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インフォマニア化を防ぐために心がけたいこと

掲載記事についてさらに詳しくは(英語サイト)

  Info-Mania
「インフォマニア」という言葉をご存知ですか?それは「時間を問わず、常に電子メールやテキストメッセージのチェックをしなければ気がすまない」という、中毒のような症状のこと。ところが、こうした行動様式が人間のIQに大きな影響を与えているというショッキングな事実が、英国の心理学者の実験で明らかになりました。それを防ぐには、どんな心がけが必要なのでしょうか。まずはテストで、あなたの「インフォマニア度」をチェック!インフォマニア化しないための対応策もお教えします。

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インフォマニアとは?

会議中や仕事のオフタイムにも、常に電子メールや携帯電話のチェックをしなければ気が済まない……そんな「インフォマニア(Info-Mania)」が、今、世界的に急増していると言われますが、英国HPの調査によると、調査対象となった英国人の62%もの人に、この傾向があることが判明。約半数の人が「メール受信後60分以内に返信」し、5人に1人は「電子メールや電話に対応するため、会議や仕事、会話を中断することを厭わない」など、多くの人にインフォマニア化が進んでいることが報告されています。
「インフォマニア」が問題なのは、行動様式がIQ(知能指数)に与える影響が心配されているからです。ロンドン大学の精神医学研究所でパーソナリティを研究し講師を務める心理学者、グレン・ウィルソン(Glenn Wilson)博士の実験によると、「多くの作業を同時に処理」したり、「メッセージの閲覧や返信のために作業を中断」したりすると、生産性が向上する一方で、その人の「IQが著しく低下する」という結果が出ており、通常の状態よりもIQが平均10ポイント下がったと言います。これは、「マリファナ吸引時の2倍以上」や「一晩じゅう一睡もしなかった状態と同等」の数字であり、特に女性より男性被験者の方が低下の度合いが顕著だということも、実験から判明しました。

インフォマニアが他の社員や作業環境に及ぼす悪影響も問題です。調査では、顔を合わせて会議を行っている最中に、他の人が電子メールなどのメッセージに応答することを、89%の人が「失礼な態度である」、「注意散漫である」と感じていることがわかりました。HP社内の調査でも、「インフォマニアは会議の進行を妨げている」、「発言者を含め他人に注意を向けていない」と考えていることがわかりました。こうした感情は周囲のストレスとなり、マイナスの感情が職場の雰囲気を悪くするとすれば、それは由々しき問題です。

「今、インフォマニア化の現象は、世界にどんどん広がりつつあります」と語るウィルソン博士。 「それを防ぐための対処をしっかりしておかないと、IQの低下が、労働効率に悪影響を及ぼすことも考えられます。PCやモバイルは、生産性の向上に大きな利益をもたらしてくれるツールですが、節度をもって使用しなければ、弊害もあるということ。生産性の向上を目的に、従業員がこうしたツールで、24時間作業できる体制にある企業は、こうした潜在リスクを理解した上で、バランスのとれた適切な作業方法を奨励する必要があると思います」。

ウィルソン博士の警鐘は、「常時接続」の環境で仕事をするのが当たり前となってきた日本のビジネスマンも、決して無視できない内容と言えるはずです。

それでは、あなたやあなたの会社の社員が「インフォマニア」なのかどうか、次のテストでチェックしてみてください。そして、インフォマニア度の高い(または予備軍)という結果が出た方は、ぜひ次章からの「対処法」を読んでみてください。

