1フェーズ26サーバの移行を完了させました。アセスメントから始まって、サーバ統合の計画・システムデザイン、移行作業に至るまで、HPにはトータルにサポートしてもらいました。HPの移行ツールを活用することで、作業時間も大幅に削減できたはずです」

HPでは、仮想サーバ環境を効率的に管理するための「HP ProLiant Essentials Virtual Machine Management Pack(VMM)」と、物理サーバから仮想サーバ環境への移行ツール「Server Migration Pack(SMP)」を提供している。これらは、HPのサーバ監視ツール「HP Systems Insight Manager(SIM)」から統合的に活用することができる。

「ITサービス環境としては問題なく稼動しているシステムでも、OSやハードウェアのサポートが終了してしまっているケースがいくつもありました。もし部品が壊れてしまったら、その後の稼動が保証できないような環境です。“仮想サーバ環境”は、数年前に構築した旧世代OSのシステムでも最新のサーバ環境にそのまま移行できます。つまり、ハードウェアとソフトウェアのライフサイクルのアンマッチを解消してくれる技術、と言うこともできるでしょう」(IT企画室 GL 松村晃氏)


効果と今後の展望

次世代ITインフラストラクチャへの着実な布石

ファイル共有環境においても、“統合ファイルサービス”という新しい基盤が確立された。

「IT企画室が管理するファイルサーバの移行は、ほぼ完了しました。事業部門内に残っている小規模なサーバも、順次このファイルサービスへの移行を進めていきます。また、仮想化されたブレードサーバ環境では、新しいシステムを非常に簡単・スピーディに立ち上げることができるようになりました。これまで、物理サーバを調達して手作業で構築してきたプロセスとは比較になりません」(溝口氏)

豊田合成では、“ITインフラの共通化・標準化”をキーワードに次世代ITインフラストラクチャの実現に取り組んでいる。

「ユーザにサービスを提供するITインフラ、つまり“ITインフラストラクチャ・サービス”の実現が大きな目標になります。この統合された基盤では、情報セキュリティ、内部統制といった課題も解決していきます。また、トラブルの発生から解決までを想定した運用設計を行い、積極的に自分たちの運用ノウハウを蓄積していきたいと考えています。そして次のステップでは、日本で確立したこの“スタンダード”を海外拠点へと展開していくことになるでしょう」(坂東氏)

グローバルに活躍する豊田合成をITパートナーとして支えていくことは、グローバルで製品・サービス・サポートを提供できるHPの使命でもある。


会社概要

豊田合成株式会社
所在地: 愛知県西春日井郡春日町大字落合字長畑1番地
代表取締役社長: 松浦剛
資本金: 280億円(2007年3月末)
売上高: 3,563億円(2007年3月末)
従業員数: 5,552名(2007年3月末)
設立: 1949年6月15日
URL: www.toyoda-gosei.co.jp このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 製造
  ITコンソリデーション仮想化HP BladeSystem c-ClassHP ProLiant BL460c
  VMware Infrastructure3Windows

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