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ゼロから学ぶ シンクライアント提案(前編)

「シンクライアントって何?」な営業マンにおくる「よく効くシンクライアント選択処方箋(前編)

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登場人物紹介

登場人物
左:佐藤さん
とある中堅SI企業のかけだし営業。ITに対する知識がまだまだ未熟なため、山田先輩を頼りにしている。

右:山田先輩
佐藤の先輩。サポートエンジニアでITの知識は社内でも群を抜いている。面倒見がよく、後輩たちに慕われている。
※これらは架空の人物であり、実在する人物とは一切関係ありません。

シンクライアント導入の提案を求められた!

新人営業の佐藤さんは、あるとき担当するお客様から、シンクライアントについての相談を受けました。

クライアント
  お客様:
「弊社では約2,000台のWindows PCをクライアントとして利用していますが、導入から4年が経過し、そろそろリプレースの時期を迎えています。
2,000台のクライアントを新たに導入するには相応のコストがかかりますので、これを機会にクライアント環境を全面的に見直そうと考えているのですが。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「なるほど。ぜひ弊社にお手伝いさせてください。」
 
クライアント
  お客様:
「とくに我々が心配しているのが、クライアントに起因するセキュリティ上の問題です。
Windows PCは個別にアプリケーションの導入が可能ですから、危険なアプリケーションが導入された結果、情報の漏洩やウィルスの侵入といった危険が考えられます。もちろん、我々もクライアント上のソフトウェアやハードウェアを厳密に管理していますが、今のシステムには限界もあります。

幸い、これまで大きな問題が起きたことはありませんが、これを機会によりセキュアなシンクライアントを全社的に導入することを考えています。もちろん、シンクライアントの導入でトータルコストを抑えることも大きな目的のひとつです。シンクライアントの導入を数多く手がけている御社に有効な提案をいただきたいと思っています。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「はい、喜んで検討させていただきます!」
 


とはいえ、佐藤さんはクライアントの導入を手がけたことがありませんし、ましてシンクライアントがどういうものであるかさえ漠然とした知識しかありません。山田先輩に詳しく話を聞いたほうがいいようです。
 

シンクライアントと一口に言ってもさまざまなタイプがある

佐藤さん
  佐藤さん:
「お客様からシンクライアントの導入について相談を受けました。サーバー上でクライアントのOSやアプリケーションが動作して、ユーザー側では画面だけを操作するのがシンクライアントですよね?」
 
山田先輩
  山田先輩:
「そうだね。大枠では君の考えで間違ってはいないけれど、一口にシンクライアントと言っても、さまざまなタイプがあるんだよ。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「どういうことですか?」
 
「サーバーベース方式」 山田先輩
  山田先輩:
「まず、サーバー側で動作させなければならないアプリケーションがどのようなものなのかによって、利用できるシンクライアントが変ってくる。

テキストベースの業務用アプリケーションしか利用しない定型業務……たとえば常に倉庫の管理だけをクライアント側で操作するというようなケースなら、クライアントは必要十分なパフォーマンスの安価なシンクライアントが利用できる。

サーバーには定型業務用のアプリケーションだけをインストールすればいいから、必要なサーバーのリソースもわずかですむ。 もちろんクライアントが多ければ、その分だけ負荷が高まるからクライアントの数に応じたリソースは必要だけれど、パソコンをクライアント数分だけ用意するよりは相当にコストを抑えることができるはずだ。」
 
       
<図1>   図1: 定型業務向けの「サーバーベース方式」  
佐藤さん
  佐藤さん:
「お客様もコストを抑えることをシンクライアント導入の目的のひとつに置いてらっしゃるようでした。でも、定型業務でしか使えないのは不自由ですね」
 
「仮想PC方式」

<図2>
山田先輩
  山田先輩:
「このようなサーバーベース方式はおもに定型業務など限られたアプリケーションしか使わないユーザ限定になってしまうね。WordやExcelを使うだけならいいけど、カスタマイズされた基幹アプリを使うなど、様々なアプリケーションを使う必要があるのなら、サーバーベース方式は導入しづらい。

