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ノートPCも「MADE IN TOKYO」。
昭島工場プレス向け見学ツアー参加報告!

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2011年8月8日、日本HPでは法人向けノートPC2機種の国内生産を開始!
コスト面では不利と思われる国内生産にHPがこだわる理由を探るべく、8月24日に昭島工場で行われたプレスツアーに編集部が参加してきました。


昭島工場で生産を開始した
法人向けノートPC 2機種

PC事業をより大きく成長させるための国内生産

最初に、日本HPパーソナルシステムズ事業を統括する岡 隆史副社長からご挨拶。冒頭、8/18に米国本社からの発表を受け、「低収益を理由にしたHPのPC市場からの撤退」という一部報道に対し、コメントを発表しております。 詳しくは下記でご確認下さい。
≫  今回のPC事業戦略に関する報道について Q&A

日本HPとしては、お客様に満足していただくためにビジネスを今まで通り進めていくことが大切と捉えており、今回昭島工場でのノートPCの国内生産開始はその一環でもあると岡氏は言います。クライアント製品ではデスクトップPCとワークステーションは従来より国内で生産していましたが、ノートPCに関しては機種毎に部品や構成が異なるため、本社の方針として大量生産によるコストメリットを活かすために、グローバルで一括生産をしていました。しかし、日本のユーザーは特に、カスタマイズ対応や納期短縮へのニーズが高く、日本HPでは6年前から米国本社に対して国内生産ができるよう働きかけてきて、やっと実現に至ったとのことです。

その間も日本市場におけるHPのシェアは成長、現在では法人向けノートPCは業界4位*のシェアを占めるまでに成長。ただ、コンシューマー向けノートPCではまだ3%のシェアしかとれていないと。日本のパソコン市場のおよそ7割はノートPCであり、今後日本市場で成長するためには、より日本の顧客に対して、満足度を高めていく必要があり、そのための施策として、日本については特別に、ノートPCの国内生産が認められたということでした。言ってみれば6年の悲願が叶ったということなのです。

法人向けノートPC2機種の生産から開始しましたが、固定仕様の低価格モデルなどを除き、今後の個人向けノートPCの生産を含めて徐々に体制を整えていくとの展望も、今回聞くことができました。

*出典:IDC 2011Q2 WW Quarterly PC Tracker

納期短縮とサービスレベル向上がメリット



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続いて、日本HP 昭島事業所長 清水直行氏からは、昭島工場における生産のあゆみとノートPC生産のメリットについて説明がありました。 昭島工場が開設されたのは2003年。それ以前から東京で生産されていた法人向けデスクトップPCと、ワークステーションの生産ラインを昭島工場に移し、その後2006年にはx86サーバー、2007年には個人向けデスクトップPC、2010年には一体型デスクトップPCと製品を加えていったとの説明を受けました。




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東京で生産するメリットは、大きく3つあります。
1. ベーシックなメリットとして「品質の向上」。日本のスタッフによる高いレベルの工程管理や、日本のユーザーからのフィードバックの反映のしやすさにより、確実に品質を向上させるいう点。
2. 納期の短縮。従来はノートPCの発注から納品まで、2週間を要していましたが、今後は5営業日が標準に。デスクトップPCと同じレベルでの提供が可能になったとのこと。これはずっとパートナーの皆さまから頂いていたご要望でもあります。
3. サービスレベルの向上。ユーザー導入時の作業負荷を軽減するカスタマイズサービスをローカルに提供できることで、日本人スタッフによる、よりきめ細かなサービスが可能になるというものです。

パートナー様のコスト削減を実現


東京生産と海外生産のSCM(サプライチェーンマネジメント)を比較すると、スピードや柔軟性の点では飛躍的に改善されます。コストについては主に人件費などの固定費の差により、海外生産よりも若干劣るものの、生産量が増えることで差は縮まると清水氏は言います。



サービス向上(例)  カスタムインテグレーションサービス(CIS)
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HPからの納期短縮により、パートナー様にとっては「お客様からの納期短縮ニーズにこたえるための自社在庫を従来よりも減らせる」というメリットが。また、日本人スタッフによるきめ細かなカスタムインテグレーションサービスを工場出荷段階で提供できるようになるため、従来はパートナー様で対応していた、カスタマイズや初期インストール対応などの業務負担が減ることになるとも。

フォトレポート:昭島工場のクライアントPC生産ライン

さあ、続いて、いよいよ生産ライン見学ツアーです。
各誌ライターさん、興味深々です。立ち入り禁止エリアのギリギリで、作業工程の説明を聞きながら凝視、いろんな角度で写真に収めていました。

1.アッセンブリーライン(組み立て)

