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| Webコンテンツに「ユーザー参加型」「リッチタイプ」が増え、それを支える企業のインフラにも大きな変革の波が訪れようとしています。HPではこうした動きをいち早く予想し、新たな時代のニーズに応える「次世代型データセンタ」の研究を推進中。最先端技術を採用し、これからのITのスタンダードになると予測される、新たなバックエンド構築の構想とは……!? |
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90年代のインターネット登場とその後の爆発的普及によって起こった「データセンタ改革」。
トラフィックやデータ量の急激な増加に対応するため、企業が専用サーバの設置を強化・増強するようになった動向を指しますが、この改革に続く「第2の波」が、近々到来しようとしているのをご存知ですか?
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新たな動きを牽引しているのは、昨今、注目を集める「Web2.0」の台頭。Web2.0は、ここ数年で増えてきた、新たなコンテンツやサービスのあり方を指し、「サイトが共有され、コンテンツ作成がユーザー参加に委ねられること」「リッチコンテンツであること」などがその大きな特徴となっています(ユーザーが自作の画像、ビデオ、他のコンテンツをアップロードするMySpace、YouTube、ユーザーがコンテンツにタグをつけ自分でその構成を決められるde.licio.us、世界中の地図や航空写真がスクロールで見られるGoogleMapなどが、その一例)。
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Web2.0の隆盛によって、今後、大きな変革を迫られているのが、企業のITインフラ。と言うのも、これまでのサイトは、「テキスト、画像等の選択」「構成」「表示の場所や日時」などをオーナーがコントロールするのが一般的でしたが、Web2.0では、ユーザーがデータと無関係のコンテンツを組み合わせたり、リミックスしたりが自在に行われ、オーナーが「自分のサイトのデータをコントロールしない」のが基本。コントロール外でコンテンツが複雑に結びつくようになると、企業は、新しいサービスを問題なく提供するためにバックエンドの機能を強化しなければなりません。
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HP、Enterprise Systems and Storage Labのディレクター、リッヒ・フリードリッヒは、次のように発言しています。「より広い帯域幅、オンラインメディアに対応できる最新技術が求められるとともに、リッチコンテンツによるデータ増加などによって、新たなコンピューテーションやストレージに対する需要は、今の10倍になると考えられています。今後、企業のバックエンドでは、予測に応じられる拡張性や、安全性を備えた"次世代型データセンタ"を構築する必要があり、こうした動きは、90年代の改革と同じくらい重要な位置を占めるものになるでしょう」。
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では、「次世代型データセンタ」は、どのようなものなのでしょうか。
フリードリッヒは、彼の講演「Self-managing Data Centers: The Information Engine for Next Generation Internet Applications(自己管理データセンタ:次世代インターネットアプリケーションのための情報エンジン)」の中で、次世代型データセンタの大きな特徴は、「オートメーション化(自動化)」と「仮想化」にあると述べています。
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まず、オートメーション化が可能なのは、「需要を満たすためのワークロードのダイナミックな調整」「政府の規制、企業の方針等に関するコンプライアンスのモニター」「セキュリティ・プロテクション・メカニズムの管理」「情報へのアクセス管理」……といった各種の複雑な管理。また、この機能をデータセンタ運営に採用することで、データセンタの消費電力を削減する(20〜40%の電力コスト減)というメリットもあり、これについてはすでにHPから、パワー&クリーングの製品「ダイナミック・スマート・クーリング」をリリース中。この製品が仮に世界の10000のデータセンタに適用されれば、米国の4万世帯の消費電力分が削減できると見込まれるなど、多くのメリットを企業にもたらすことが期待されています。
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一方、仮想化は、個々のアプリケーションを分離させ、セキュリティ問題やソフトウェア・ハードウェアの不具合に対してプロテクトをかけると同時に、インフラを最大限に活用できるよう「共有のリソース・プール」を作る技術。これによって、ハードウェアの共有が可能になると同時に、アプリケーションも特定のマシンに紐づけることなく柔軟に対応させることができ、必要なリソースを臨機応変に提供する機能は、需要を予測できない時に、極めて重要な役割を果たすものと期待されています。
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「2012年のデータセンタは、Webがない時代と今のデータセンタの差と同じくらい、異なったものになるでしょう。最終目標は"自己管理できるデータセンタ"ですが、HP研究所では、積極的に最先端技術を採用し、企業のこれからの需要に応えられる、経済的で、柔軟性があり、予測可能なインフラを提供できるよう研究を重ねています」と、今後の展望を語るフリードリッヒ。インターネット活用を支える「バックエンド進化の波」に乗り遅れないよう、今後の動きにぜひ注目してみてはいかがでしょうか。
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