Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス サポート & ドライバー ソリューション ご購入方法
≫ お問い合わせ
日本HPホーム
パートナー >  アライアンス

日本HP パートナーアライアンス SAP 導入事例

コスモ石油株式会社

HP and SAP

協業戦略
エンタープライズ向け
ソリューション
製品・ソリューション情報
  サービス・サポート情報
  導入事例
  サイジング
日本HPサイトマップ
SAP Solution Managerの設定一式を早く確実に提供「Rapid Solution Managerサービス」
SAPアプリケーションマネジメントサービス
コンテンツに進む
コスモ石油株式会社

SAP R/3の運用にHP Servicesを活用
24時間運用の省力化でTCOを削減すると共に
サービスレベルの向上も実現
導入事例
導入の背景
  導入のポイント
  システム運用サポート体制
  システム運用サポートの効果
  会社概要

最強のコスト競争力の獲得とさらなるサービス品質の追求を、企業としての目標の両輪に据えているコスモ石油。ここではコスト削減の一環として、メインフレーム上で動いていた基幹系システムをSAP R/3へと移行しつつある。その一方でTCOに大きな影響を与える運用オペレーションも抜本的に改革。HPの遠隔監視サービスを導入することで、24時間運用の省力化を実現。これによってシステム運用の人的負荷の大幅低減を可能とした。また問題対応のスピードアップや的確な情報提供によって、サービスレベル向上も実現している。

事例キーワード

 
業種: 流通・サービス業/石油
ソリューション: 統合運用管理アウトソーシング
 

導入の背景


株式会社コスモコンピュータセンター 取締役技術サービス部長 大西清七郎 氏
株式会社コスモ
コンピュータセンター
取締役技術サービス部長
大西 清七郎 氏
コスト削減を目指しSAP R/3を導入
運用体制の改革にはHP Servicesを活用


IT投資のROI(Return On Investment:投資収益率)に関する議論が、ここ数年で急速に高まりつつある。その背景には企業経営にITが欠かせないものになっており、"ITは重要な経営資産"という意識が高まっているからであろう。

ROIを高めるには投資額の抑制と、効果の最大化というふたつの側面からアプローチする必要がある。1990年代は主として"TCO(Total Cost of Ownership)の削減"に着目する議論が多く、どちらかというと前者のアプローチに重点が置かれていたが、最近では企業競争力強化のために戦略的にIT投資を行うべしという、後者のアプローチが強調される傾向が強くなっているようだ。しかしTCO削減の重要性は決して小さくなったわけでは決してない。コスト意識なくして投資収益率を高めることなどできないからだ。

特に24時間365日動き続けることが要求される基幹系システムでは、運用管理の負担をいかにして軽減するかが重要な課題になる。最近ではシステム運用管理ツールに自律性を与え、運用管理を自動化していこうという取り組みも進んでいるが、問題発生時に適切な対応を行うにはどうしても人間の介在が欠かせない。この"人間が介在する部分"の負担を軽減させることが、TCO削減の鍵を握っているのだ。

このような課題に対応するために、社外のリソースを積極的に活用することで、運用オペレーションの改革を行ったのがコスモ石油である。同社はコスト競争力の強化を経営戦略の柱のひとつに掲げており、あらゆる領域におけるコスト削減を進めてきた。情報システムもその例外ではない。システムコスト削減のために、以前はメインフレーム上で稼働していた基幹系システムを、2000年4月から順次SAPR/3へと移行しつつあるのだ。運用オペレーションの改革も、この取り組みの一環として進められてきたのである。

「コスモ石油ではメインフレーム運用を24時間体制で行っており、そのために4直2交替の体制が組まれています」というのは、コスモ石油の情報システムを担当するコスモコンピュータセンターで、取締役技術サービス部長を務める大西氏。当然ながらこのオペレーション体制では多数のオペレータが常駐する必要があり、膨大な運用コストがかかっているという。特に大きな負担になっていたのが、夜間運用に必要なオペレータの確保。夜間運用をいかに省力化していくかが、重要な課題になっていたのだ。

もちろんSAP R/3でも夜間処理を含めた運用が求められることはいうまでもない。メインフレーム時代のサービスレベルを維持しながら、運用負担を軽減することが求められたのだ。そのために採用された方法が、24時間365日体制でSAP R/3システムを監視する、HPの遠隔監視サービスの活用だった。