昭島工場で作られる製品は100%CTOなので、製品ごとに必要な部品が異なります。わずか6メートルの組み立てラインに、ノートPCだけでなく、デスクトップPCやワークステーションなど、複数のタイプの製品の組み立てが行われています。1つのラインで複数タイプに対応することで、無駄のない柔軟な対応が可能になると言いますが、よく間違えないな〜としきりに感心してしまいました。
それもそのはず、すべての部品がバーコード管理されていて、間違っていると先に進めない仕組みになっているのだとか。これで約1分で1台の割合で組み立て完了ってすごい! 現在、6つのラインが稼働中だそうです。


ライン1つあたり7人〜10人で作業。バーコードを読み取りながら必要な部品を揃え、組み立てに回します。


1台ずつ、手作業で組み立てていきます。

2.プリテスト(初期動作試験)

組み立てが終わった製品に対して、CPU、メモリ容量、ハードディスク容量などのハードウェア構成の自動検査と機能検査が行われています。対話式テストと自動検査の合計は最大50項目になるとか。


バーコードで読み取ったオーダーIDとシリアル番号に合わせて、ハードウェアの構成情報・ソフトウェア構成情報と、それに合わせた診断プログラムのパッケージを自動的にダウンロードし、電気的に構成をチェックします。ここでミスが防げるのですね!


オペレーターはハードウェア構成を意識することなく、モニターとスピーカーの指示に従って、対話形式でテストを進めます。1台あたり15分〜20分の工程だそうです。良くできてる・・・。

3.ラン インとソフトウェアインストール

プリテストが終わったPCには、ラン イン(連続動作試験)がサーバーにより行われます。その後、プリテスト工程でダウンロードされたソフトウェア構成に基づき、プリインストールのソフトウェアを生産サーバーからダウンロードして、自動インストールします。イメージローディングサービス(お客様独自のカスタムイメージのプリインストール)についても、あらかじめプリテスト工程でソフトウェア構成情報がハードディスクに書き込まれていて、PC自身が生産用サーバーに自動でとりに行く仕組みになっているのだそうです。これで間違いなくインストール可能。


移動ラックに複数台の製品を載せ、ラン インからソフトウェアインストールまで連続して実施。この工程は全て自動で行われ、約2.5時間〜8時間かかるそうです。そんなに長時間かかるんですね。

4.抜き取り検査・梱包・出荷

製品のクリーニング後、付属品と共に箱詰め。さらに梱包後に抜き取り検査を実施、開梱・セットアップから周辺機器の接続まで、お客様の実際の使用環境と同様な環境での動作チェックがされます。なんと、箱に詰めても安心しない念入りなチェックが品質維持には必要なんですね。


梱包時には、製品のシリアル番号をバーコードで読みとって必要な付属品のリストを作成。付属品のバーコードを一つずつ読み取りながら箱詰め。全ての付属品のバーコードを読み取った後に、箱にはり付けるシールと保証書を印刷することで、付属品の入れ忘れを防ぐそうです。なるほど、これなら詰め忘れないですね!


無差別に選ばれた製品の抜き取り検査が行われる。周辺機器もちゃんと接続して、プリンターの印字やDVD再生も行われるそうです。


お次は輸送時の振動に対する耐久度をチェックするため、なんと時速100kmで1000kmトラックで走行した時と同じ状態を作る装置に載せられます。その名もサーキット試験と言い、日本独自で実施しているテストだそうです。


全てのチェックを終えた製品は、ラベルを貼られて出荷されます。搬送に使用している段ボールパレットは、段ボール会社と共同開発したもので、従来の木製パレットと比較して、購買・廃棄コスト削減と100%リサイクルを実現できるとのことでした。ちゃんと環境のことも考えているんですね。

私は今回初めて、昭島工場にて「MADE IN TOKYO」製品が産まれるところを見ましたが、想像していたよりもはるかに整然とした工場内で、製造工程も検査レーンも動きは非常に効率的で、驚くばかりでした。仕事を忘れて、子供に戻った気分ですっかり楽しんでしまいました。それだけ夢中になれるものが、ここにはありました。 昭島工場では、パートナー様限定の見学プログラムを実施しているとのこと。 最新のスケジュールは以下のURLでご確認下さい。
≫  日本HP 東京 昭島工場見学プログラム

海外製造が進む日本企業と、言ってみれば逆の動きをしているHPだからこそ、国内生産の模様を身近にみることができるこの不思議。 ご自身の目で、日本HPの「MADE IN TOKYO」のこだわりをご確認してみてはいかがでしょう?

HP Partner News 2011年9月6日号 特集記事]
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、
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