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+HPで実現した、『マダガスカル』の世界

〜ドリームワークスを支える、HPプラットフォーム〜

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公開後10日間で 1億96ドル の興行収入を記録し、『スター・ウォーズ エピソードIII』 を押さえ、全米週末興行成績でNo.1となった映画 『マダガスカル』 。 『シュレック』 や 『シャーク・テイル』 のヒットで知られるドリームワークスの最新作は、HP WorkstationHP Server によって命が吹き込まれました。
HPがデジタル市場をリードしていくために、一体何をしてきたか。ドリームワークスと築いてきたパートナーシップを例に説明しましょう。

クイックリンク
 
536台のHP Workstationが活躍した『マダガスカル』の制作現場
ドリームワークスが目指す「誰も見たことがないようなアニメ作品」を支えるHPテクノロジー
「ジャパニメーション制作現場でも、HPマシンは活躍しています」

■ 関連リンク

Dreamworks + HP
HP Workstation
HP server
HP Remote Graphics Software
映画「マダガスカル」公開記念キャンペーン
ニュースリリース
映画「マダガスカル」公開記念キャンペーンを実施[2005.7.20]

536台のHP Workstationが活躍した『マダガスカル』の制作現場

ドリームワークスとHPとのパートナーシップは、2000年1月にさかのぼります。当時は、ワークステーションのOSと言えば UNIX が一般的でしたが、ドリームワークスは、いち早く Linux への移行を検討し始めていました。Linux は他のOSに比べて動作速度が速く、安定しています。その上ネットワーク機能やセキュリティ機能に優れているなど、多くの可能性を秘めていたからです。
そして、システム構築におけるパートナー選定の際、彼らは HP-UX や Windows の開発において市場をリードしてきた、HPとの提携を思い描きました。

2000年4月、HPは Linux のワークステーション上で使うディスプレイや、ワコムタブレットなどの周辺機器のドライバーを作りました。次に Adobe、Alias などのソフトウェアメーカーと協調して、Linux 上でのアプリケーション動作検証、デバッグを行いました。さらに、ワークステーション部門に専門の担当者を配置し、新しい製品の開発やトラブル解決など、利用者のニーズに応えながら常に進化する体制を整えたのです。
その結果2002年にドリームワークスは唯一のテクノロジー・プロバイダーとして、HPと正式契約を交わしました。
彼らは HP Workstation を大規模導入したことで、低コストで高性能なシステムでのアニメーション制作が可能になりました。同年に公開された 『シュレック』 はアカデミー賞を受賞、両社のパートナーシップはさらに強固なものとなったのです。

HPとドリームワークスがタッグを組んだフルCGアニメーションとして4作目となる 『マダガスカル』 の制作現場では、536台のデュアルプロセッサ HP xw8000 Workstation と AMD Opteron 搭載の HP Server が活躍しました。
Red Hat Linux 3 OSをベースに、インテル® Xeon™ 2.8 GHz デュアル プロセッサ と2GBのメモリを搭載した xw8000 を持ってすれば、一度に複数のCG処理作業が行えます。だからスタッフは"処理待ち"に不必要な時間をとられることもなく、自身の作業だけに専念できたと言えます。

また映画で描かれている背景をはじめ、砂粒やうねる波の表現など、リアルな視覚効果のレンダリングには、AMD Opteron 搭載の HP Server が高い能力を発揮しました。さらに 『マダガスカル』 全体のレンダリングの10%、150万時間のレンダリングがHPラボのデータセンター内のサーバをリモートで活用して行われたのです。

パロアルトとグレンデールのスタジオをHP Remote Graphics Softwareで結び、よりスムーズな制作環境を実現

もう一つ、成功を導いたテクノロジーがあります。カリフォルニア州
パロアルトとグレンデールにある2つのスタジオを結び付けた
HP Remote Graphics Software がそれです。
HP Remote Graphics Software を用いることで、複数のメンバーが、離れた場所からでも共同作業を行えるようになりました。さらに、まるでその場に全員が集まっているかのような、いくつものスクリーンを用いてのビデオ会議や、でき上がった素材のプレビューも実現しました。メンバーが HP Remote Graphics Software を介して、どこにいても結びつくことができたのが、『マダガスカル』 の制作現場をスムーズなものにした理由と言えるでしょう。

HP Workstation によって、アカデミー賞を受賞するような、輝かしい作品がいくつも生まれ始めています。HP Workstation は コストパフォーマンスに長けたマシン から、最新最速のプロセッサ、 AMD Opteron を搭載したハイエンドマシン まで揃っています。メジャースタジオだけではなく個人のアニメーターからアーティスト志望の学生まで。多くのクリエーターの制作現場を支えています。

