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個人情報を盗み出すヴィッシングVishingにご注意!

 

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インターネット電話を使った巧みな詐欺から身を守ろう

掲載記事についてさらに詳しくは(英語サイト)

  The vish are biting!
フィッシングPhishing が、インターネットのサイトから個人情報などを不正に入手する詐欺として社会問題化していますが、最近、これをインターネット電話で巧みに行う新たな手口、ヴィッシングVishingの犯罪が増え、被害者の急増が報告されています。こうした被害に遭うことのないよう、その手口と対処法についてご紹介します。


偽造IDをディスプレイに表示し、身分を偽った電話で個人情報を引き出す

「あなたのアカウントはロックしてしまったようです。先週、3回ほどログインしようとして失敗したことを覚えていますか?」……そんな内容の銀行名が差出人のメールがあなたに届きます。あなたが実際に何度かログインしていれば、「そんなこともあったかな」と思ってしまうかもしれません。メールには、そこに記載した電話番号に電話をし、アカウントのロックを解除しなければならないと指示されています。電話をすると「こちらは預金口座係です。あなたの16桁のクレジットカード番号を入力してください」のメッセージ。

一見、特に怪しい電話には聞こえないかもしれません。しかし、ひとたびその通りに情報を入力すれば、あなたの個人情報は盗まれ、あなたのクレジットカードがまったく知らない人物から自在に使われる危険にさらされてしまうのです。

ヴィッシングは、インターネット電話(VoIP)を用いた声(Voice)によるフィッシングで、自宅に直接かかってくる電話、受け取ったばかりのEメールに記載された電話番号への発信、自動電話ダイヤルプロセスなどを手段としています。相手はVoIPによるインターネット電話を使うことで、匿名でいることができ、また大量の発信や通話をしてもごくわずかな料金しかかかりません。

しかも場合によっては、クレジットカード会社や銀行のような「合法的」なところから通話しているように見える会社名や番号を相手のディスプレイに表示し、身分を偽りながら電話をかけるようなことも行ってきます。インターネット電話に代表されるVoIPが通信の主流となってきている今、こうした詐欺師たちの攻撃が今後ますます増え、巧妙になってくることは、残念ながら否定できないのです。

「発信者IDが不明な電話には出ない」「電話で個人情報を絶対に告げない」

では、どうすれば卑劣な詐欺から身を守ることができるのでしょうか。 Skype(TM)などのVoIPプロバイダでは、偽りの発信者情報が送信されないよう、通信における発信者IDを監視・ブロックしていますが、多くのプロバイダはこのようなサービスをまだ提供できていません。一方、企業側でもスパムメールをブロックするのと同様の方法で、このような電話をブロックする特別なフィルターの開発に取り組んでいますが、そのためのハードウェアやソフトウェアで、現在使用可能な状態にあるのは数少ない状況です。

いずれにせよ、今後オンライン・バンキングの認証システムに代表されるような、具体的な保護施策や対策などが適切に使用されれば、かなりの割合で未然に防げるようになるでしょうが、そのような状況になるにはまだ時間を要し、その間にも多くの方が犠牲になる可能性があります。

今、ヴィッシングを未然に防ぐのに最も有効なのは、ちょっとした「常識」と「対処法」を心得ておくことかもしれません。例えば、発信者IDが不明な時は、電話を返すかどうかは後で判断すればいいのですから、留守電に応対させるのです。そしてどんなにもっともらしい内容でも、求めに応じて個人情報を決して明かしてはなりません。Eメールでこうした内容の問いがあったとしても、情報を明かすようなことは通常しないものですが、電話の場合は相手の声や巧みな話についつい騙されるケースが少なくないのです。

もし、あなたが使用しているクレジットカード会社だと称する電話がかかってきても、100%確かでない限り、電話を一度切って、クレジットカードの裏面に記載された電話番号にかけてみましょう。そして、もしこれが詐欺未遂だとわかった時は、あなたのVoIPプロバイダと銀行の両方に「ヴィッシング未遂」であることを報告した方が賢明です。仮に最悪の事態となって、詐欺師に騙されてしまったと思ったら、自分の銀行やクレジットカード会社に即座に連絡し、盗まれたカード番号を報告しましょう。

電話には出るのが通常と考えがちですが、危険を免れるには「怪しい番号には出ない」……詐欺にあわないためには、それも致し方ない方法だと言えるのではないでしょうか。

[掲載記事についてさらに詳しくは(英語サイト)]
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