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東京生産10周年記念 「MADE IN TOKYO」の歴史(2)

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MADE IN TOKYOを再認知 2004〜

100万台達成 “MADE IN TOKYO“ステッカーを開始
 
昭島工場への移転が表向きは順調に進む中で、クリアしなければならない問題も残っていました。それは、生産管理におけるバックエンドシステムの統合作業でした。このシステムはアジアの全生産拠点で共通のものでしたが、他国ではCTOのようなビジネスモデルを行っていなかったため、話がなかなか通じません。システムは、生産の柔軟性や効率に関わり、品質にも影響を与えかねないため、ここは断じて譲れないところでした。日本独自の手法や仕組みの必要性の理解を得ながらシステムの統合を進めたため、その完了までには1年以上を費やすこととなりました。
システムの統合が済んだ頃、その苦労を労うかのように嬉しい出来事が待っていました。

それは、“東京生産100万台達成!”です。

100万台達成
2004年3月。その日が近づくと、工場内では、“残り○○台”とカウントダウンが始まり、達成と同時に工場だけではなく、営業、受注センターなど関係者一同、大いに盛り上がり、喜びを分かち合ったと記憶しています。「スタート当初、1日に3桁に達する程の受注もなく、生産ラインが1日動いていることはなかったことを思い出して、実に感慨深かった」と清水事業所長は語っています。

「MADE IN TOKYO」というブランドが始まったのは、ちょっとしたことがきっかけでした。100万台到達の際には、パートナーの方々を昭島工場にお呼びして、実際の製造の様子を見ていただきましたが、現場を見た方々は、「品質管理や部材管理など、どこも予想以上にしっかりしている」、「CTOと言っても完成品を少しいじっているだけだと思っていた」などと驚きました。そして、「これだけちゃんとしているなら、外資系でありながら日本で生産しているということを、もっとアピールしたほうがいい」という意見が出ました。

この意見を実現するために、「日本生産」をより強くイメージさせる「東京生産」という言葉が、「MADE IN TOKYO」というブランド展開のきっかけとなりました。同年11月には、「MADE IN TOKYO」キャンペーンが実施され、社員が改めて「東京生産」の強みを再認識する機会にもなりました。一時期のキャンペーンとして予定されていた「MADE IN TOKYO」は、ダイレクトプラスを支えるブランド戦略として継続が決定。それ以降、昭島工場で作られるすべての製品に東京生産の品質と信頼の証として「MADE IN TOKYO」のロゴステッカーが貼られることとなりました。

猪狩 司氏
ダイワボウ情報システム
株式会社
販売推進本部
販売推進部長
兼マーケティング部長
猪狩 司氏
 
 
また、この時の経験から、パートナー様やそのお客様などに東京生産のメリットを見ていただく良い機会として、「工場見学(ファクトリーツアー)」を企画し、継続して行ってきました。ダイワボウ情報システムズ株式会社販売推進部長兼マーケティング部長の猪狩司氏は次のように語っています。

「当社はPC、サーバー、ワークステーション、ストレージ、プリンター、ネットワーク製品と、ほとんどのHPのハードウェア製品を取り扱わせていただいております。その工場を東京で視察できるということで、毎年首都圏を中心とした新人営業を対象に工場見学を実施しているのですが、これが大変好評で、HPブランドを再認識するいい機会となっています。生産開始当時、東京で生産することで品質はさらに上がるだろうという期待はありました。しかし一方ではコストが上がり、製品価格が高くなってしまうのではという懸念もありました。それが工場の仕組みや努力によって、品質はもちろん、納期も守られ、価格も非常に安くなっていますので安心しています。当社としては、そうした安心が信頼につながり、営業がトータルで提案できるところに日本HPのメーカーとしての総合力の強さを感じています」(猪狩氏)。

工場見学の際などに寄せられるパートナー様やエンドユーザー企業様からの直接の声は、常に工場における新たな仕組みやアイディアへのヒントになっています。例えば、“つけもの石”を使った抜き取り製品強度テストは、『モニターを乗せて使用する際の耐久が気になる』というお客様へのニーズを反映して導入された、日本独自のテストとなっています。
 
抜き取り製品強度テスト
〜年表〜
2003〜2004年: 合併・統合によるバックエンドシステムの移行期
2004年 3月: 100万台達成、パートナー企業への工場お披露目
2004年11月: 「MADE IN TOKYO」ステッカー開始
   
 