コスモ石油では2001年4月に、基幹系システムの中核ともいうべき財務会計・管理会計・販売管理をSAP R/3へと移行。その本番稼働を契機にHPの遠隔監視サービスを導入し、SAP R/3システムの運用を省力化することに成功するのである。

[TOP▲]

導入のポイント


株式会社コスモコンピュータセンター 技術サービス部 技術グループ長 窪田豊司 氏
株式会社コスモ
コンピュータセンター
技術サービス部
技術グループ長
窪田 豊司 氏
構築担当者がそのまま運用にシフトエンジニアのクオリティを高く評価

それではなぜHPの遠隔監視サービスを採用したのか。コスモコンピュータセンターで技術グループ長を務める窪田氏は、大きく3つのポイントがあったと説明する。

まず第1は24時間365日の監視を提供していること。第2はシステムインフラはもちろんのこと、SAP R/3のベーシス部分までカバーした監視や運用が可能なことである。そして第3はサービスを提供するHPの人材の能力に満足しているという。「メインフレームでシステムを運用していた時代も含め数多くのエンジニアの方と一緒に仕事をしてきましたが、その中でも当社を担当してくれたHPのエンジニアは知識レベルが高く、具体的なことをよく知っています。また対応もきちんとしており、中途半端なことはしません」

このような評価の背景には、顧客のことを最優先で考えるHPの企業姿勢もあるといえるだろう。実はコスモ石油におけるSAP R/3の導入にはHPも参加していたのだが、このシステム構築を担当したエンジニアが、そのまま遠隔監視サービスにシフトしているのだ。世の中の多くのシステム構築プロジェクトでは、システム構築が完了した時点で構築を担当したエンジニアが他のプロジェクトに移り、運用は別のエンジニアに引き継がれるのが一般的だが、HPでは構築から運用まで一貫して同じエンジニアが担当することが珍しくない。構築を担当したエンジニアが運用まで担当すれば、運用を視野に入れた適切なシステム設計が行えると共に、運用担当者への引継も不要になり、システムを熟知した運用も可能になる。そのためユーザ企業に数多くのメリットをもたらすのである。

もちろんそのためには、システム設計から構築、運用までをカバーした、幅広い知識とスキルを備えたエンジニアを育成する必要がある。システム構築と運用を分業するのが一般的になっているのは、このようなエンジニアを育成することが簡単ではないからだ。しかしHPではこのようなエンジニアの育成を当然のこととして取り組んでいる。だからこそ具体的なことをよく知っている、知識レベルの高いエンジニアが揃っているのだといえるだろう。

また、「顔の見えるサービスを提供している点も高く評価しています」というのは、このシステムでSAP R/3のテクニカルコンサルタントを務める木村氏だ。HPの遠隔監視サービスは単にシステムの遠隔監視を行うだけではなく、毎週のようにHPのエンジニアがシステムの現場に出向き、フェイストゥフェイスのコミュニケーションを行っているのである。「ときには世間話しかしないこともありますが、これも意識を合わせていく上で重要なことです。運用監視サービスはお互いに緊密なコミュニケーションを取ることで、初めて有効なサービスになると考えています」

  コスモ石油システム遠隔監視サービス概念図
図1:コスモ石油システム遠隔監視サービス概念図
[ 拡大図へ ]
[TOP▲]

システム運用サポート体制


株式会社コスモコンピュータセンター兼 株式会社リアルパートナーズ ベーシスチーム リーダー 木村尚嘉 氏
株式会社コスモ
コンピュータセンター兼
株式会社リアルパートナーズ
ベーシスチームリーダー
木村 尚嘉 氏
24時間365日体制で稼働状況を監視
問題対応は顧客サイドと共同で実施


現在HPが提供しているサービスは以下の通りである。

まずHPの遠隔監視サイトからWANを経由し、24時間365日体制でシステムの稼働状況を監視。監視の対象はハードウェアの稼働状況やSAP R/3のベーシス部分のメッセージ、ジョブの結果、ログやスプールなど多岐にわたっている。監視項目は事前にチェックリストを作成し、このリストに基づいた監視を徹底することでチェック漏れを防止している。またシステム障害などのイベントだけではなく、リソースの消費状況の推移なども監視・記録されている。

