Jump to content 日本-日本語
日本HPホーム 製品 & サービス サポート & ドライバー ソリューション ご購入方法
≫ お問い合わせ

日本HP販売パートナー > 日本HP販売店制度 > HP Partner News Web

ゼロから学ぶバックアップ装置提案(後編)

「バックアップって必要?」な営業マンにおくる「よく効くバックアップ装置選択処方箋」(後編)

HP Partner News Web

最新号
アーカイブ
特集
連載記事
事例
FAQ
昭島工場見学プログラム
HP Unison Partner Portal ログイン
→ニュース/イベント
→HP Partner News
パートナー様向け
お役立ちリンク集
パートナー様向け
営業ツール紹介
日本HP サイトマップ
 
特別価格情報やキャンペーン情報満載 HP ProLiant プレミアムモール
コンテンツに進む
≫ 「バックアップって必要?」な営業マンにおくる「よく効くバックアップ装置選択処方箋」(前編)はこちら

お客様からは好感触、残る懸念を払拭する提案書を作らなければ!

山田先輩のアドバイスを参考に、バックアップ装置の資料をそろえてお客様の元へ出かけた佐藤さん。最新テープドライブの特徴や製品ラインアップをひととおりお客様に説明したところ、お客様はHP StorageWorks D2D Backup System(以下D2D Backup System)に興味を惹かれたようです。

クライアント
  お客様:
「特にテープである必要がない弊社にとってD2D Backup Systemは魅力的です。ですが、導入に踏み切るには不安もあります。
たとえば、D2D Backup Systemではいま弊社で利用しているバックアップソフトが利用できるのでしょうか?ソフトを変更するのはコストがかかりますし、D2D Backup Systemのために安定して動作しているサーバーの設定を変えるのは気が進みません。 また、ネットワーク接続で設置に手間がかからないというお話でしたが、バックアップソフトの互換性や、バックアップの速度が遅いのではないかという懸念もあります。

そして、もっとも重要なのが導入や維持のコストです。D2D Backup Systemへのリプレースで、バックアップシステムにかかるコストがどの程度削減できるのかが気になります。これらの懸念が払拭されるのならD2D Backup Systemの導入を前向きに検討したいと思います。D2D Backup Systemを軸に、詳細を詰めた提案書をいただけないでしょうか?」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「わかりました。D2D Backup Systemを前提に御社のシステムに適した提案を作成してまいります。」
 

お客様の様子に好感触を得た佐藤さん。一方で不安も感じているようです。お客様の不安を取り除く提案書を作成してD2D Backup Systemをプッシュしなければ……ここは、やはり経験のある山田先輩に相談したほうがよさそうです。
 

D2D Backup Systemはテープバックアップ装置をエミュレート

佐藤さん
  佐藤さん:
「お客様はD2D Backup Systemに興味を持ったようです。でも、不安もあるとおっしゃってまして。とくに心配されていたのが互換性で、いま利用しているバックアップソフトが使えなくなるのは困ると言われたのですが、テープバックアップ装置との互換性はあるのでしょうか?」
 
山田先輩
  山田先輩:
「君のお客様はDATからのリプレースだったね。新規のバックアップシステムを導入するのに新しいソフトウェアを導入したり新たな設定が必要になったりというのではリプレースにはならないのだから、お客様が心配するのはもっともだ。

D2D Backup Systemはハードディスクを利用するけれど、ホストからはテープバックアップ装置に見える。オートローダー付きのテープバックアップ装置をエミュレートする機能もあるから、テープバックアップ装置を前提にしたソフトウェアがそのまま利用できるし、設定も変える必要はないんだよ。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「テープバックアップ装置をD2D Backup Systemに置き換えても、特別な設定は必要ないということですね?」
 
山田先輩
  山田先輩:
「基本的にはそうだ。D2D Backup Systemの管理ツールを使って、適切なテープドライブをエミュレートするよう設定すれば、サーバー側の設定を変えずにテープバックアップ措置をD2D Backup Systemに置き換えることができる。D2D Backup Systemにはファイバーチャネルを利用するモデルもあるけど、中小規模のシステム向けのモデルはネットワークを使うiSCSIモデルを採用している。iSCSIはネットワークを経由するSCSI接続の規格で、ソフトウェアからはSCSIの装置に見えるんだ。」
 
D2D Backup Systemの管理ツール画面
<D2D Backup Systemの管理ツール画面>
1台のD2Dで複数のテープライブラリをエミュレーション
≫ 拡大表示
佐藤さん
  佐藤さん:
「テープバックアップ装置はSCSI接続ですが、D2D Backup Systemはネットワーク接続ですよね?接続するサーバーには何が必要なんですか?」
 
山田先輩
  山田先輩:
「サーバーにはGbEのネットワークカードとOS標準のiSCSIイニシエータがあれば接続できる。つまり標準構成でOKということだね。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「速度はどうなんでしょう? ネットワーク接続だと速度が遅くなるのではと心配されていたのですが。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「D2D Backup SystemはGigabit Ethernet(GbE)をサポートする。GbEは条件が良ければ100MB/s程度の速度は得られるから、テープバックアップ装置に比べて極端に遅いということはないよ。逆にD2D Backup Systemの導入でバックアップの時間を短縮できるケースのほうがずっと多いはずだ。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「たとえば、どのような場合ですか?」
 