400万台達成への道のり & 10周年

100万台達成をした頃、昭島工場にHP海外事業所からの注目が集まってきていました。昭島工場は、アジア諸国の工場と比べて半分のスペースと半分の人数で同等数の生産が可能となっており、アジア全体でもナンバーワンの生産効率を達成していたからです。また、苦労を重ねたシステムのマイグレーションや限られたスペースでの生産ラインの効率化は、生産ボリュームが増えて行くほどにコストダウン効果を生み出していきました。コストが高いと言われる日本で品質を落とすことなくトータルサプライチェーンコストの削減を果たしたその仕組みを研究するために、他国の工場からは視察者が訪れ、ついには昭島工場が、HPアジア諸国の中で表彰を受けるという栄誉を得るに至ったのです。
 
さらに、継続して受注台数が増加していったため、2シフト体制でもキャパシティ不足が心配される状況になり、2005年12月には、生産ラインを拡張し、製造キャパシティを約25%拡大しています。そして、2006年2月には200万台を突破。さらに勢いを付けた「東京生産」は、翌年2007年末には300万台を達成します。こうした実績を経て、HP ProLiantサーバーやコンシューマモデル「Pavilion」など、取り扱う製品のラインナップも広がっていきました。 現在の生産ラインは、標準的なデスクトップPC(CTOモデル)では、1モデルで約2〜3万通り(最大約7,700万通り)という組み合わせに対応しています。このように、この10年の様々なチャレンジを通じて、「東京生産」は進化し、ますます強みを発揮していると言えます。

杉浦 治氏
丸紅インフォテック株式会社
MD・販売推進本部
MD1部 部長補佐
(兼)ハードウェア1課長
杉浦 治氏
 
八尾 嘉昭氏
丸紅インフォテック株式会社
MD・販売推進本部
MD1部 ハードウェア1課
八尾 嘉昭氏
丸紅インフォテック株式会社 MD・販売推進本部MD1部 部長補佐 (兼)ハードウェア1課長の杉浦 治氏は、パートナーの立場としての「東京生産」の強みについて、次のように語っています。

「国内での、日本人の手による製品作りということの信頼性は、非常に高いと思っています。お客様にも、品質の部分でお勧めできます。例えば中国生産のものをみると、バーコードが曲がって貼ってあっても当たり前といったところがありますが、日本人はそういった細やかな部分のクオリティも大切にしています」。
「外資メーカーでありながら、日本人ならではの感覚と感性を大切にし、東京で作っている上に、企業努力でコストも下げているといった話は、我々のお客様側が“おおっ!”と驚かれる部分。そして、東京にあるからこそ、最短5日の納期で急な案件にも対応できる。東京生産であることを、もっと武器として用い、更にアピールして行くべきなのではないかと強く思っています」(杉浦氏)。

また、同部ハードウェア1課の八尾 嘉昭氏が語るエピソードは、ビジネスの信用に関わるものでした。
「急な案件などもきっちり納品されていることはメリットだと思います。急に欲しいという案件は多いですが、『明日納品される』と言ってされないのが一番困るからです。2年程前の3月、お客様の期末時期ということで急に受注いただいたのですが、数十台のワークステーションがしっかり納品できたことは今でも強く印象に残っています。東京生産だから可能であったと感じています」(八尾氏)。
 
 
今年、2009年5月28日、「東京生産400万台」を達成しました。実に2007年末に達成した300万台から1年半という短期間での快挙です。そして7月8日には、『ダイレクトプラス』と共に『東京生産』が10周年を迎えることになりました。

清水事業所長は、今後に向けてのメッセージを、次のように語っています。
「『東京生産』は、社内でも『非常識だ』と言われるようなスタート地点から始まり、様々なチャレンジをし続けてまいりました。その価値がようやく認められ、喜ばしいことに10周年を迎えるに至りました。弊社のビジネスを支えていただいているパートナー企業様へは、改めて御礼申し上げます。昭島工場では、これまでご支持いただいている『MADE IN TOKYO』ならではの品質や納期、そして様々なニーズに柔軟に対応できる強みを大切にしながら、新たなチャレンジもして行くつもりです」。

また、その新たなチャレンジの一例として、こう締め括っています。
「現段階ではまったく具体化はされていませんが、パートナー企業様からも多くのご要望を頂戴しているノート製品の東京生産化は、今後の大きなチャレンジの一つとして抱いているものです」。
 
200万台

200万台達成時のスナップ
〜年表〜  
2005年12月: 生産ライン拡張
2006年 2月: 200万台達成
2006年 6月: 『HP ProLiantサーバー』CTO生産開始
2007年 2月: コンシューマモデル『Pavilion』生産開始
2007年12月: 300万台達成
2009年 5月: 400万台達成
2009年 7月: 東京生産10周年を迎える
   
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