| 計算能力は約20倍を実現しレスポンスを大幅に向上
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UFJIS株式会社
資金証券システム部
稲波勝彦 氏 |
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クロック数でいえば、従来のUNIX機は750MHzだったものが、ブレードサーバでは、3.2GHz、1CPU当たりで約4倍速となった。さらに、アプリケーションのロジックを変更し、現行の処理を5分割して並列処理により計算させることで約5倍の性能アップとなり、計算能力は約20倍を実現、レスポンスが非常によくなった。
例えば、従来は市場リスクの計算に2〜3時間掛かっていたものが20〜30分。20〜30分だったものが、数分で終わるようになった。導入後の評価でも、ユーザー部門からは非常に「計算能力が早くなった」と喜ばれている。さらに、稼動状況も安定しており、運用負担の増加もない。今後、より高い要求が出てくることが考えられるが、これらの要求にも柔軟に対応できる基盤を構築できたと考えている。
データ量や取引量が飛躍的に増加しても、ブレードサーバの増加と処理の分割数のパラメータ変更だけで対応できるとわかったことから、開発や運用が容易になった。ブレードサーバの応用の範囲としても、複雑な計算処理を必要とする金融工学分野のシステムには適しており評価でき、この分野における基盤に活用することは最適と考えている。
また、Linuxが今後グリッド・コンピューティングなどをはじめ、さらに新しい技術に取り組むことでシステムの活用範囲が広がることに期待している。
最後に、今回パートナーとなった日本HPについて、ブレードLinuxサーバという新しい技術を提案してくれただけでなく、短期間で様々な対応が必要だった案件に対し、営業・SEが一丸となって大変な努力をしていただいたことに感謝している。日本HPがアプリケーションなどの稼動・検証作業として提供しているコンピテンスセンターで十分な検証作業を実施することで喜怒哀楽をともにできたことも、この新システム構築の中でも一つのトピックスになった。
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