山田先輩
  山田先輩:
「たとえばファイル単位のリストアはテープに比べると圧倒的に高速だ。テープは頭から順にしか読み出せないシーケンシャルなデバイスだから、ファイル単位のリストアには時間がかかるからね。バックアップにハードディスクを使うD2D Backup Systemなら、ほとんど瞬時にファイル単位のリストアが可能だ。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「なるほど、ファイル単位でバックアップ・リストアを行う用途ならD2D Backup Systemのほうがずっと有利になるわけですね。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「シーケンシャルじゃないというD2D Backup Systemの利点を活かして、複数のテープバックアップ装置を1台のD2D Backup Systemに集約してしまうこともできる。

たとえば、1台のテープバックアップ装置で3台のサーバーのバックアップを行っているとしよう。テープはシーケンシャルだから、あるサーバーがバックアップを実行している最中、別のサーバーのバックアップを行うことはできない。3台のサーバーのバックアップを順に実行しなきゃならないわけだ。
D2D Backup Systemなら、1台で3台分のテープバックアップ装置をエミュレートすることができる。だから、3台のサーバーが同時にバックアップを実行することができ、バックアップ時間が大幅に短縮できるんだよ。」
 
D2D Backup Systemでバックアップ時間
<D2D Backup Systemでバックアップ時間の短縮が可能>
佐藤さん
  佐藤さん:
「複数サーバーのバックアップを同時に実行するとネットワークが混雑してしまいそうですけど……。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「確かにそういう心配はある。ネットワークを使うD2D Backup Systemでは、バックアップがネットワークの帯域を圧迫してしまったり、逆にネットワークの混雑がバックアップの速度に影響を与えてしまったりということが十分に考えられる。
バックアップを実行するサーバーの台数が多い場合や、ネットワークが混雑しているようなシステムでは、業務用のLANとバックアップ用のLANを分けるなどして対応する必要が出てくるかもしれないね。」
 
 

D2D Backup Systemで大幅なコスト削減を実現

佐藤さん
  佐藤さん:
「お客様は導入や維持のコストも気にされていました。D2D Backup Systemはテープの交換が必要ないから、運用コストはテープに比べると有利ですよね?」
 
山田先輩
  山田先輩:
テープメディアの代金が不要というのはD2D Backup Systemを導入する大きなメリットだね。さらに、先に説明したようにD2D Backup Systemは複数のテープドライブの機能を1台でまかなうことができる。だから複数のテープドライブを運用しているシステムなら、導入コストも抑えることができるんだ。

ただし、D2D Backup Systemで複数のテープバックアップ装置をエミュレートして利用するときには、バックアップソフトのライセンスに注意する必要がある。オートチェンジャー機能を持つドライブ1台ごとにライセンス料金が発生するバックアップソフトもあるからだ。

このあたりの事情はソフトによってずいぶん違う。たとえば、ARCserveは、1ドライブのチェンジャー機能を持つ装置なら基本ライセンスのみで何台でも接続できる。2ドライブのチェンジャー機能を持つ装置の場合はライブラリオプションを1つ追加することで何台でも接続できるようになるから、D2D Backup Systemに複数のテープバックアップ装置の代わりをさせても追加料金は必要にならない。
一方、Backup Execというソフトはチェンジャー機能があるテープドライブ1台に付き1つのオプションを購入する必要がある。両社の違いを表にまとめておこう。」
 
D2D Backup Systemでバックアップ時間
◎ ARCserve r12
 1ドライブのチェンジャ機能をもつ装置は基本ライセンスで何台でも接続できる。
 2ドライブ以上のチェンジャ機能をもつ装置がある場合は、ライブラリオプションを
 1つ追加 することで何台でも接続可能(基本ライセンスに1つバンドル済み)
 【 基本ライセンス 】(上記構成の場合)
 
◎ Backup Exec 12.5
 ライブラリオプションはチェンジャ機能をもつ装置の【ドライブ数合計−1】必要
 (基本ライセンスに1つバンドル済み)
 【 基本ライセンス+ライブラリーオプション×2 】(上記構成の場合)
 
※上記はD2D BackupSystemの利用に関わらず、バックアップを行う場合の両ソフトウェアでの基本ポリシーです。
<必要となるライブラリオプション数の違い>
佐藤さん
  佐藤さん:
「お客様が利用しているバックアップソフトを調べておいたほうがよさそうですね。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「確認しておいたほうがいいだろうね。しかし、複数のサーバーを運用しているシステムなら、一般にD2D Backup Systemのほうが導入や運用のコストは抑えることができるだろう。参考までに、HPのテープバックアップ装置LTO2 Ultrium 448とD2D Backup System 2504iのコストを比較した表を挙げておこう。」
 
DAS接続構成
<3台以上ならD2D Backup Systemのほうがお得に>

山田先輩の説明を参考にしながら、お客様のシステムに最適なD2D Backup Systemの提案書を作成した佐藤さん。見事導入にこぎ着けることができ、お客様からも「面倒なテープが不要になり大満足」との評価をいただくことができたのでした。

「バックアップデータ削減応援キャンペーン」 D2D Backup Systemファミリが30%OFF!
「バックアップデータ削減応援キャンペーン」
※2009/9/30まで
  バックアップデータを削減するソリューションを推進!HP StorageWorks D2D Backup SystemファミリならびにHP Care Packを特別価格にてご提供します。大変お得な当キャンペーンをぜひご活用下さい。  
  ≫ 詳しくはこちら  
 
このページのトップへ
印刷用画面へ印刷用画面へ
プライバシー ご利用条件・免責事項 ウェブマスターに連絡