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2004年8月31日

ヒューレット・パッカード社 2004年度第3四半期報告

  • 売上高は前年同期比9%増の189億ドル
  • 非GAAPベースの営業利益は8億4,600万ドル、非GAAPベースEPSは24セント
  • GAAPベースの営業利益は6億5,700万ドル、GAAPベースEPSは19セント
  • パーソナル・システムズの売上高は前年同期比19%増、イメージング・プリンティングの売上高は同8%増、エンタープライズ・サーバ&ストレージの売上高は同5%減、HPサービスの売上高は同12%増、ソフトウェアの売上高は同17%増

ヒューレット・パッカード社(会長兼CEO:カーリー・フィオリーナ、本社:カリフォルニア州パロアルト市)は、2004年度第3四半期(2004年5月1日〜7月31日)の業績結果を発表しました。本報告書はHP社が8月12日(米国時間)に発表したレポートの日本語版です。第3四半期の売上高は、前年同期比9%増加して189億ドルとなりました。

当四半期の非GAAPベース (1) の営業利益は、8億4,600万ドルとなりました。非GAAPベースの希薄化後EPS(1株当り利益)は、前年同期の23セントに対し24セントでした。非GAAPベースの希薄化後EPSおよび純利益には、税引き後ベースで1億4,200万ドル、1株当り5セント(希薄化後)の調整費用が含まれています。

当四半期のGAAPベースの営業利益は、6億5,700万ドルとなりました。GAAPベースの希薄化後EPSは、前年同期の10セントから90%増加して19セントとなりました。

  2004年 前年同期比 2003年
  第3四半期   第3四半期
売上高 189億ドル 9%増 173億ドル
非GAAPベース営業利益率 (1) 4.5%   4.9%
GAAPベース営業利益率 3.5%   1.7%
非GAAPベース希薄化後EPS (1) $0.24   $0.23
GAAPベース希薄化後EPS $0.19 90%増 $0.10

当四半期には、北米・中南米地域の売上高は、前年同期比4%増の84億ドルとなりました。欧州地域の売上高は、前年同期比14%増の75億ドルとなり、アジア太平洋地域の売上高は、前年同期比11%増の30億ドルとなりました。為替変動の影響を除くベースでは、当四半期の売上高合計は、前年同期比5%増となりました。

「パーソナル・システムズ、イメージング・プリンティング、ソフトウェアおよびHPサービスの業績は満足できる内容であったが、エンタープライズ・サーバ&ストレージ事業の業績不振がそれに暗い影を落とした。このため、我々は直ちに役員人事の変更に着手したほか、同事業グループにおける利益率改善計画の加速化に努めている。これらの対策が奏功すれば、HPのサーバ&ストレージ事業は第4四半期にも黒字を回復すると思われる」とHP会長兼CEOのカーリー・フィオリーナは述べています。

テクノロジー・ソリューションズ・グループ

 

テクノロジー・ソリューションズ・グループは、エンタープライズ・ストレージ&サーバ事業、ソフトウェア事業およびHPサービス事業で構成されています。同グループの売上高は、前年同期比4%増加して70億ドルとなりました。当四半期の営業利益は、前年同期比2億900万ドル減少して5,600万ドルとなりました。

エンタープライズ・サーバ&ストレージ

 

エンタープライズ・サーバ&ストレージ事業の売上高は、前年同期比5%減の34億ドルとなりました。業界標準サーバの売上高は、前年同期比2%増加しました。ビジネス・クリティカル・サーバの売上高は、UNIX® の8%増、Alphaの32%減、NonStopの25%減を反映して、前年同期比8%減の8億2,800万ドルとなりました。ストレージの売上高は、合計で前年同期比15%減の7億900万ドルとなりました。EVAおよびXPエンタープライズ・ストレージを含むオンライン・ストレージ事業の売上高は、前年同期比23%減少しました。テープ・ライブラリ事業を含むニアライン・ストレージ事業の売上高は、前年同期比16%減少しました。エンタープライズ・サーバ&ストレージ事業の営業損益は、前年同期の2,000万ドルの損失に対し、2億800万ドルの損失となりました。

