| SAP ERPへのバージョンアップにもHP LoadRunner softwareを積極的に活用
SAP R/3導入にあたっては、ハイパフォーマンスなハードウェアを投入することで障害を防ぐという選択もあったのではないだろうか。 「我々は、ハードウェアに頼ることはできるだけしたくないんです。それは最後の手段にとっておきたい。初めからハイエンドなハードウェアを使うと、もう次に打てる手がなくなってしまう。だからこそ、パフォーマンステストをしっかりと行うことが重要なのです」と、太田氏は力を込める。
HP LoadRunner softwareを用いて徹底したパフォーマンステストを実施することで、サーバやストレージなどの運用プラットフォームの最適なサイジングが可能となり、その結果としてハードウェアの導入コストや運用コストを大幅に削減できたわけだ。
「カットオーバー後に起こる、パフォーマンスによる障害の発生率がぐっと下がりましたね」(太田氏)
ヤマハでは、こうした成果ならびに5年間にわたって培ってきたパフォーマンステストのノウハウを、今後控えているSAP R/3からSAP ERPへのバージョンアップにともなうITインフラのキャパシティプランニングやサイジングにも応用していくという。例えば、64ビット化およびUnicode環境への対応、データベースのアップグレード、アドオン稼動検証などに、HP LoadRunner softwareを活用していく予定だ。
HP LoadRunner softwareの導入をサポートしてきたアシストの中日本支社営業部の釋迦堂亨氏も、「ヤマハ様へHP LoadRunner software を提案させて頂くにあたって、アシストではPOC(Proof Of Concept)と呼ぶ動作確認を通じて、SAP固有の初期設定やスクリプト作成方法の調査を繰り返し行ってきました。このPOC時に蓄積したノウハウが、現在のヤマハ様のサポートにも活用されており、今後もヤマハ様の高度な要求に応えるべく、緊密かつスピーディな連携を図っていきます」と、積極的にサポートしていく意向を示す。
終わることのない改善と刷新を繰り返しながら進化していくヤマハの基幹業務システムにおいて、HP LoadRunner softwareはますます重要度を高めているのである。
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