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生まれ変わったHP研究所
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概要
  1. 数を絞った、より野心的なプロジェクト
  2. 主な研究領域
  3. 協力の重要性
  4. 技術移転の加速
HP研究所は今年で設立42年目を迎えます。 HPは今、設立直後の精神に立ち返ろうとしています。

数ヶ月にわたる戦略のプランニングと大規模な組織改革を経て、HP研究所は、より先進的で起業家精神に富んだ組織に生まれ変わり、有望な研究領域により集中的に取り組もうとしています。 その目標は、産業界の最も複雑な技術的問題に挑み、基礎科学のフロンティアを前進させることです。

「最前線の研究に、真に進歩をもたらす課題に取り組みます」と所長のプリス・バネルジーは語っています。

 数を絞った、より野心的なプロジェクト

2007年8月に所長に就任したバネルジーによると、HP研究所の再編成の目標は、インパクトの高い研究に注力し、事業化に結び付く技術を増やし、大学、ベンチャーキャピタル、お客様などと協力することで、600人に上る研究員たちの成果を活用することにあります。

研究所は、これまでの約150の小規模なプロジェクトから、より少数の大規模プロジェクトに人員を振り向けようとしています。これらのプロジェクトは、お客様の差し迫った問題を解決したり、科学の前進に貢献したりすることを目指しています。

「これまでのHP研究所の方針は、『1,000の花を咲かそう』というものでした。この方針の問題点は、どの研究領域にも十分な人員が行き渡らなかったことです」とバネルジーは言います。

 主な研究領域

研究所は今後、お客様にとって重要な、以下のような課題に注力することになります。
  • 持続可能性(Sustainability)
    CO2削減を求められる今後の経済活動に貢献する省スペースでコストを抑制できる技術、ITインフラストラクチャ、新たなビジネスモデルの研究
    持続可能性 米国のサイトへ


  • 情報爆発(Information explosion)
    個人あるいはビジネスのお客様が、適切なアクションを取れるような適切なデータの取得、分析、提供
    情報爆発 米国のサイトへ


  • インターネット上で展開するサービス群の提供(Dynamic cloud services)
    各個人の場所、好み、スケジュール、所属する共同体などに基づき、自動的にカスタマイズされたサービス群とそれを提供するWebプラットフォームの開発
    インターネット上で展開するサービス群の提供 米国のサイトへ


  • データの変換(Content transformation)
    アナログからデジタル、異なる機器間、デジタルの情報を物理的な製品へなど、データの流動的な変換を可能にする研究
    データの変換 米国のサイトへ


  • 高機能なインフラストラクチャ(Intelligent infrastructure)
    リッチで、自動化されたコンテンツ、サービスと個人やビジネスを結びつける高機能の安全な機器、ネットワーク、拡張性のあるインフラストラクチャの研究
    高機能なインフラストラクチャ 米国のサイトへ
「研究員には、リスクを恐れず、大胆で新鮮な企画を提案してほしいと思っています」とバネルジーは語っています。

研究員は、研究所のディレクター、シニアレベルの研究員、事業部の代表者から構成される検討委員会に企画を提案することになります。

HP研究所は、既存の研究ポートフォリオの一部を、特定のアプリケーション領域に結びついた応用研究から移すことで、探索的研究、応用研究、既存製品の拡張を目標とする高度な製品開発の間で均等に投資を分配しようとしています。

設立直後のような雰囲気を育むため、HP研究所は組織構造を合理化し、対象を絞った小回りの利く小さいチームに人員を移動しました。この結果、研究所の数は以前の12から23 米国のサイトへ に増え、研究領域は世界各地にある7つの研究拠点に分配されることになります。

 協力の重要性

新しい方針の目玉の1つに、「Open Innovation Office」の開設があります。これは、世界中の政府、教育機関、企業の優れた科学者や起業家たちと共同で研究を推進するための組織です。

またHP研究所は世界中の大学から提案を募集し、研究所の中心的な科学者たちとの共同研究への参加を誘致していきます。 共同研究プロジェクトに参加した大学院生の一部には、HPのインターンシップが与えられます。

同時に、研究所は毎年募集するインターンシップの数も増やそうとしています。

バネルジーによれば、最も優れたインターンは、正規の研究員として採用される可能性もあり、その際は、その起業家精神が重視されます。

 技術移転の加速

最終的な目標は、研究成果を事業に活かすことです。これにはHPの事業だけでなく、他社に知的財産をライセンスしたり、ベンチャーキャピタルと協力して新しい会社を設立したりすることも含まれます。 研究所には技術移転の優れた実績がありますが、新しい方針はその過程を加速し、容易にすることを目指しています。

そのための方法の1つが、新しいHP IdeaLab 米国のサイトへ Webサイトです。このサイトでは、ユーザが未来の技術を試したり、具体化したりできるようになります。

また、HP研究所では、研究成果を迅速に製品化、サービス化する「Technology Transfer Office」も設立します。その一環として設立する「Entrepreneur in Residence Program」(客員起業家プログラム)では、ベンチャーキャピタルがHPの研究内容を初期の段階で知ることができます。 このプログラムにより、HPもマーケットの新しいトレンドやビジネスチャンスの情報を得ることができます。

「HP研究所は大きな変容を遂げます。 アイデアが生み出され、研究が行われ、研究プロジェクトが市場に出ていくやりかたが、すべて変わるのです」とバネルジーは語っています。
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