当四半期の業績結果は、いくつかの要因によるものです。第1に、米国では、新しい注文処理およびサプライチェーン・システムへの移行が予定どおりに進捗しませんでした。第2に、欧州では、流通補償や過剰な割引、集中苦情処理システムへの移行等の流通管理問題が悪影響を与えました。第3に、ストレージ事業も大幅に計画を下回りました。以上の要因が相俟って、当四半期の業績はコンセンサス予想を下回る結果に終わりました。さらに、通常みられる期末の駆け込み需要も影をひそめました。

ソフトウェア

 

ソフトウェア事業の売上高は、前年同期比17%増の2億2,300万ドルとなり、第3四半期としては過去最高を記録しました。HP OpenCallの売上高は、前年同期比8%増となりました。HP OpenViewの売上高は、同26%増となりました。ソフトウェア事業の営業損益は、HP Adaptive Enterprise戦略の柱となる戦略的投資が引き続き行われたため、4,500万ドルの損失となりました。

HPサービス

 

HPサービスの売上高は、マネージド・サービスが前年同期比42%増と引き続き好調であったことから、前年同期比12%増の35億ドルとなりました。カスタマ・サポートの売上高は前年同期比7%増、コンサルティング&インテグレーションの売上高は同6%増となりました。HPサービスの営業利益は、前年同期比2,600万ドル減少して3億900万ドルとなりました。売上高に対する営業利益の比率は8.9%でした。

パーソナル・システムズ

 

パーソナル・システムズの売上高は、前年同期比19%増の59億ドルとなりました。デスクトップPCの売上高は前年同期比26%増、ノートブック型PCの売上高は同12%増となりました。商業向けシステムの売上高は前年同期比20%増、消費者向けシステムの売上高は同19%増となりました。パーソナル・システムの営業損益は、前年同期の5,600万ドルの損失に対し、2,500万ドルの利益に転じました。

イメージング・プリンティング

 

イメージング・プリンティングの売上高は、前年同期比8%増加し、第3四半期としては過去最高の56億ドルを記録しました。当四半期のHPプリンタの出荷台数は約1,000万台に達し、過去の出荷台数の累計は世界全体で約3億2,000万台に達しました。ビジネス・ハードウェアの売上高は、カラーおよび白黒レーザー・プリンタ、ビジネス用インクジェット・プリンタおよびMFPの出荷台数の好調に支えられ、前年同期比8%増加しました。家庭用ハードウェアの売上高は、オールインワン・プリンタの販売台数の増加が単機能プリンタの減少および季節要因によって相殺された結果、前年同期比5%の減少となりました。サプライ用品の売上高は、カラーおよび白黒レーザー・プリンタ用品が急増した結果、前年同期比9%増加しました。デジタル・イメージングの売上高は、デジタル・カメラの出荷台数の大幅な増加がスキャナ需要の予想どおりの減少を相殺した結果、前年同期比11%増加しました。営業利益も、第3四半期としては過去最高の8億3,700万ドルに達し、売上高に対する営業利益の比率は14.8%となりました。

ファイナンシャル・サービス

 

HPファイナンシャル・サービスの売上高は、前年同期比10%増の4億8,800万ドルとなり、過去5四半期ぶりの最高を記録しました。営業利益は、前年同期比2,300万ドル増加して4,200万ドルとなりました。売上高に対する営業利益の比率は、8.6%となり、数年来の最高を記録しました。

資産管理

 

当四半期末の棚卸資産は、前期比4億7,200万ドル増加、前年同期比6億300万ドル増加して67億ドルとなりました。売掛金は、前期比6,500万ドル減少して85億ドルとなりました。当四半期の配当金は1株当り8セントで、配当金の支払いに充当されたキャッシュは2億4,400万ドルでした。なお、HPは当四半期中に5億ドルの自社株買戻しを実行しました。当四半期末のグロス・キャッシュフローは144億ドルとなりました。グロス・キャッシュフローには、現金および現金等価物(140億ドル)と短期および一部の長期投資資産(約4億ドル)が含まれています。

見通し

 

HPは、2004年度第4四半期の売上高を210〜215億ドルと予想しています。2004年度第4四半期の非GAAPベースEPSについては35〜39セントと予想しています。

非GAAPベースEPSの予想は、第4四半期に無形資産の減価償却費用および買収関連費用として税引き後ベースで1株当り約5セントが控除されることを前提としています。

業績結果に関する公表資料は、HPインベスターズ・リレーションズ・ウェブサイトからもダウンロード可能です。
     アドレス: http://www.hp.com/hpinfo/investor/quarters/quarters.html  米国のサイトへ

