新世代ブレードサーバーの特長「HP バーチャルコネクト」

~インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台搭載 HP ProLiant BL460c G7登場~

 

新世代ブレードサーバーの特長「HP バーチャルコネクト」とは   インテル®  Xeon®  プロセッサー 5600番台

今日、ブレードサーバー市場は大きな成長を見せています。このブレードサーバー市場の成長は仮想化の普及と呼応しており、今後も引き続き伸び続けることが予想されます。この市場の中にあって、HPのブレードサーバーは常に高い評価をいただいており、最新のジェネレーションであるHP ProLiant サーバー G7(以下、G7)では、仮想化への対応がさらに強化されました。
本特集では、HP ProLiant BL460c G7を特長づける「バーチャルコネクト」の新機能と、お客様におすすめする際のポイントを見ていきます。

最新のインテル® Xeon® プロセッサー 5600番台を搭載したG7

ブレードは、仮想化の普及にともなってサーバーの主役の1つになりつつあります。ブレードサーバー市場は高い成長率を保っており、この傾向は今後も続くと予想されます。
HPは、成長するブレード市場を牽引する製品として、最新のインテル® Xeon® プロセッサー 5600番台搭載のHP ProLiant BL460c G7をはじめ、新世代のブレードサーバーを市場に投入しました。

 

インテル® Xeon® プロセッサー
5600番台搭載
HP ProLiant BL460c G7

インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台は、高い性能と省電力性能を併せ持つインテルの新世代サーバー用プロセッサーです。HP ProLiant BL460c G7は熱設計上の制約が大きいブレードサーバーでありながら、インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台の採用により、プロセッサーあたり最大6コア、2プロセッサーの搭載が可能、インテル®ハイパースレッディング・テクノロジによって最大12スレッドの同時実行が可能です。

仮想化をサポートするインテル®バーチャライゼーション・テクノロジーにも改良が加えられており、たとえば仮想環境下のプロセッサーのレイテンシは従来に比べ最短1/2に短縮されているなど、仮想化のパフォーマンスが大幅に向上しました。※詳しくは以下製品概要をご参照ください。

 インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台 製品概要
(PDF2.07MB ※インテル社提供)

さらに、インテル® Xeon® プロセッサー 5600番台が持つ優れた仮想化の性能をサポートする機能として、HP ProLiant BL460c G7をはじめとする新世代のブレードサーバーでは「バーチャルコネクト」に新たな改良が加えられているのです。

新世代ブレードサーバーの特長 「HP バーチャルコネクト」とは

G7には、Converged Enhanced Ethernet(以下、CEE)/Fibre Channel over Ethernet (以下、FCoE)に対応したネットワークアダプター、Converged Network Adapter(以下、CNA)が標準で搭載されています。
今回は、このCNAとFlexFabricによる新世代のバーチャルコネクトに焦点を当ててご紹介しましょう。

   

【ここがポイント!】G7なら要件が未定のままでも導入可能

「要件が決まらない、でもカットオーバーまでの時間がないから早くサーバーを発注したい」「将来的には増設を考えているけれど、どんな用途のサーバーを統合するかはまだわからない」といった状況のお客様には、G7をおすすめください。


たとえば、iSCSIかFibre Channelか、どちらを導入するか決まっていないとします。普通はiSCSIとFibre Channelでは機器が違いますから、そのままではサーバーの選定ができません。


でもバーチャルコネクトなら大丈夫。新世代のHP ProLiant BL460c G7とFlexFabricを組み合わせれば、標準構成のままFibre Channel、iSCSIのどちらにも対応できます。G7ならネットワーク要件にあわせてサーバーを選ぶ必要がないから、要件未定のままでもサーバーを導入できるのです。


仮想化案件のシステム設計では、様々なシステムが搭載可能なため、逆に具体的な要件定義に時間がかかる例があります。たとえば、仮想化を使ってさまざまなシステムをブレードサーバーに集約するような場合では、統合対象のシステムに対してどのような通信手段を提供できるかの幅が広いため、かえってネットワークやI/Oなどのトラフィックの見積もりが難しく、ネットワーク構成の決定にも時間がかかるため、全体の日程を圧迫する危険性すらありえます。そんなときに助けとなるのが、G7がサポートするバーチャルコネクトです。

バーチャルコネクトは、物理ポート1ポートにつき4つの仮想ポートに分割することが可能です。さらにその4つの仮想ポートの構成は「NIC×4」「NIC×3+Fibre Channel」「NIC×3+iSCSI」のうちから、お客様の要件に応じて選択いただくことが可能となり、具体的な要件に落とせていない段階でも安心して導入を進めることができるため、仮想化案件の工期短縮に大きく貢献します。

サーバー用途に合わせてネットワーク構成を柔軟に設定可能

サーバー用途に合わせてネットワーク構成を柔軟に設定可能

上記のバーチャルコネクトは、HP ProLiant BL460c G7から標準で搭載されている10GbEデュアルポートNIC「CNA」と、エンクロージャに収容される仮想化通信モジュール「FlexFabric」によって実現されます。
CNAはCEEの技術を使ってFibre Channel接続や、従来の高速iSCSI接続をサポートする新しいNICです。

