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世界で初めてボックス型スイッチのバーチャル化で
グリーンな10Gバックボーンを構築

電気通信大学

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スループットが向上すると同時に消費電力も1/10に低減

武蔵野の面影を残す調布市の一角に位置する電気通信大学。「万人のための先端科学技術の教育研究」「自ら情報発信する国際的研究者・技術者の育成」、そして「時代を切り拓く科学技術に関する創造活動・社会との連携」という3つのミッションに基づいた教育研究を展開し、その成果は世界的レベルの研究者の輩出、国公立大学の中でもトップクラスの就職率維持となって現れています。2010年2月、世界で初めてHPのボックス型スイッチのバーチャル化によるグリーンな10Gバックボーンを構築。スループットが向上し、消費電力が1/10に低減するなどの効果を上げています。
お客様背景
ソリューション
効果と今後の展望
会社概要
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導入背景

都道を挟んで東西に分かれた3台のルータを統合・リプレース

課題

全ての教育研究棟を10Gで結ぶためにボックス型スイッチを採用
世界初のボックス型スイッチによる10Gバックボーンを構築
4台のスイッチを1台のバーチャルスイッチとして運用負荷を軽減
停電時の非常用電源でも全てのネットワークサービスを提供

導入効果

スループット向上と運用負荷軽減に加えて消費電力を1/10に低減
東西に分かれた全教育研究棟に10Gバックボーン回線を敷設
スループット向上と同時に運用負荷を軽減
消費電力が1/10に低減し24時間365日のサービス提供が可能


お客様背景

都道を挟んで東西に分かれた3台のルータを統合・リプレース
国立大学法人 電気通信大学 情報基盤センター 准教授 工学博士 高田 昌之氏
国立大学法人 電気通信大学
情報基盤センター
准教授 工学博士
高田 昌之氏

2006年に構築された電気通信大学のバックボーンは、3台のシャーシ型ルータによって、都道を挟んで東と西に分かれた教育研究用の32棟を結んでいました。1台のルータは日本全国の大学・研究機関等を結ぶSINET(学術情報ネットワーク)に接続され、そこから東地区と西地区に設置されたルータにそれぞれ1G 2回線で結び、さらに東西ルータ間を10G 2回線で相互接続し冗長化されたトライアングル構成となっていたのです。

当時はパフォーマンスが高かったものの、最近のトラフィック増加に応じて、「ルータと建屋間は、老朽化のため故障で停止したり1Gのためスループットも低下していました」と、情報基盤センター 准教授 高田 昌之氏は問題点を指摘します。また、「ルータの冗長化はメンテナンスが面倒なので1台に、そして2011年4月には10G対応のSINET4が導入されますので、ルータと32の教育研究棟を結ぶバックボーンも10Gにしたいと考えていました」と、情報基盤センター 准教授 土屋 英亮氏はリプレースの背景を話します。



ソリューション

全ての教育研究棟を10Gで結ぶためにボックス型スイッチを採用
国立大学法人 電気通信大学 情報基盤センター 准教授 博士(工学) 土屋 英亮氏
国立大学法人 電気通信大学
情報基盤センター
准教授 博士(工学)
土屋 英亮氏

ネットワークの刷新においては、東西に分かれて冗長化された3台のルータから、ハイコストパフォーマンスでかつ可用性の高い10Gバックボーンに移行することがポイントでした。ルータのリプレースに当たっては、2008年から仕様策定委員会で次回のリニューアルまで、十分な性能を発揮できるよう細部にわたる技術仕様を検討。2009年6月RFPを出し9月に開札された結果、HPのスイッチが採用されました。

「一つでも多くの建屋に10Gを引くために、コストのかかるシャーシ型ルータの冗長構成ではなく、スループットも確保できるボックス型スイッチで対応することを考えました。また、メンテナンスの容易さを考えて複数のスイッチを1台として使えるバーチャルスイッチにすることにしました。さらに、全ての教育研究棟に入るファイバーを地下に集めてシングルモードで伸ばすことにしました」(土屋氏)

「10Gのバックボーンを支えるためには、実績のある信頼性が高いスイッチでないとできません。私たちの細かな技術仕様をクリアしたのがH3Cのスイッチだったのです。また、消費電力が低い点も評価できました。停電時の非常用発電機でもサービスを継続できるからです」(高田氏)

仮想化技術IRFにより、4台のスイッチを1台のスイッチとして運用

情報基盤センターが入る総合研究棟の4階と地下1階にボックス型スイッチ「HP A5820X」を各2台設置。HPの仮想化技術であるIRFを用い、4台を仮想化して1台のバーチャルスイッチとして運用しています。しかも、4階と地下のスイッチ間はパラレルなリング構成にして20Gの帯域を確保することでかなりの余裕を持たせています。また、スイッチから東西に分かれた全ての教育研究棟を10Gで結ぶことで十分なスループットを確保し、今後の教育研究ニーズにも十分応えられるようにしています。

バーチャル化

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効果と今後の展望

スループット向上と運用負荷軽減に加えて消費電力を1/10に低減

2010年2月末、電気通信大学のバックボーンは、ユーザが誰一人気づくことなくHPのスイッチに移行しました。4台のスイッチをバーチャル化することによって十分な可用性とスループットを実現。今後数年間にわたって電気通信大学の教育研究を支えるバックボーンが整いました。

「日本で初めて全ての教育研究棟まで10Gの物理線を引くことができ、研究室一人ひとりのPCまで10Gでつながる環境が整いました。また、バーチャル化によって運用負荷も大幅に軽減しました。スイッチの故障率から見て今後4年間は問題ないと期待しています」(土屋氏)

「限られた予算の中で10Gバックボーンができたと満足しています。また、4階と地下のスイッチをパラレルでリング構成することで20Gの帯域となり十分なスループットを確保できました。さらに、今まで3台のルータで10KWだった消費電力が、4台のスイッチで1KWと実に1/10に減少し、グリーンなバックボーンになりました」(高田氏)

時代の要請にマッチしたグリーンな10Gバックボーンは、これから電気通信大学の教育・研究ニーズに合ったサービスの提供も可能になりました。例えば、スピードが速くなったおかげで、学内クラウドを構築することができるようになり、それに付随しサービスが検討されています。

「学生に20GBのオープンストレージを提供したり、研究者にはCPUなどのリソースサービスを提供することが可能になりました。また、今後は、学外からも学内のリソースを利用できるようにしたいと思います」(土屋氏)

「停電時にも非常用電源によって、全てのサービスが24時間365日提供可能になり、データセンターとしての役割を果たすことができるようになりました」(高田氏)



会社概要

電気通信大学
所在地: 〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘1-5-1
学長: 梶谷 誠
学生数: 5,619名(2010年5月1日現在)
業種: 教育・研究機関
URL: http://www.uec.ac.jp/このリンクをクリックすると、HP社外へリンクします。

事例キーワード

業種: 教育・研究機関
  HP ネットワーク


  本ページに掲載されているHPの記載は、2010年4月にHPにより買収された3Com、H3C、TippingPoint、またその製品を示し、またHP製品に置き換えています。またこの記載内容は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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