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日本デルモンテ株式会社
管理本部 総務部
岡田光博氏 |
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システム基盤にはProLiantを選択
最小限の導入コストで大きな効果
今回構築されたシステムの概要は図に示す通り。SAP R/3 から売上実績データと原価データ、オフコンから売上計画データを抽出し、SAP
BW内で4種類のデータキューブを作成、売上実績/計画と間接費実績/計画の4種類のレポートが日次で生成されるようになっている。キューブサイズは全体で約11GB。このデータ処理を、HP
ProLiant ML580(2CPU/2GBメモリ)1台とHP StorageWorks 4314R(300GB)の組み合わせで実現している。
HP BW Packではプラットフォームとして、IAサーバ(Windows 2000 Server )、AlphaServer、HP-ux
Serverが用意されており、求められるシステム規模や能力に合わせて最適なものを選択できる。これによってシステムの導入コストを必要最小限に抑えることが可能になっているのだ。もちろん導入期間の短さもコスト低減に大きな貢献を果たす。このような投資効果の高さも、HP
BW Packの大きな魅力のひとつだといえるだろう。
このシステムによって期待されている効果は大きく3点ある。
まず第1は管理レポート作成の手間を削減できることだ。これまでは売上データなどはSAP R/3のレポートをいったんExcel 等に移し、それを人手で加工することで経営者が求めるレポートを提供していた。レポートは日次で作成されており、その日の状況は翌日の昼までにレポートに盛り込まれていたという。もちろんそのためには、毎日レポートを加工するという作業が発生する。この作業負担は非常に大きなものだったのである。
第2はレガシー系のデータもSAP R/3 のデータと統合して扱えること。日本デルモンテでは1998年からSAP R/3の全面稼働が始まっているが、既存のオフコンが完全にリプレースされたわけではない。売上計画に関する処理は現在もオフコンが利用されているのである。この部分に関してはSAP
R/3 へのデータ集約は行われていないため、レポーティングも個別に行われていた。しかしSAP BWなら異種システムのデータも取り込むことができ、すべてのデータを統合した上でレポートを作成できる。基幹系に異なるシステムが混在する場合でも、それを意識することなくデータ活用することが可能になるのだ。
第3はデータ活用の柔軟性が高まることである。SAP BWはレポートをExcelに直接出力できるが、あらかじめExcel のマクロを作成しておけば、データに基づいたシミュレーションなども簡単に行えるようになる。「以前は間接費のレポートにSAP
Report Painterを使っていましたが、レポートが画面に表示されるだけで、レポート内容にも制約がありました」と岡田氏。しかしSAP
BWを導入してからはこのような制約がなくなり、レポートの自由度は一気に拡大したという。すでにグラフ作成用のExcelマクロなどが作成されており、データ分析に活用されている。
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