FlexFabricは新しいバーチャルコネクトに対応したネットワーク仮想化モジュールです。ネットワークポートを分割して接続先ネットワークを自由に設定できる、インテリジェントなパッチパネルの機能を持っています。ひとつの10GbEポートを最大4つに分割でき、それぞれのネットワークの接続先や帯域の設定が可能です。

また、一般的な機器でFCoEを利用するには、ネットワークのどこかでFCoEをFibre Channelに変換する機器が別途必要になりますが、その変換機能もFlexFabricが持っています。FlexFabricからFibre Channelのネットワークに接続できるわけですから、専用機器を不要とした先端技術の導入が可能なわけです。

NICの分割は従来のバーチャルコネクトでもできましたが、FlexFabricとCNAによりFibre ChannelやiSCSIのHBAの分割までサポートできるようになった、と考えてもらえばいいでしょう。

   

【ここがポイント!】サイジングミスもリカバリ可能

「サーバー統合にあたって、トラフィックのボトルネックが読みづらいのが不安材料」というお客様には、G7をおすすめください。
実際に運用してみたらデータ用ネットワークの帯域が足りない、ということが起こっても、バーチャルコネクトならオンラインのままネットワーク帯域の変更ができます。仮想化の際に起こりがちなI/Oやネットワークトラフィックのサイジングミスも、容易にリカバリすることができるのです。


仮想化を用いたシステムではI/Oやネットワークトラフィックが稼働後にも微調整が必要になることが少なくありません。バーチャルコネクトでは自由にネットワークの帯域を設定できるので、柔軟に仮想化システムに対応できます。

バーチャルコネクトを使うと、CNAが持つ10Gbps×2本の帯域の割り当てを自由に決められます。設定できる帯域は自由度が高く、100Mbps単位で設定が可能です。たとえば、他のネットワーク帯域を減らして、必要なネットワークを1Gbpsから2Gbpsに増やすといった設定ができるのです。

具体的には、1つの10GbEポートを最大4つのポートに分割でき、NIC×4、NIC×3+Fibre Channel×1、NIC×3+iSCSI×1という3パターンの設定が可能です。設定したそれぞれのポートの帯域は100Mbps~10Gbpsまで任意に変更でき、さらに変更はサーバーを止めることなくオンラインのままで可能です。管理者は運用しながら帯域を制御できるので、トラフィックのサイジングミスを容易にリカバリできるわけです。

   

【ここがポイント!】バーチャルコネクトがコスト削減に威力を発揮

「仮想化の導入でコストを削減したい」というお客様にも、G7は最適な解となります。


たとえば、NIC×6、Fibre Channel×2という構成を考えてみましょう。サーバーあたり8本のケーブル、16台のサーバーなら128本のケーブルが出ます。さらにアップリンクのケーブルが必要です。スイッチも24ポートスイッチなら4台のサーバーにつき1台が必要になり、スイッチの導入や管理コストがばかになりません。


アダプタの増設も必要です。デュアルポートNICがサーバーに標準で搭載されているとしても、NIC×6、Fibre Channel×2の構成にするには、デュアルポートNICと2ポートのFibre Channelを増設しなければなりません。導入には当然コストや工数がかかりますし、消費電力も上がってしまいます。


ところが、新世代のHP ProLiant BL460c G7ならアダプタの増設は不要、2基のFlexFabricを利用するだけで、まったく同じ構成にできます。物理的なアダプタの増設は不要ですし、ケーブルはアップリンクのみです。必要な機材の数がまったく違うのです。


ブレードサーバーでは初期導入コストが問題にされがちです。上の例に挙げられているように、HP ProLiant BL460c G7はバーチャルコネクトによって従来のシステムに比べて圧倒的に機材を削減することができ、導入コストの大幅な圧迫が可能です。参考までに、前世代 HP ProLiant サーバー G6(以下、G6)との比較を掲載しておきます。

HP ProLiant BL460c G7 × 16台におけるNIC×6/Fibre Channel×2の構成比較

HP ProLiant BL460c G7 × 16台におけるNIC×6/Fibre Channel×2の構成比較

このように、NIC×6、Fibre Channel×2という構成でHPの前世代サーバーG6とG7とを比較すると、導入コストはおよそ1/2に削減できるという試算もあるほど、バーチャルコネクトのコスト削減効果は絶大です。

また、これによって導入後の維持、管理コストが削減できることも、見逃せないメリットです。ケーブル類の引き回しが減ることで保守性が向上し、信頼性も大きく向上させることができるでしょう。

以上のように、G7のバーチャルコネクトは、仮想化に柔軟に対応でき、導入コストを大幅に削減できる仮想化時代をリードするHPならではの機能といえます。お客様にG7の導入をおすすめする際の決め手として、バーチャルコネクトをぜひご紹介ください。

HP Partner News 2010年11月16日号 特集記事]
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