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2004年3月12日

ヒューレット・パッカード社 2004年度第1四半期報告


  • 売上高は前年同期比9%増の195億ドル
  • 非GAAPベースの営業利益は前年同期比23%増の14億ドル(売上高に対する比率は6.9%)、非GAAPベースEPSは前年同期比21%増の35セント
  • GAAPベースの営業利益は前年同期比30%増の11億ドル(売上高に対する比率は5.9%)、GAAPベースEPSは前年同期比25%増の30セント
  • パーソナル・システムズの売上高は前年同期比20%増、営業利益は過去最高
  • エンタープライズ・システムの営業利益は前年同期比1億9,000万ドル改善して1億800万ドル

    ヒューレット・パッカード社(会長兼CEO:カーリー・フィオリーナ、本社:カリフォルニア州パロアルト市)は、2004年度第1四半期(2003年11月1日〜2004年1月31日)の業績結果を発表しました。本報告書はHP社が2004年2月19日(米国時間)に発表したレポートの日本語版です。第1四半期の売上高は、前年同期比9%増加して195億ドルとなりました。

    当四半期の非GAAPベース(1)の営業利益は、前年同期比23%増の14億ドルとなりました。売上高に対する非GAAPベース営業利益の比率は6.9%でした。非GAAPベースの希薄化後EPS(1株当り利益)は、前年同期の29セントから21%増加して35セントとなりました。非GAAPベースの希薄化後EPSおよび純利益には、税引き後ベースで1億4,400万ドル、1株当り5セント(希薄化後)の調整費用が反映されています。この調整には、計上済みリストラクチュアリング費用の補正額5,400万ドル、購入無形資産の減価償却費用1億4,400万ドル、および買収関連諸費用1,500万ドルが含まれています。本発表内容に含まれる非GAAPベースの財務情報は、いずれも後掲の表「非GAAPベースの連結要約損益計算書」の数字と同じものです。

    当四半期のGAAPベースの営業利益は、前年同期比2億6,400万ドル(30%)増、前期比7,000万ドル(7%)増の11億ドルで、売上高に対するGAAPベース営業利益の比率は5.9%となりました。GAAPベースの希薄化後EPSは、前年同期の24セントに比べ25%増、第4四半期の28セントに比べ7%増の30セントとなりました。

      2004年 2003年
    第1四半期 第1四半期
    売上高 195億ドル 179億ドル
    非GAAPベース営業利益率 (1) 6.9% 6.2%
    GAAPベース営業利益率 5.9% 4.9%
    非GAAPベース希薄化後EPS (1) $0.35 $0.29
    GAAPベース希薄化後EPS $0.30 $0.24

    「当四半期の業績は堅実な内容であった。季節要因から低迷が予想されたにもかかわらず、HPの収益パフォーマンスと潜在収益力は、合併以来、最もバランスのとれたものとなった」とHP会長兼CEOのカーリー・フィオリーナは述べています。

    「パーソナル・システムズ・グループでは、デスクトップ型およびノートブック型PCの売上高が2四半期連続でライバル企業のほぼ2倍の伸びをみせ、世界市場で最大のシェアを確保するとともに、記録的な利益をあげることができた」

    「エンタープライズ・システム・グループでは、主要ハードウェア事業の力強い増収が業績を押し上げた。営業利益が前年同期比1億9,000万ドル改善する一方、ソフトウェア事業でも戦略的投資や企業買収を通じて製品ポートフォリオの強化を続けている」

    「イメージング・プリンティング・グループでは、サプライ用品事業の堅調な伸びとコンシューマー市場におけるホリデー・セールスの好調を反映して、第1四半期としては過去最高の売上高および営業利益を記録した。当四半期のハードウェア出荷台数は前年同期比12%増の1,400万台強に達し、引き続き市場平均を上回る伸びをみせた。その結果、主要製品市場でHPのシェアが拡大、特に高付加価値製品では大幅に拡大した」

    「HPサービスの売上高は、カスタマー・サポート事業で価格圧力が増大し、コンサルティング&インテグレーション事業が低迷したにもかかわらず、前年同期比6%の増加となった。この間、マネージド・サービス事業の増勢は衰えず、前年同期比27%の増加をみせた。HPでは、引き続きコスト削減に努力する結果、営業利益率は今年度も改善するとみている」

