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HP Technology at Work > バックナンバー > 11月号> ITマネジメントを変える「ブレード型サーバ」の実力

【LECTURE2】
ブレードの開発思想

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ブレードはどんな開発思想から生まれたか?

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図02
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山中 ここにいる皆さんはすでにご存知だと思いますが、そもそも「ブレードとは何か?」ということを簡単にご説明しておきます。ブレード型サーバとは、簡潔に言うと「ブレード(刀身)と呼ばれるサーバモジュールを、エンクロージャ(筺体)に複数台装着できるタイプのサーバ」のこと。設置スペースを最小限にできるのが一つの特徴ですが、最近の注目点は、ブレードが「サーバ管理を非常に簡単にする」ことや「リソースマネージメントを容易にする」という部分になってきていますね。

こうしたメリットは、HPのブレードの開発思想と一致するもので、もともとお客様の声として聞こえてきた要望でもありました。たとえば、サーバが故障すると、そのサーバを修復する作業は非常に時間と手間がかかります。これを切れた電球を交換するような感覚で「故障サーバを抜いて新サーバと取り替えるだけで修復完了」できるシステムはないだろうか、と。そして、ビジネスのニーズは常に変化しますから「要求にあわせて、サーバを自在に振り分けられないだろうか」というわけです。

後者のリソースマネージメントの話は「バス会社の新規路線計画」を例にするとわかりやすいと思います(図02)。まずバス会社は、新規路線でどれくらいの乗客が見込めるかをベースにバスの大きさを選びます。乗客数が予想よりかなり多いと、車内は混雑し顧客満足度が低くなりますし、逆に予想よりもかなり少ないと、過剰投資となり、その後もムダなランニングコストを払うことになります。つまりこのバス会社が顧客満足度を維持しながら、ムダを無くすには「自由に大きさが変えられるバス」があればいいわけですね。「伸び縮みするバス」はなかなか無理な話でしょうが‥‥。

この考え方をITシステムについて実現できるのがブレードなのです。日本の企業ではどちらかといえば、これまでシステムの過剰投資で、CPUの稼働率が計画して行ったサイジングに伴っていないケースも少なくなかったように思います。またそれが「このシステムがあるからこういうビジネスを」という流れでITの仕事を考える要因にもなり、多くのムダを生んでしまったのだと思います。しかしブレードの導入で「システムがその時々の状況で自由に変えられる」なら、これからは「こういうことをやるべきだからそのためのシステムを」という発想ができるのです。交換や変更が極めて容易にできるブレードは、HPが旗印としている「アダプティブ・エンタープライズ」の思想を具現化した製品の一つであり、これからのビジネスのあり方に非常に合致する性質を持ったツールだと言えるのです。

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【LECTURE1】サーバの現状とこれから
【LECTURE2】ブレードの開発思想
【LECTURE3】HPのブレードの種類と特徴
【LECTURE4】ブレードの遠隔操作について
【LECTURE5】「OSインストール」がわずか10分で
【LECTURE6】ブレードで行う「変更」
【LECTURE7】ブレードで行う「故障対応」「自動増設」
【LECTURE8】ブレードがもたらすメリット
【LECTURE9】導入説得のポイント
【アンケート】ブレードについての質問募集

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