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2002年12月4日

Service Centric Computingを実現するための順応性の高いインフラストラクチャ・コンセプト
「hp Adaptive Infrastructure」

日本ヒューレット・パッカード株式会社(略称:日本HP、本社:東京都品川区、社長:高柳 肇)は、Service Centric Computing(サービス・セントリック・コンピューティング)を実現するための順応性の高いインフラストラクチャ・コンセプト「hp Adaptive Infrastructure(アダプティブ・インフラストラクチャ)」とそれを具体化するソリューションの第一弾として、先進的な大規模データ・センター・ソリューション「hp Utility Data Center(ユーティリティ・データ・センタ)」を発表します。

hp Adaptive Infrastructureは、お客様がリソースを意識することなく、必要とするサービスを必要な時に利用できる「Service Centric Computing(サービス・セントリック・コンピューティング)」を実現するためのHPが提案する大規模コンピューティング・インフラストラクチャです。

従来の大規模コンピューティング環境では、システム全体のワークロード・バランス機能がないために、IT資産の効率的な利用がされていませんでした。また、ビジネス戦略、ビジネスプロセスの変更に対応するためには、サーバやストレージリソースの再配置や、新規導入、ネットワークやソフトウェアの導入に多くの人手と時間を必要としていました。大規模システムになればなるほどこの傾向は強まり、ビジネスニーズに柔軟かつ迅速に対応できないばかりでなく、コストの高騰、さらには人手によるシステム変更と管理の物理的限界が訪れることが予想されています。

このような従来の大規模コンピューティング環境の抱える問題を解決し、お客様のビジネス戦略、ビジネスプロセスが必要とするコンピュータ・リソースを瞬時に分析し、最適なリソースへのアクセスを確保可能にするインフラストラクチャの新しい考え方がhp Adaptive Infrastructureです。

hp Adaptive Infrastructureは、障害からの自動復旧、セキュリティ機能、自動運転機能を含んでアプリケーションとデータの保護を行い、ビジネスの連続性と確実性を高めるための管理プラットフォームと、自己回復機能および最適なリソースの再配置が瞬時かつ容易にできるサーバおよびストレージ群で構成されます。

管理プラットフォームは、全世界に分散したデータセンター・ソースを仮想的に一元管理することができ、ビジネスプロセスと連動してサービスに必要な最適リソースの再配置を動的に行なうため、効率的なIT資産の運用が可能になります。また、サーバおよびストレージ群は仮想化され、プラグインするだけですべてのハードウェアおよびソフトウェアが利用可能なほか、リソースのプロビジョニングも容易に行なえます。

HPは、hp Adaptive Infrastructureを構築するにあたり、業界標準に準拠したテクノロジを採用するとともに、ISVとの協調により、オープンで拡張性の高いインフラストラクチャの構築を目指しています。また、ソリューションだけでなく、オンデマンド課金システムを含むインフラストラクチャの維持・管理サービスを統合して提供する計画であり、お客様のシステム管理負担を最小化します。お客様は、同インフラストラクチャの利用で、ビジネス戦略およびビジネスプロセスの改善、最適化に注力することができるようになります。

 

HPはhp Adaptive Infrastructureにより、以下の3点の実現を目指します。

 
- ビジネス・アジリティへの柔軟な対応
- サービス品質の向上
- 総所有コストの大幅な削減 (資源の管理性や使用効率の向上等)

<hp Adaptive Infrastructureの主要な技術要素>

 

1)連続性と確実な自動運転のためのテクノロジ
hp Adaptive Infrastructureは、無停止を実現するための高信頼性技術や障害からの自動回復、セキュリティ機能の組み込みによる自動運転などにより、連続性の高い確実な自動運転を実現します。

 

1.管理プラットフォーム

  -サービスレベル管理

2.ストレージ

  -自己復旧
  -災害対策
  -遠隔地からの管理
  -データ・リプリケーション、保護、復旧
  -ネットワークセキュリティ

3.サーバ

  -無停止を実現するための高可用性技術
  -マルチOSでのクラスタリング

2)自律および優れた管理機能のためのテクノロジ
HPは統合アプローチにより、システム管理ツールへのビジネスプロセスの統合を行ないます。また、ビジネス・アジリティに対応できる管理と臨機応変なリソースの再配置を行ないます。また将来的には全世界に分散したグローバルなリソース管理を行なう計画です。

 

1.管理プラットフォーム

  -ビジネスと運用システムの統合
  -グローバルなインフラストラクチャ・リソースの仮想化
  -リアルタイムで即応使用可能な機器

2.ストレージ

  -ビジネスルールによるサービスクォリティ管理
  -複数のリソース管理
  -データのライフサイクル管理
  -ストレージリソース管理の統合
  -バックアップ管理

3.サーバ

  -自動修理
  -仮想環境内でのサーバ認識と管理
  -いつでもどこでも管理可能なリソース
  -組み込まれた自己認識コンポーネントの管理

3)動的なリソースの最適化のためのテクノロジ
資源の効率的な運用を実現するため、動的なリソースの最適化を行ないます。将来的には、ストレージ、サーバ、データセンターをまたがったリソースの仮想化や、動的なリソースのプロビジョニング、オンデマンドでの課金が可能となり、リソースを意識しないサービス・セントリックなコンピューティング環境を実現します。

 

1.管理プラットフォーム

  -アプリケーション環境とアセット・プールの仮想プロビジョニング
  -要求の分析と最適なリソースの対応

2.ストレージ

  -ファブリックベースで仮想化されたアレイ、アプライアンス機器
  -モジュラー化されたユーティリティベースのネットワーク・ストレージ
  -ストレージ・プロビジョニング
  -次世代の技術の投入
  -拡張性に優れたSAN

3.サーバ

  -モジュラー化された仮想化技術
  -パーティショニングとワークロードの最適化
  -自動的な構築とプロビジョニング
  -ホットプラグ・コンポーネント
  -スケールアップ、スケールアウト

日本HPはhp Adaptive Infrastructureの具体的なソリューションの第一弾として、先進的な大規模データ・センター・ソリューション「hp Utility Data Center(ユーティリティ・データ・センタ)」を2002年12月4日に発表しました。hp UDCでは、サーバ、ネットワーク、ストレージの機器は全て仮想化され、システム管理者は、システムの再構築、準備された機器の新規追加、機器設定の変更が容易に行なえます。

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