ここはまさに、1990年代初め、HP研究所の「テラマック」プロジェクトで使用されたFPGAチップの組み立て施設でもあります。当時、グレッグ・スナイダーが主任設計者を務めていました。
テラマックは、220,000箇所の欠陥部品があっても完璧に機能するミリオンゲートコンピュータです。これは、ウィリアムズの研究がそれ以降探求してきた欠陥許容性アーキテクチャの初期の実証例といえます。 欠陥許容性アーキテクチャであれば、サイズゆえに欠陥が発生しやすいナノワイヤを使用してコンピュータデバイスを作成することができます。
研究段階から開発段階への移行は、「ナノエレクトロニクス」研究の先駆けとなってきたウィリアムズにとっても初めての経験です。
これはたいへん意義のある挑戦です。 「研究所で成功することと、頑丈なチップを実際に作れるということは別です。 今や実用化がスタートしました。」とウイリアムズ。
自信をみなぎらせ、 「これは画期的な出来事になるはずです」と付け加えました。 「私たちの目標は2010年までに顧客に試してもらうことができるものを作り上げることです」。 |