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"パソコンの父"アラン・ケイ博士が開発した、子どもの
創造性を伸ばす「Squeak」の普及プロジェクトを支援


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グローバル・シチズンシップの実践 - コンピュータを活用した教育の促進を目指して -


2004年 11月 17日、日本HP 荻窪事業所において、「Squeak (スクイーク)」の開発者であり HP のシニア・フェローでもあるアラン・ケイ博士を招き、子どもの創造性を伸ばすコンピュータ言語「Squeak」の普及プロジェクトを支援する社内ボランティア組織「HP-Squeakers (HPスクイーカーズ)」の結成式が開催されました。そして、杉並区和田小学校の生徒による Squeak を使ったワークショップも開催され、アラン・ケイ博士も生徒たちの作品を笑顔で見て、語りかけていました。

■ 関連リンク

What's Squeak?
Welcome to Squeakland! 米国のサイトへ
About VPRI 米国のサイトへ

ニュースリリース

子供の創造性を高める専任ボランティアチーム、『HP-Squeakers』始動 [2004.11.18]
日本HP ニュースリリース - 長野県小・中学校などのIT教育を支援ノートPC等HP製品を寄贈 - [2004.7.21]

枠に捕らわれない発想ができる人材の育成が急務

アラン・ケイ博士の講演風景
アラン・ケイ博士の講演風景
アラン・ケイ博士は、30年も前にダイナブックの提唱や GUI の開発など、現在のパソコンの土台を作った「パソコンの父」であると同時に、子供のコンピュータ教育をライフワークとした活動を行っています。現在、自ら開発した教育向けのコンピュータプログラミング言語「Squeak (スクイーク)」の普及に力を注いでおり、米国カリフォルニア州の小学校で Squeak を使った教育を試みています。また日本でも、京都市が中心となった「ALAN-K Project」において、Squeak を使った教育を展開中です。

科学や文明の発展、また人類の精神的深化・高揚に著しく貢献した方々の功績を讃える第 20 回京都賞 (先端技術部門) 授賞で来日したアラン・ケイ博士は、「HP-Squeakers(HPスクイーカーズ) 」結成式に参加した教育関係者や社員を前に、「Squeak を納得してもらうためには 2日はかかる」と話し始め、「コンピュータは子供たちの創造力を育てることができる」という持論を展開。また、多くの人間はストーリーを現実と錯覚しているために、国や地域の違いが考え方の違いにつながっていること、そうした状況を打開するためには、「枠に捕らわれない発想ができる人材育成が急務」と語りました。

パネルディスカッション風景
パネルディスカッション風景
そのために、子供でも直感的に理解できるプログラム言語 Squeak を開発した経緯を述べ、Squeak は機械を分解してその構造を学ぶように、仕組みを理解しながら自由に使えるプログラミング言語であること、Squeak を使うことで、簡単に自分の考えを画面上に形を形成でき、創造力や発想力を鍛えることができることをアピール。ただ、子供たちの創造力や発想力を引き出すには人的なサポートが必要なこと、その意味で今回結成された「HP-Squeakers」に対して、「重要なプロジェクトは熱意から生まれる」と今後の活動に期待を述べました。

その後「子供の教育とコンピュータ」をテーマに、イー・ウーマンの佐々木かをり社長、多摩美術大学の須永剛司教授、京都大学の高田秀志客員助教授、元日本HP会長の寺澤正雄氏のパネルディスカッションが行われ、実践活動を通しての Squeak の可能性が議論されました。

ワークショップで早速 HP-Squeakers が活躍

「ALAN-K Project (AdvanceLeArning Network in Kyoto) は、子供の発達段階を踏まえたコンピュータ概念、システム構築の際の発想方法の習得と、それに伴う子供の創造性の伸長および情報化社会に対応できる人材の育成を目的としたプログラムで、2002年9月から京都において展開されています。

HP ではグローバル・シチズンシップに基づいて社会貢献活動を行っており、IT の側面から特に教育分野および社会的・経済的弱者に対する支援に重点を置き、活動を展開。日本でも、「Squeak」で学ぶ児童・生徒が知識を活用できるよう、これまで京都市、杉並区や長野県の小中学校にサーバやノートPC、プリンタなどを寄贈してきました。

しかし、未来を担う子供たちの育成には、資金やモノの提供だけでなく、直接人と人が触れあう人的な面でのサポートも欠かせません。そこ日本HP では 6月から、子供たちの IT 教育に興味のある社内ボランティアを募集した結果、社員だけでなく、社員の家族や派遣社員も含む約 80名が東京、大阪、名古屋などから参加、 HP-Squeakers として結集したのです。

- ワークショップ風景 -

イー・ウーマンの佐々木かをり社長と生徒 アラン・ケイと生徒

そして、杉並区で事業を展開する HP が杉並区教育委員会に「ALAN-K Project」を紹介したことで、東京にも Squeak の輪が広がりました。2004年 6月から杉並区立和田小学校が Squeak を使った IT 教育を実践することになり、今回のワークショップにつながったというわけです。まだ数ヶ月しか Squeak を使っていない子供達ですが、ワークショップに参加した 20人の児童は思い思いのアイディアや発想を画面上に表現し、アラン・ケイ博士を前に日頃の成果を発表。早速 HP-Squeakers が、操作に戸惑っている児童達をサポートしました。

社会貢献の一環として 80人の HP-Squeakers は、Squeak の普及活動を支援します。具体的にはプログラミング教育や教材を使った授業の進め方について自主学習を行い、本プログラムを共同で推進している京都大学や Squeak の外部普及推進メンバーと協力して、今年日本HPからPC機器等を寄贈した杉並区や長野県の小中学校においても IT を活用した教育を支援し、子供たちの創造力育成に貢献していきます。

ALAN-K Project

アラン・ケイ博士の開発した「Squeakを用いた教育プロジェクト」の取り組みの日本での活動。京都大学と京都市および関係機関 (京都市教育委員会、京都ソフトアプリケーション) が中心となり、ALAN-K (AdvancedLeArning Network in Kyoto) Project を 2002年 9月より 3年間計画で実施中。京都市立御所南小学校、京都市立高倉小学校、京都市立京都御池中学校、京都市立堀川高等学校、京都市立西京高等学校、東京都杉並区の和田小学校、済美養護学校などが実施している。

また、世界では米国カリフォルニア州で始まり、ドイツ、スペイン、スウェーデン、インド、韓国など世界に広がっており、現在全世界で 60万人の子供たちが Squeak を使って学習していると言われています。

なお、2004年 7月に日本HP より PC機器等を寄贈した杉並区や10月に寄贈した長野県においても今後実施が予定されており、将来は対象地域を更に広げていく予定です。

日本HP ニュースリリース - 長野県小・中学校などのIT教育を支援ノートPC等HP製品を寄贈 - [2004.7.21]
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