    「HPファイナンシャル・サービスは5四半期連続で黒字となり、HP全体のポートフォリオ健全化に寄与した」

    「HPは、コンシューマー、中小企業およびエンタープライズの主要市場で強い競争力を発揮している。いずれの事業も強いモメンタムを維持し、魅力的なポートフォリオを提供しており、成長の加速と収益性の改善と株主価値の増大に我々は自信を抱いている」とフィオリーナは述べています。

    地域別では、北米・中南米地域の売上高は、前年同期比3%増の84億ドルとなり、総売上高に占める比率は43%となりました。欧州地域の売上高は、前年同期比17%増の83億ドルとなり、総売上高に占める比率は42%となりました。アジア太平洋地域の売上高は、前年同期比9%増の21億ドルとなり、総売上高に占める比率は11%となりました。日本市場の売上高は、前年同期比4%増の7億7,700万ドルとなり、総売上高に占める比率は4%となりました。為替変動の影響を除くベースでは、当四半期の売上高の合計は、前年同期比1%増となりました。

    エンタープライズ・システム

     

    エンタープライズ・システム・グループ(ESG)の売上高は、ハードウェア(エンタープライズ・ストレージ&サーバ)とソフトウェアの合計で、前年同期比5%増の39億ドルとなりました。営業利益は前年同期比1億9,000万ドル増加して1億800万ドルとなり、売上高に対する営業利益の比率は2.8%となりました。エンタープライズ・ストレージ&サーバ事業は、1億5,400万ドルの営業利益を計上し、売上高に対する営業利益の比率は4.1%となりました。ソフトウェア事業では、引き続き戦略的投資と設備買収を遂行し、4,600万ドルの営業損失を計上しました。

    業界標準サーバの売上高は、出荷台数の伸び(23%)に支えられ、前年同期比15%増加して過去最高を記録しました。第4暦四半期(2003年10〜12月期)には、x86系サーバ市場でHPのリードが広がり、欧州・中近東・アフリカ地域で市場シェアが3%拡大した結果、世界全体でみたHPの市場シェアは過去最高の33%に達しました。欧州地域での市場シェアは43%に達していますが、特に欧州12カ国では50%を上回るシェアを確保しており、特に英国では合併以来最高の市場シェアを記録しました。

    UNIX® の売上高は、特にハイエンドおよびローエンド製品における価格圧力の増大を反映して、前年同期比13%減少しました。Alphaの売上高は前年同期比32%減少し、HP 9000の売上高は前年同期比ほぼ横ばいとなりました。Superdomeの増勢は依然として衰えをみせず、受注台数は前年同期比52%増加しました。Itanium® をベースとするIntegrityの売上高は引き続き大幅な伸びをみせ、前期比60%増加しました。

    ハイエンドおよびミッドレンジのストレージ製品の売上高は、特にミッドレンジのHP StorageWorks Enterprise Virtual Arrayが市場の好評を博し、112%の伸びを示した結果、前年同期比14%の増加となりました。しかしながら、ハイエンド製品の売上高は低迷し、テープドライブ事業の売上高もドライブのみに専念したため5%の減少となりました。その結果、ストレージ製品全体の売上高は、前年同期比2%の減少となりました。

    ソフトウェアの売上高は、OpenViewが前年同期比9%、OpenCallが11%増加した結果、前年同期比9%増加して過去最高を記録しました。

    HPサービス

     

    HPサービス(HPS)の売上高は、前年同期比6%増加して32億ドルとなりました。営業利益は前年同期比11.4%減少して2億5,800万ドルとなり、売上高に対する営業利益の比率は8.2%となりました。この減益は、顧客の購入サイクルの長期化、価格圧力の増大、コンサルティング&インテグレーション事業の売上低迷、および過去12ヶ月間に締結された大口のマネージド・サービス契約数件に関連した初期投資費用を反映したものです。

    マネージド・サービスの売上高は、引き続き大幅に増加し、前年同期比27%増と市場平均の4倍の伸びを記録しました。カスタマー・サポートの売上高は、前年同期比7%増加しました。コンサルティング&インテグレーションの売上高は、市場が引き続き低迷したことから、前年同期比10%の減少となりました。

    パーソナル・システムズ

     