この監視によってシステムに異常が発見された場合には、即座にコスモコンピュータセンターの担当者に対し、電子メールによる連絡が送られるようになっている。問題原因の切り分けはコスモコンピュータセンターとHPが共同で実施。ハードウェアやベーシスに関する問題はHP側ですぐに対応し、業務アプリケーションに関する問題はコスモコンピュータセンター側で対処する。HPではこの監視サービスとクリティカルサポートとの緊密な連携も行っており、これによって問題発生時の対応を迅速化。また運用状況や問題への対応状況については月次報告会でHPからレポートが提出されており、必要に応じてデータベース領域やシステムの拡張に関する提案も行われている。

HPではこの他にも、コスモコンピュータセンターに対する問い合わせ窓口を提供し、システムインフラやベーシス運用に関する質問に対応している。ここではSAPに対する質問の代行も行っており、顧客側の運用担当者はHPのエンジニアに問い合わせを行うだけで、幅広い情報を入手できる。また質問に答えるだけではなく、ウィルス情報やセキュリティに関する提案、事例紹介など、HP側からの最新情報の提供も積極的に行われている。

HP遠隔監視サービス導入の最大のメリットは、前述のようにSAP R/3の運用を省力化することで、システム運用に必要な人的リソースを削減できたことである。コスモ石油では現在もSAP R/3への移行途中であるため、一部の業務はまだメインフレームで行われているが、今後必要となる夜間オペレータの更なる削減を可能にしているという。また運用オペレーションを外部に委託することで、SAP R/3の本番稼働が円滑化されたことも見逃せない。「従来のように自社内で運用監視を行っていたとしたら、メインフレームのオペレータにSAP R/3の勉強をしてもらわなければなりません」と窪田氏。もしそうであればSAP R/3を本番稼働させるためにもっと多くの労力と時間が必要になったはずだという。

[TOP▲]

システム運用サポートの効果


夜間運用の省力化を達成しながら
サービスレベルの向上も同時に実現

サービスレベルの向上にも大きな効果を発揮している。まず問題が発見された時の対応スピードが速い。問題発生に関するHPからの報告は「すぐに対応が必要」「早めの対応が必要」「要注意」の3段階に分かれているが、「すぐに対応が必要」な場合には報告と同時にHP側での対応作業がスタートする。

システム状況に関する的確な情報提供も、サービスレベル向上に役立っているといえるだろう。例えばリソースの消費状況のレポートや、可用性維持に必要と思われるパッチの提案等は、問題を未然に防ぐ上で大きな貢献を果たす。「HPが問題への対応方法を提案する時には、そのリスクや代替案といった情報も一緒に提供してくれます」と木村氏。「これはSAPも含めたシステムを熟知しているからこそ可能なこと。豊富な知識を持つ話し相手がいるおかげで、運用担当者の安心感は飛躍的に高まっています」

コスモ石油では2001年に財務会計・管理会計・販売管理をSAP R/3に移行した後、2002年は保全・購買をSAP R/3に移行しており、今後は物流・品質や人事、連結の移行が計画されている。SAP R/3のカバーエリアは着々と拡大しており、それと共にHPの遠隔監視サービスに課せられた責任も重くなっているのだ。「今後もSAP R/3の運用や監視はHPに任せていきたい」と大西氏。HPは長期的に安心してつきあえるパートナとして、高い評価を受けているといえるだろう。

[TOP▲]

会社概要


コスモ石油株式会社
所在地: 東京都港区芝浦1-1-1
代表取締役会長兼社長: 岡部敬一郎
資本金: 518億8681万円
発足: 1986年
事業概要: 石油を中心としたエネルギー供給事業。
株式会社コスモコンピュータセンター
所在地: 東京都港区芝浦3-4-3 田町きよたビル7F
代表取締役社長: 赤田亘
資本金: 5000万円
発足: 1986年
事業概要: コスモ石油グループのシステム開発及び運用。
株式会社リアルパートナーズ
所在地: 東京都港区芝浦3-5-39 田町イーストウイング5F
代表取締役社長: 萩原修
資本金: 5000万円
発足: 2003年
事業概要: ERPコンサルティング業務。
[TOP▲]

  本ページに記載されている情報は2003年7月時点のものになります。
閲覧される時点で変更されている可能性がありますので、予めご了承下さい。
 
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項 ウェブマスターに連絡