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ITの有効活用で、生産性を向上させるためのヒント

テストの結果はいかがでしたか?あなたがすでにインフォマニア度が高い、あるいはこれから陥るかもしれない可能性があるなら、ぜひその対処法を知っておきましょう。要は「相手に気遣う」ことや「合理性を考える」、また「気分転換の方法を知る」ことで、「自分の仕事がぐっとラクになる」ということ。以下、HPが考える「インフォマニアにならず、高い生産性を持つ職場を維持する」ために覚えておいていただきたい方法論を列挙します。
電子メールについて
電子メールの件名に、必要なアクションと締め切り日時を記載する。これによって受信者は、返信の優先順位付けを簡単に行うことができる。
例:「ジョン:午前中までに四半期ごとの数字をください」、「ケイト/ピート:ご参考(作業不要)企画会議に関する情報」など。
毎日、電子メールを処理するための時間を設定する。これによって作業を中断されることなく、電子メールの処理に集中する時間を持つことができる。1日の始めと終わりなど、各自に適した時間を設定する。
不必要な電子メールの送信をできるだけ控える。
例:「ありがとう」と一言だけ書いてあるようなメールは送らない
電子メールは計画的に送信する。ばらばらと何通も電子メールを送るのではなく、用件は可能な限り1通の電子メールにまとめる。
受信トレイに入っているメールや質問事項の処理に気を取られて、返信内容の重要性を忘れないようにする。
重要事項はメール本文の最初に書く。受信者が長いメールをスクロールする手間を省くことができる。
プロアクティブな対応について
通勤などの移動時間にメッセージの処理を行う。この方法で、生産性が何割かアップする。
返信がすぐに必要な場合は、別の適切なテクノロジーを利用する。
例:電子メールよりインスタントメッセージ(IM)などのテキストメッセージの方が適している場合もある。
自分の生産性について客観的に検討してみる。長時間労働することで生産性が向上するとは限らない。週に2日は退社時間を自分で設定し、その時間に帰宅する。退社時間の厳守を目標に作業することで、生産性が高くなることも多い。
自宅での作業が可能な場合、残務整理を自宅で行う。「会社でやらなければ」という考えは捨てること。オフィスを離れることで生産性が向上する場合もある。自宅での作業が困難な場合は、しばらくの間、邪魔が入らない会議室で作業することなども検討する。
周囲との付き合い方について
外出や席を外すときにはそのことが伝わるようにする。
例:休暇中だけでなく、会議に出席するような場合にも、「不在」メッセージを表示しておけば、すぐに対応できないことを知らせることができ、また、すぐに返信しなければというプレッシャーからも解放される。
可能な限り、実際に顔を合わせて話をする。これによって関係者のお互いの印象がよくなり、行き違いなどを減らすことができる。また、「いうだけ言って、後は忘れてしまう」ことを避けることができ、作業をより早く完了させることが可能になる。
必要に応じてオフラインにする。長時間オフラインにする必要はないが、オフラインにすることで、重要な仕事を処理する時間を確保できる。
会議について
会議時のルールを策定する。
例: HP SMEチームは、すべての会議でiPAQの電源は切り、そしてノートPCのふたを閉じることをルールとしている。また、携帯電話に出るのは本当に必要な場合のみとし、その場合も、会議の中断を出席者全員に詫びることにしている。
会議に参加するのは本当に関係のある人のみとする。自分がその会議にあまり関係ないと考えている参加者は、自分の机から離れている時間を有効に活用しようと、会議中に他の複数の作業を処理する傾向がある。
会議は、厳密に、議題に沿って進行させる。議事の進行を早めるためのルールを策定してもよい。
例:すべての会議を20分で終了するように締め切り時間を設定する。立ったままで会議を行う、など。
ノートPCやiPAQなどを使用する会議中に、他の作業をしたいという誘惑に負けないようにする。会議にも作業にも集中できない結果となる。
適切なテクノロジーの活用のために
テクノロジーは、適切に利用すれば、生産性の向上による大きな利益をもたらすものですが、利用方法を誤ると、情報にアクセスすることに夢中になり、本来得るべき利益を失ってしまう結果にもなりかねません。有効なテクノロジーを適切に利用することで、社員は、仕事と生活のバランスの改善、ストレスの軽減、作業処理能力の向上、そして作業環境の改善などが実現でき、一方、経営者は、社員の士気が高くなることによる生産性の向上、ストレス関連の問題を原因とする長期欠勤の減少、そして、優秀な社員の確保が期待できる……など、多くの利益が双方にもたらされることにもなります。
今までご紹介したヒントを参照に、インフォマニアにならず、より生産性の高い職場づくりをぜひ実現してみてください。なお、HPでは企業がITの可能性を理解し、テクノロジーの利点のすべてを活用できるような環境づくりを、「スマートオフィス」と呼ばれるプロジェクトで支援していますので、ぜひご活用ください。

 HPスマートオフィス・ソリューション
[インフォマニアについてさらに詳しくは]
 Info-Mania(英語サイト)
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