ドリームワークスが目指す「誰も見たことがないようなアニメ作品」を支えるHPテクノロジー

2005年7月20日、ドリームワークスのケイト・スワンボーグ氏が 『マダガスカル』 の公開に先駆けて来日。『マダガスカル』のメイキングについて講演しました。

「ドリームワークスはこの60年の間に、新しいアニメキャラクターを創造するためのフィルムスタジオとして誕生しました。スタジオはカリフォルニア州のレッドウッド、グランデールにあり、現在26カ国出身のアニメーターが所属しています。
ドリームワークスは観客をひきつけるストーリーやビジネスを構築し、新しいタイプのアニメーションスタンダードを作りたいと考えています。目指すのはカートゥーンではなく、誰も見たことがない領域のアニメ作品なのです。
HPとの提携関係は2000年にスタートしました。Linux へのコミットメントが低かった他社に比べ、システム統合への決意が堅かったのがHPでした。またソリューションサービスにいち早く取り組んでいました。効率のいい作業ができるツールをアーティストに提供するために、HPと戦略的な提携関係を結んだのです。

『マダガスカル』 には1,161のショット、61のユニークなキャラクターが登場します。ライオンのアレックスのたてがみは約5万本もあり、シマウマのマーティの毛には1,200のコントロールポイントが、メルマンの首には20本もの動く骨があります。アニメでありながらも、リアリティを重視しているのです。でもキャラクター達は潰れたり、伸びたり、折れたりなどの不自然な動きもします。彼らをコミカルに見せること。ジャングルには密度と美しさがあること。群集やキツネザルなどの毛の質感は、リアルで見栄えよいものになっていること。リアルさとおかしさが共存することが必要であり、その点を重視しました。

制作プロセスですが、まず 3DCGソフト の MAYA でキャラクターのモデリング、レンダリングをし、キャラクターにコントロールポイントを作り、アクションを考えました。次にビジュアルアーティストが鉛筆や絵の具、Photoshop などで画を描きました。これらはオンデマンドのレンダリングサービスと、HPが開発した HP Remote Graphics Software を用いたバーチャル・コラボレーションルームでのメディア会議で作業が進められました。
ストーリー作りに24ヶ月、アニメーション作りに18ヶ月を要しました。
さらに200以上のキャラクターや45,000のストーリーボード、1500のセットデザイン、15TBのディスクスペース、1千万以上のレンダリングが必要となりました。そこに一切の妥協はなく、アーティストがアートに専念できたことで生まれたこの作品は、『シュレック』や『シャーク・テイル』で培ったHPとドリームワークスの協力関係が結実して生まれたと言ってもよいでしょう。

来年春には 『オーバー・ザ・ヘッジ』 というコメディを発表する予定です。その後は 『シュレック』の続編、ハチやパンダを主人公にした作品も構想中です。いずれも今年発売される AMD Opteron を組み込んだ Workstation が、大いに活躍することでしょう。」

「ジャパニメーション制作現場でも、HPマシンは活躍しています」

米国のアニメーションは、動物の毛並みや水、皮膚の質感、炎などにおいて、よりリアルな表現が求められています。では一方、日本のアニメーションはどうなっているのでしょうか?

アメリカと違い、フル3Dのテイストは日本人にはなじみません。セル画時代の素朴なテイストを残しつつデジタル化した、日本独特の表現方法が望まれています。そのため、迫力のある動きやカメラワークなど3Dの利点を駆使しますが、キャラクターの顔や背景は、セル画で描かれているような2Dペイントが必要となっています。日本のクリエーターは2Dでもどこまでより美しく描けるかと、セル画の素朴さを、デジタルで実現することを望んでいます。
そのような日本のアニメーション現場においても、実はHPテクノロジーは活かされています。フルCGで描かれた 『イノセンス』 、実写とCGの合成作品 『ローレライ』 や 『デビルマン』 の制作現場では、HPマシンが力を発揮しました。映像制作会社はもとより、ゲームメーカや放送局、さらには日本電子専門学校などの大手専門学校、東京工芸大学や東京大学コンテンツ創造科学など、未来のクリエーター育成現場でも導入されています。

システムメンテナンスに時間はかけたくない、不安定なシステムに作業を止められたくない、膨大なデータ量を処理するから、安定したシステムを使いたい・・・。そう願うクリエーターに向けて、HPは高性能で安定したワークステーションを優れたコストパフォーマンスで提供しています。またお客様が導入を検討されているマシンを事前に貸し出ししたり、ソフトメーカーと連携をとり、事前検証実験を行ったり、さらにはトラブルの対応策を練るなど制作がスムーズに進むよう、現場をサポートしています。

それだけではなく、HPは 「困った時に相談できる」 ソリューションプロバイダでもあります。より先進的なシステム環境を導入し、よりクオリティの高いコンテンツ制作を目指すお客様のニーズを満たすために、最新のネットワーク環境、重要な企業資産となるコンテンツ・データを保護するバックアップ環境やセキュリティ環境、そしてデジタル・ワークで最も重要な3Dグラフィック・ワークステーションやレンダーファーム等、最新・最適なソリューションを提供しています。

日本のアニメーションの現場でも、HPの製品とサービス、ソリューションの活躍の場は広がっています。

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