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HP Technology at Work > 戦略的「コンソリデーション」のすすめ

【Chapter 4】
導入の効果と今後

 

HP Technology at Work

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あるべきIT環境を目指すなら、コンソリデーションは「実行すべき第一歩」

(編集部)ITILをはじめ仮想化やILMなど、課題を解決するためのソリューションがHPにはいろいろあるわけですが、その中でコンソリデーションはどんな位置づけと考えたらいいのでしょうか?

久保 コンソリデーションそのものは、達成すべき「目的」ではなく、あくまで前章で述べた問題解決やIT戦略を進めるための「手段」です。企業がビジネスを成長へと導くIT環境を目指し、アーキテクチャを描く時、多くの場合、現状のシステムをもっと「シンプル化すべき、標準化すべき」という施策に行き着くと思いますが、そこで出てくる具体的で効果的な施策が、コンソリデーションだという位置づけですね。

仮に全社で災害対策を行いたい、仮想化を実現したい……などさまざまな目標があったとしても、システムがバラバラの状態では実現できませんし、やったとしてもあまり意味がありません。「まずはコンソリデーションから」。これは、弊社が旨とする「アダプティブ・エンタープライズ」のコンセプトの中でも示されていることなのですが、ITをあるべき方向に持っていくために「実行すべき第一歩がコンソリデーションである」、と捉えていただいていいのではないかと思います。

(編集部)HPでは、コンソリデーションのために、どんなサービスを提供しているのですか?

久保 HPでは、「分析・戦略」「基本設計」「詳細設計」「実装」「管理」の5つのステップ、つまりコンソリデーションのすべてのプロセスについてトータルにお手伝いをしています。まず、コンサルティングを通してお客様のITシステムの現状を分析し、その企業のITの状況を可視化することで、お客様と一緒に、将来のビジョンとそこに向かうロードマップといった、アーキテクチャを構築していきます。それに基づき、その後のシステムの基本設計から管理まで、一連のサービスをご提供しています。

HPの方法論

(編集部)コンソリデーションについて、HPならではの強みがあるとしたら、どんな部分でしょうか?

久保 もちろんサーバやストレージなどハードウェアのコンソリデーションは私たちの非常に強い領域なのですが、コンソリデーションはかなり広範囲なソリューションと関連があり、それらと連携した運用管理も同時に行わなければならないという側面があります。HPはITの総合ベンダーですから、例えば、ITILに準じたITSMを行いながら、あるいは、ビジネスの継続性やIT基盤の堅牢性を高めるために必要な災害対策のソリューションと連携しながらコンソリデーションを行うというような、各種ソリューションとの連携を行うこともまた、非常に得意とするところ。的確なコンサルティングから実装・管理までをカバーし、トータルでより効率的なシステム構築をご提供できるのが、HPのサービスの強みだと自負しています。

(編集部)HPでは、自社のITについても、コンソリデーションに取り組んでいるわけですが、それについてご説明いただけますか?

大沢 HPでは、コンパックとの合併以降も「自分たちのIT資産をどのような観点で管理していくべきか」あるいは「どういう項目を管理していくべきなのか」というビジョンをベースに、戦略的コンソリデーションを含むシンプル化プログラムを推進しています。その一環としてHPでは、7000強のアプリケーションを1500に、25000台のサーバを10000台に集約するコンソリデーションを進めてきています。また、ITサービスを適正な品質、コストで提供していくために、94年からはITILを取り入れ、ITサービス管理も実施してきました。こうした経験値は、お客様へのご提案にも活用され、実際に運用・管理を行った上でのノウハウや、自身のテンプレートなどをもとに、ITのライフサイクル全体にわたってご提案できるのも、HPならではのアドバンテージではないかと思います。
[HPのコンソリデーション事例についてさらに詳しくは]
 HPの合併に伴う統合実績

HP社内における戦略的ITコンソリデーションのロードマップ

(編集部)コンソリデーションは、企業の中のどのような立場の人が進めていくべきものなのでしょうか。

大沢 より高く、長い視点で戦略的に進めるのであればCIOがふさわしいと思います。サーバが増えてしまったから、とりあえず目についたところから取り組むというような場当たり的な対応ではなく、「こうなりたい」という将来の目標を設定し、そのためにアーキテクチャをしっかりと構築して、中・長期にわたって実践していく。そうした取り組みであれば、経営的、戦略的な判断が必要ですから、やはりCIOの出番ということになってくるのではないのでしょうか。

久保 もちろん、トップダウン的なアプローチとともに、日々運用を担当しているエンジニアやITマネージャが、日頃感じている現実的な視点から考えていくボトムアップ的なアプローチもあると思います。スケールアウト環境でブレードシステムを導入する、というようなことからもコンソリデーションへの取り組みは可能なわけですから。ただしブレード1枚でも、「将来的にどうしたいのか」というビジョンをきちんと持った上で取り組んでいくことは、やはり大切な部分ではないかと思います。

(編集部)これからコンソリデーションを進めようとする企業の方々に、メッセージをお願いします。

久保 ITがビジネスの原動力となり、ビジネスへの影響も増大している状況の中で、ITを時代の変化に適応させていくことは、競争優位に立つ大きなカギとなります。そうした状況に迅速に対処するための第一歩となるのが、コンソリデーションです。

HPは、増えてしまったサーバをどうすればいいのかというような課題に対しても、最新のテクノロジーで課題解決に導くことができますし、中・長期にわたって実現する、より高い視点の課題実現、あるべきIT環境の構築のためのお手伝いを行うこともできます。ですからお客様の課題のレベルや時間軸を問わず、ぜひ一度ご相談いただければ、必ず最良の答えをお出しすることができると思います。

大沢 今回は、昨今注目を集めている戦略的なコンソリデーションに焦点をあててお話してきましたが、直近の課題、戦略的な課題、どちらに対してもHPならトータルにサポートすることができます。そうした問題解決のパートナーとして、まずはぜひ私たちにお声がけいただければうれしいですね。 



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