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ゼロから学ぶシンクライアント提案

「シンクライアントって何?」な営業マンにおくる「よく効くシンクライアント選択処方箋(後編)

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≫ 「シンクライアントって何?」な営業マンにおくる「よく効くシンクライアント選択処方箋(前編)はこちら

仮想PC型にもいろいろな形態がある

先輩のアドバイスに従って、お客様のクライアントの利用形態を調べてきた佐藤さん。
Microsoft ExcelやMicrosoft WordなどのMicrosoft Office Applicationの他、古い内製の業務アプリケーションを利用して非定型的な業務を行っているユーザーが大半を占め、初期の導入は500台程度を予定していることがわかってきました。さっそく山田先輩に相談です。

佐藤さん
  佐藤さん:
「ExcelやWordなどのビジネスソフトに加え、内製の業務アプリケーションを利用している人が多いことがわかりました。負荷が高いアプリケーションを利用している人はごく一部だそうです。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「なるほど、では仮想PC方式を軸に導入していくことになりそうだね。ところで、君のお客様はActive Directoryを導入していると言ってた?」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「……わかりません、そこまでは聞いてきませんでした。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「そうか、それは困ったね。Active Directoryを利用しているかどうかで、構成が少し変わってくるんだよ。
知っていると思うけれど、Active DirectoryはWindowsのディレクトリサービスで、ユーザー認証やユーザーのプロファイルをActive Directoryサーバーで一括して管理するサービスだ。君のお客様がActive Directoryを利用しているのなら、そのサービスを引き継ぎながらシンクライアントの仮想PC環境に移行させなければならない。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「なるほど。Active Directoryを利用していないとしたら、どんな構成になるんですか?」
 
ローカルストレージ型
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山田先輩
  山田先輩:
「いちばんシンプルな、1台のクライアントが1つの仮想PCに接続する形での導入が可能だね。ユーザーは自分の仮想PCに利用するソフトをインストールしたり、データを保存することになる。」
 
     
  図1:ローカルストレージ型 ※画像をクリックで拡大  
         
           
<図1>          
佐藤さん
  佐藤さん:
「今使っているパソコンを、そのままサーバー上の仮想PCに置き換えるイメージですね。」
 
スタティック接続 ストレージ統合型
画像拡大

<図2>
山田先輩
  山田先輩:
「そう、ユーザーから見れば今までとほとんど変わらないので違和感なく利用できるだろう。その代わり、パソコンと同じようにユーザーが仮想PC上のOSに手を加えてしまうといったことも可能になる。この点は今までと同じようにセキュリティ的な懸念が残るね。

一方、Active Directoryサービスを導入してユーザーごとのプロファイルや権限をきっちり管理すれば、よりセキュアで強固なシステムが作れる。ユーザーデータやプロファイルをNASやSANに保存させることで、ユーザーデータを含めた一元的な管理ができるようになるわけだ。」
 
         
    図2:スタティック接続 ストレージ統合型 ※画像をクリックで拡大
佐藤さん
  佐藤さん:
「お客様がActive Directoryを導入されているのなら、このシステムがお勧めというわけですか?」
 
ローカルストレージ型
画像拡大
山田先輩
  山田先輩:
「そうだね。さらに発展させて、接続先の仮想PCを動的に変更可能なシステムにもできる。
ユーザーのデータやプロファイルはどの仮想PCに接続しても利用できるから、空いている仮想PCに接続すればいい。サーバーリソースの利用がより効率的になるだろう。」
 
     
  図3:ダイナミック接続型 ※画像をクリックで拡大  
         
         
 
<図3>          
ローカルストレージ型
画像拡大
山田先輩
  山田先輩:
「さらに、負荷分散を行うサービスを導入して、負荷に応じて仮想PCを動的に再配置するといった形にすれば、より多くのクライアントで効率的にサーバーのリソースを割り当てることが可能になる。」
 
     
  図4:負荷分散型 ※画像をクリックで拡大  
         
         
         
           
<図4>          
佐藤さん
  佐藤さん:
「Active Directoryを利用されているかどうかがわからないので、4つのパターンで提案書を作成したほうがよさそうです。」
 
ローカルストレージ型 ローカルストレージ型
HP t5730w
Thin Client
 HP t5630w
 Thin Client
山田先輩
  山田先輩:
「それがいいだろう。手始めに500台のシンクライアントを導入してみたいということだったね。おおよその目安だけど、CPU1コアあたり3〜5クライアントが一般的だね。Quad Coreで2CPUとして8コア、つまり1サーバあたり24〜40クライアントを稼動させる、と見積もればよい。あまりギリギリなのも問題があるから、利用状況に合わせて15〜20台のブレードサーバーを導入するよう薦めたらいいだろう。

シンクライアントはパソコンをそのまま置き換えることができるHP t5730w Thin ClientHP t5630w Thin Clientを利用することになりそうだね。」
 


山田先輩のアドバイスを元に提案書を作成した佐藤さん。仮想化ソフトウェアとしては実績があるVMware Infrastructure 3を軸にお客様に提案を行いました。
Active Directoryを運用中だったお客様は、さまざまな検討の結果、スタティック接続ストレージ統合型を導入することを決定。佐藤さんは商談が決まり大喜びでしたが……。
 

お客様からクレーム、ネットワーク接続の見直しで解決へ

シンクライアントの導入が一段落してほっとしていたのもつかの間、佐藤さんはお客様から呼び出しを受けました。

クライアント
  お客様:
「先に導入したシンクライアントシステムですが、やや運用に支障がでて困っています。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「具体的にどのような問題が起きているのでしょうか?」
 
クライアント
  お客様:
「一口に言えば、時間帯によってとても動作が重くなるということです。始業時にクライアントが仮想PCに接続しづらくなったり、お昼休みの後にはレスポンスが非常に悪くなったりしてしまうのです。利用者からもクレームが上がっていまして、業務にも影響しかねません。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「サーバーは余裕を見て導入していますから能力不足ということはないと思うのですが……。社に帰って検討し、早急に問題を解決したいと思います。」
 

順調に進んでいると思っていた佐藤さんですが、思わぬコトになりました。何が起きているのでしょうか?

佐藤さん
  佐藤さん:
「仮想PCの動作が重くて使いづらいというクレームがお客様から寄せられてしまいました。」
 
山田先輩
  山田先輩:
「君のお客様のクライアントはビジネスアプリケーションが主で、重いソフトウェアはないと言っていたね。サーバーには余裕を持たせているようだし、サーバーの能力不足と言うことはなさそうだ。おそらくネットワークの帯域が足りていないんだろう。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「ネットワークの帯域……ですか?」
 
山田先輩
  山田先輩:
「君のお客様はユーザーデータを保存するためにNASを導入していたね。NASのネットワークはシンクライアントとは切り分けたほうがいいだろうね。その他にも見直す必要があるかもしれない。うちのエンジニアを連れて、一度しっかりと調べてみたほうがいいだろう。」
 
佐藤さん
  佐藤さん:
「わかりました!」
 

山田先輩のアドバイス通り、エンジニアとともにお客様のシステムを再調査。ネットワークの構成を見直すことで「アクセスが集中する時間帯もスムーズにシステムが稼動し、ユーザーも快適に業務を行えるようになった」とお客様からも満足のコメントを頂きました。大きな問題がクリアされたことから、今後お客様はすべてのクライアントをシンクライアントに置き換える予定です。
 
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