    パーソナル・システムズ・グループ(PSG)の売上高は、前年同期比20%、前期比3%増加して62億ドルとなりました。PC製品の出荷台数は、ノートブック型PCの好調(前年同期比52%増)に支えられ、前年同期比23%増加しました。ノートブック型PCの売上高は、前年同期比42%増加しました。デスクトップ型PCの売上高は、平均価格の上昇を反映して前年同期比11%増加し、ハンドヘルド製品の売上高は同25%増加しました。

    第4暦四半期(2003年10〜12月期)には、HPは世界のPC市場において最大のシェアを確保しました。特にノートブック型PC市場ではHPの優勢が続き、市場シェアも2%ポイント以上拡大しました。欧州地域では、HPはPC市場全体でリードを広げ、市場シェアを前年同期比約1%ポイント拡大しました。

    パーソナル・システムズ・グループ(PSG)の営業利益は、前年同期の3,300万ドル、第4四半期の2,200万ドルに対し、6,200万ドルとなりました。これは四半期利益としては、コンパック社との合併以来、最高の水準です。

    イメージング・プリンティング

     

    イメージング・プリンティング・グループ(IPG)の売上高は、前年同期比6%増加し、第1四半期としては過去最高の59億ドルを記録しました。

    当四半期には、ハードウェアの出荷台数が前年同期比12%増の1,440万台に達し、週当たりの出荷台数も100万台を上回りました。家庭用レーザージェット・プリンタの出荷台数は前年同期比22%増、レーザージェット・カラープリンタの出荷台数は同27%増となりました。業務用インクジェット・プリンタの出荷台数は前年同期比28%増加しました。オールインワン・プリンタおよびフォト・プリンタの出荷台数は、それぞれ前年同期比84%増および41%増となり、デジタルカメラの出荷台数は同42%増となりました。

    デジタル・イメージング製品の売上高は、デジタルカメラやフォト・プリンタの出荷が好調であったのに対し、スキャナやローエンドASPの出荷が減少した結果、前年同期比5%の増加となりました。家庭用ハードウェアの売上高は、順調なホリデー・セールスとオールインワン製品へのシフト持続を反映して、前年同期比6%増となりました。サプライ用品の売上高は、前年同期が高水準であったことや、米国サプライチェーンの改善により流通在庫が減少したにもかかわらず、前年同期比8%の増加を記録しました。

    IPGの営業利益は9億6,800万ドルとなり、これも第1四半期としては過去最高を記録しました。売上高に対する営業利益の比率は16.4%でした。営業利益は前年同期比6%の増加でした。

    ファイナンシャル・サービス

     

    HPファイナンシャル・サービスの売上高は、前年同期比15%減少して4億4,100万ドルとなりました。営業利益は、前年同期の1,400万ドルに対し、2,900万ドルとなりました。営業利益は5四半期連続の黒字となり、利益率も引き続き改善しています。

    資産管理

     

    当四半期末のグロス・キャッシュフローは140億ドルとなりました。グロス・キャッシュフローには、現金および現金等価物136億ドルと短期および一部長期投資資産約4億ドルが含まれています。当四半期の営業活動によるキャッシュフローは約1億4,800万ドルとなりましたが、これはリストラクチュアリング費用(当四半期の支出金および一時支出金の一部)として約2億7,100万ドルを差し引いた金額です。当四半期末の棚卸資産は65億ドルとなり、前年同期比3億9,600万ドル増加しました。売掛金は、前期比6億ドル減少して83億ドルとなりました。当四半期の配当金は1株当たり8セントで、配当金の支払いに充当されたキャッシュは2億4,400万ドルでした。ちなみに、HPは当四半期中に2億5,600万ドルの自社株買戻しを実行しました。

    見通し

     

    HPは2004年度第2四半期の売上高を192〜196億ドルと見込んでいます。非GAAPベースEPSについては、現在のコンセンサス予想とほぼ同じ約34セントと予想しています。2004年度の非GAAPベースEPSについても、現在のコンセンサス予想とほぼ同じ1ドル43セント(前年比23%増)と予想しています。

    非GAAPベースEPSの予想は、四半期ごとに購入無形資産の減価償却費用および買収関連費用として税引き後ベースで1株当り4セント控除されることを前提としています。

    当四半期の業績結果に関する詳しい情報は、下記のHP's Investor Relationsサイトに掲載されています。
    アドレス:http://www.hp.com/hpinfo/investor/quarters/quarters.html

    HPについて

     