■ HPについて

 

HPは、世界の消費者、企業および機関にさまざまなテクノロジー・ソリューションを提供するグローバル企業です。HPの製品・サービスは、ITインフラからパーソナル・コンピューティング&アクセス・デバイス、グローバル・サービス、イメージング・プリンティングまで、多岐にわたっています。2004年度第3四半期(2004年5月1日〜7月31日)現在、年商は784億ドルです。HPの詳しい情報については、下記のサイトをご参照ください。
アドレス: www.hp.com  米国のサイトへ

■ 添付資料

  ヒューレット・パッカード社および子会社要約連結損益計算書(未監査)
ヒューレット・パッカード社および子会社非GAAPベースの要約連結損益計算書費用と支出の合計(未監査)
ヒューレット・パッカード社および子会社非GAAPベースの要約連結損益計算書(未監査)
ヒューレット・パッカード社および子会社要約連結貸借対照表
ヒューレット・パッカード社および子会社事業部門別財務情報(非監査)
( PDF:96kb )

1) 非GAAPベースの数値はいずれも特定の項目を除外調整したもの。当四半期および前期のGAAPベース業績に対する特別調整の詳細は、後掲の表「非GAAPベース連結要約損益計算書」に示すとおり。HPの非GAAPベース情報の利用に関する説明は、後掲の「非GAAPベース財務情報の利用」に示すとおり。

UNIXはOpen Groupの登録商標です。Intel® およびItanium® は、Intel Gorpまたはその米国および海外子会社の登録商標です。

■ 非GAAPベースの財務情報利用

 

HPは、GAAPベースで表示されるHPの連結要約損益計算書を補完するため、HPの過去の財務実績および将来的展望の全体的な理解を深めるのに適切と考えられる方法で特定の費用、支出および売買損益を除外調整した特別経営指標として、非GAAPベースの純利益および希薄化後EPSを利用しています。この調整は、経営陣および投資家の双方に対して、HPの基本的な営業成績およびトレンドや市場パフォーマンスに関するより完全な情報を提供することを目的としています。例えば、非GAAPベースの業績は、HPの基幹事業部門の業績には含まれないと経営陣が判断した資産売買損益またはその他の費用を除外した、当社の基本パフォーマンスを表わしています。さらに、非GAAPベースの業績は、経営陣が将来の計画および予測の基礎資料として利用する基本的な指標の1つになっています。この補完的情報の公表は、独立した情報ではなく、または米国で広く受け入れられている会計原則に基づいて作成された純利益または希薄化後EPSに代わるものでもありません。

■ 将来的展望の記述

 

本発表内容には将来的展望の記述が含まれており、そこに記載された様々なリスク、不確実性および仮説が具体化するか、または誤りであることが明らかになった場合には、HPおよびその連結子会社の業績結果と、かかる将来的展望および仮説によって明示または暗示された業績結果の間に、重大な差異が発生する可能性があります。歴史的事実の記述以外は、すべて将来的展望とみなし得る記述であり、これには利益、売上高、利益率、シナジーまたはその他の財務項目に関する予想、将来の事業に関する経営陣の計画・戦略・目標の記述(事業再編計画の遂行や経営執行問題の改善を含む)、製品・サービスの開発、パフォーマンスまたは業界ランキングの予想に関する記述、将来の経済情勢や業績に関する記述、期待または確信の記述、および上記記述の基礎となる仮説に関する記述が含まれています。上記のリスク、不確実性および仮説には、マクロ経済および国際政治の潮流および動向、サプライヤー・顧客・パートナー企業による契約のパフォーマンス、製品・サービスの開発・パフォーマンス・市場の反応、従業員の管理を巡る諸問題、棚卸資産など資産管理の問題、売上高の変動に合わせて経費の支出水準を抑制することの困難さ、提案された契約が締結されないか、または最終的に現在予想される条件で遂行されないか、もしくは全く遂行されない可能性、ITシステムを巡るリスク、およびその他のリスクが考えられますが、これらについては当社の証券取引委員会レポート(2004年4月30日に終了した四半期のHP四半期報告書および2003年10月31日に終了した年度のHP年次報告書を含むが、これらに限定されない)上で随時報告しています。HPには、これらの将来的展望の記述をアップデートする義務はありません。

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