サーバーベース方式と同じようにサーバーに集約する利点を残しながら、さまざまなアプリケーションに対応するのなら仮想化を利用する方式もある。

たとえば、サーバー上で仮想化機能を利用して複数のOSを起動させ、OS上にクライアントに必要なさまざまなアプリケーションを導入するという形だ。1クライアントにつき1つのOSに対応させられるから、クライアント側ではそれぞれ個別のPCのように利用できるし、クライアントごとに異なるアプリケーションの利用も可能だ。

クライアント側はそれほどリソースを必要としないので、やはり必要十分でパフォーマンスの安価なシンクライアントが利用できる。サーバーベース方式と同じように、Windows PCをクライアント数分だけ導入するよりはコスト的にも有利だろう。」
 
       
    図2: さまざまなアプリケーションに対応できる「仮想PC方式」  
佐藤さん
  佐藤さん:
「なるほど、仮想化を使ってサーバー上に複数のパソコンを起動させるイメージですね。クライアントが多くなるとサーバーの負荷が大きくなりそうですが……。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「そうだね。仮想化を使ってCPUをクライアントで分け合って使うかたちだから、CPU負荷が高いアプリケーションをクライアント側で利用したいという用途には向かないね。しかし、一般的なビジネスアプリケーションであればほとんど対応できるはずだ。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「仮想化方式で対応できない高負荷のアプリケーションを利用するようなケースでは、やはりWindows PCを個別に導入したほうがいいんでしょうか?」
 
「ブレードPC方式」

<図3>
山田先輩
  山田先輩:
「Windows PCを個別に導入するのもひとつの方法ではあるけれど、君のお客さんも言っていたようにハードウェアやソフトウェアの管理が難しくなる。

そこで、高いパフォーマンスを持つブレードPCやブレードワークステーションをデータセンターにクライアント数分だけ設置して、グラフィックスなどのユーザーインタフェースをクライアント側から操作するという方法もある。

3Dグラフィックスが利用できるシンクライアントを利用すれば、3Dグラフィックスが必要なエンジニアリング用途などにも対応が可能だ。クライアント側のパフォーマンスはWindows PCを個別に導入するのと変らない上、クライアントのハードウェアやソフトウェアを一括して管理できるのが、この方式の利点だろう。」
 
     
  図3: 高負荷なアプリケーションにも対応できる「ブレードPC方式」  
佐藤さん
  佐藤さん:
「コスト的には、Windows PCをクライアント数分導入するのとあまり変らなくなりそうですね。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「そうだね。しかし、Windows PCを個別に導入すると無駄が多いのも事実だ。たとえば、ブレードPCは電源が集約されていてエネルギー効率が高いし、もちろんスペース効率も高い。運用を含めたトータルコストでは、Windows PCを個別に導入するより有利になるはずだよ。」
 
 

シンクライアントの導入はお客様の業態を知ることから

佐藤さん
  佐藤さん:
「ということは、シンクライアントの提案を行うには、お客様がクライアントでどういうソフトを主に使っているのかを調べる必要がありそうですね。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「そうだね、それによって導入するシンクライアントも変ってくる。」
 
D2D Backup Systemでバックアップ時間
<ユーザー層に適したソリューションがある>
山田先輩
  山田先輩:
「3つのタイプには、この図のようにそれぞれ適したアプリケーションとユーザー層がある。君のお客様がクライアントでどういうソフトウェアを使っているかをまず調べないと、どの方法が適しているかが判断できない。

たとえば、さまざまなアプリケーションを利用して個々にさまざまな使い方をしているというのなら、仮想化方式をメインに導入することになるだろう。
だから、提案を検討する前に、お客様の使い方を聞いてくるといいね。質問票を作って回答してもらい、それに応じて提案するソリューションを検討したほうが、よりお客様のためになる提案ができると思うよ。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「わかりました。では質問票を用意してお客様に渡してきますね。」
 


山田先輩のレクチャーを元に質問票(クリックでご覧いただけます)を作成した佐藤さん。
さっそくお客様に質問票をお渡しして回答いただくことにしました。その結果は次回に!
 
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