    HPは、世界の消費者、企業および機関に様々なテクノロジー・ソリューションを提供するグローバルな企業です。HPの製品・サービスは、ITインフラからパーソナル・コンピューティング&アクセス・デバイス、グローバル・サービス、イメージング・プリンティング・サービスまで、多岐にわたっています。2004年度第1四半期(2003年11月1日〜2004年1月31日)現在、年商は747億ドルです。HPの詳しい情報については、下記のサイトをご参照ください。
    アドレス:http://www.hp.com

    (1) (1) 非GAAPベースの数値はいずれも特定の項目を除外調整したもの。当四半期および前期のGAAPベース業績に対する特別調整の詳細は、後掲の表「非GAAPベース連結要約損益計算書」に示すとおり。HPの非GAAPベース情報の利用に関する説明は、後掲の「非GAAPベース財務情報の利用」に示すとおり。

    UNIX® はOpen Groupの登録商標です。Itanium® は、Intel Corp.またはその米国および海外子会社の登録商標です。

    非GAAPベースの財務情報利用

     

    HPは、GAAPベースで表示されるHPの連結要約損益計算書を補完するため、HPの過去の財務実績および将来的展望の全体的な理解を深めるのに適切と考えられる方法で特定の費用、支出および売買損益を除外調整した特別経営指標として、非GAAPベースの純利益および希薄化後EPSを利用しています。この調整は、経営陣および投資家の双方に対して、HPの基本的な営業成績およびトレンドや市場パフォーマンスに関するより完全な情報を提供することを目的としています。例えば、非GAAPベースの業績は、HPの基幹事業部門の業績には含まれないと経営陣が判断した資産売買損益またはその他の費用を除外した、当社の基本パフォーマンスを表わしています。さらに、非GAAPベースの業績は、経営陣が将来の計画および予測の基礎資料として利用する基本的な指標の1つになっています。この補完的情報の公表は、独立した情報ではなく、または米国で広く受け入れられている会計原則に基づいて作成された純利益または希薄化後EPSに代わるものでもありません。

    将来的展望の記述

     

    本発表内容には将来的展望の記述が含まれており、そこに記載された様々なリスク、不確実性および仮説が具体化するか、または誤りであることが明らかになった場合には、HPおよびその連結子会社の業績結果と、将来的展望に明示または暗示された内容との間に、重大な差異が発生する可能性があります。歴史的事実の記述以外はすべて将来的展望とみなし得る記述であり、これには利益、売上高、利益率、シナジーまたはその他の財務項目に関する予想、将来の事業に関する経営陣の計画・戦略・目標の記述(企業統合や事業再編計画などを含む)、新しい製品・サービス・開発に関する提案、製品・サービスのパフォーマンス予測、または業界ランキングに関する記述、将来の経済情勢や業績に関する記述、上記記述の基礎となる確信および仮説に関する記述が含まれています、上記のリスク、不確実性および仮説には、マクロ経済および国際政治の動向、当業界の熾烈な市場競争、サプライヤー・顧客・パートナー企業による契約のパフォーマンス、契約が締結されないか、または最終的に現在予想される条件で遂行されないか、もしくは全く遂行されない可能性、特定の製品・サービスの販売市場が予想どおりに発達しない可能性、製品・サービスの開発およびパフォーマンスが予想どおりに進展しない可能性、従業員の管理を巡る諸問題、棚卸資産など資産管理の問題を巡るリスク、売上高の変動に合わせて営業経費の支出水準を抑制することの困難さ、およびその他のリスクが考えられますが、これらについては当社の証券取引委員会レポート(2003年10月31日に終了した年度のHP年次報告書およびその後提出された2003年7月31日に終了した四半期のHP四半期報告書を含むが、これらに限定されない)上で随時報告しています。HPには、これらの将来的展望の記述をアップデートする義務および意思はありません。

    ■ 添付資料

     
    ヒューレット・パッカード社および子会社要約連結損益計算書(未監査)
    ヒューレット・パッカード社および子会社非GAAPベースの要約連結損益計算書費用と支出の合計(未監査)
    ヒューレット・パッカード社および子会社要約連結貸借対照表
    ヒューレット・パッカード社および子会社要約連結現金収支計算書(未監査)
    ヒューレット・パッカード社および子会社事業部門別財務情報(非監査)

    ( PDF:116kb )

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