国内シェアNo.1を快走する「Z Workstation」シリーズに新たに4機種登場

※Source: IDC’s Worldwide Quarterly Workstation Tracker, 2011Q4

  国内市場No.1を快走する「Z Workstation」シリーズに新たに4機種登場】

日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は4月9日、新しいインテル® Xeon ® プロセッサー E5 ファミリーを搭載したシリーズ「Z Workstation」に3つの新機種と、新たに、世界初の液晶一体型ワークステーション「HP Z1 Workstation」をラインナップした。

今回の特集では、これら新製品の特長、ユニークポイントについて、パーソナルシステムズ事業統括ソリューション製品本部のキーパーソンに話を聞いた。

世界初!一体型ワークステーション登場!!


日本ヒューレット・パッカード株式会社
PSG製品統括本部
ソリューション製品本部
小島 順 本部長

 
   

「HPは、国内ワークステーション市場で4年連続シェア1位を達成しています。その原動力となったのが、HP Z Workstationシリーズです。」と話すのは、ソリューション製品本部本部長 小島 順氏だ。「2009年にBMWデザインをまとった革新型ワークステーションとして登場したZシリーズは、デザインの先進性、モジュラー型の管理性、省電力などの環境設計を特長としています。今回の新ラインナップにおいても、その特長は健在です。」

発表された機種はそれぞれ、最高の拡張性と究極のパフォーマンスを持ったフラッグシップモデルの「HP Z820 Workstation」(以下、Z820)、コンパクトな筐体で16コアパフォーマンスとビジュアライゼーションパワーを提供する「HP Z620 Workstation」(以下、Z620)、パフォーマンス/拡張性/高信頼性を兼ね備えた、コストパフォーマンスの高いエントリーレンジの「HP Z420 Workstation」(以下、Z420)の3機種に加え、世界初となる27型ワイド液晶ディスプレーを搭載した一体型ワークステーション「HP Z1 Workstation」(以下、Z1) の4機種だ。前半では、リフレッシュされたZ820, Z620, Z420 の強化ポイントを紹介し、後半では、注目を浴びるZ1を取り上げたい。
※Source: IDC’s Worldwide Quarterly Workstation Tracker, 2011Q4

プロフェッショナルからエントリーまでカバーするHP Z Workstation Z820, Z620, Z420


日本ヒューレット・パッカード株式会社
PSG製品統括本部
ソリューション製品本部
柄津 佑輔?氏

 
   
 
  新Zシリーズ ラインアップ
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  水冷ユニットの進化
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Z820, Z620, Z420 は、PCIe Gen3 やUSB 3.0対応、サポートグラフィックカードの増加など、さまざまな強化が図られている。この中でも、「特にパートナー様に紹介したいのが、新しい水冷ユニット(Z820,Z420で選択可)です」と熱く語るのがソリューション製品本部の柄津氏だ。 新しい水冷ユニットには、3つの注目ポイントがあるという。

第1の注目ポイントは、前世代に比較し、コンパクトになっている点だ。右のスライドを見てほしい。無駄のないユニットに進化していることがわかる。
第2の注目ポイントは、コストパフォーマンスだ。市場では、水冷というと空冷よりかなり高額であるという印象もあるため、提案に二の足を踏んでいるパートナーもいるかもしれない。しかし、今回発表された水冷ユニットは、システム価格への影響が気にならないほどの高いコストパフォーマンスだ。 なんと空冷搭載システムの同構成にほんの一万円弱追加するだけで、水冷搭載システムとして購入できる。

第3の注目ポイントは、この水冷システムを導入すれば、新しいインテル® Xeon ® プロセッサー E5 ファミリーに搭載されたインテル® ターボ・ブースト・テクノロジー2.0を十分に活用できるという点だ。インテルR ターボ・ブースト・テクノロジーとは、自動的に定格の動作周波数より高速でプロセッサーを動作させる機能。つまり、ターボエンジンにブーストがかかったようにパフォーマンスが上昇するのだ。この機能は、プロセッサーが稼働中の温度などの条件に対応して発動される。柄津氏によれば、「この条件を作り出すには、空冷よりも水冷ユニットを利用する方がより適している」ということだ。パフォーマンスが要求されるワークステーションとしては、ぜひ、導入時に考慮したいポイントとなるだろう。

 
  オプティカルベイハンドル

また、ハードウェア設計に細かいところでこだわりがあるのが、HPの従来からの伝統だ。これは、
Z Workstation においても変わらない。例えば、Z420に採用された新しいオプティカルベイハンドルを見てほしい。筐体の持ち運びが容易なように、ハンドル部分がドライブ内に組み込まれている。ちょっとした工夫だが、これで持ち運びが楽になるわけだ。Z620でも同様に、後面に新しいハンドルが取り付けられている。「このようなこだわりのオプションまで含めて、搭載CPU/メモリー/HDD/オプティカルドライブ/グラフィックスカード/プリインストールOSなどを選択できるCTOオプションを提供しています。パートナー様には、お客様の要望にあわせて、それぞれ提案していただきたいですね」

「世界初のオールインワン ワークステーション」 HP Z1 Workstation 登場!


日本ヒューレット・パッカード株式会社
PSG製品統括本部
ソリューション製品本部
園田 龍?氏

 
   

HPは、今回新たに Zシリーズの最新モデルとして、Z1<ゼットワン>を発表した。園田龍氏(ソリューション製品本部)は、「Z1は、オールインワンの筺体でありながら、タワー型ワークステーションクラスのパフォーマンス/信頼性/メンテナンス性を持つ、これまでのワークステーションの概念を打ち破る、世界で初めてのオールインワン型ワークステーションです」と強調する。さらに「製品発表後、Z1を見たお客様から『Z1は、持つことが嬉しくなるカッコ良さがある』というお言葉をいただいています」

 
  アタッシュケースのように
開閉できるZ1

やはり、最初に目につくのは、その革新的でユニークなデザインだ。もちろん、外見はシンプルでスタイリッシュ。だが、それ以上に目につくのが、液晶ディスプレー部分の二重ヒンジを水平に倒した状態で内部を開ける瞬間だ。まるで、ビジネスマンがアタッシュケースを開けるかのように見えてしまう。そして、その内部も、電源/ストレージなどのコンポーネントが整然と並び、外観に劣らずエレガントだ。そして、これらのコンポーネントはモジュール化されているため、他のZシリーズと同様、ツールを使わずに簡単に取り外しや交換が可能となっている。

Z1は、オールインワンで犠牲となりがちなパフォーマンスにも妥協がない。CPUには最新のクアッドコア・インテル Xeon® E3シリーズ E3-1245 (3.3GHz)およびE3-1280(3.5GHz)の選択が可能。そして、NVIDIA社と共同開発したプロフェッショナル向けのQuadro NVIDIA MXM カード(ハイエンドモデルではQuadro 4000相当を提供)、最大32GBメモリー(DDR3 ECC/1600MHz) など、ワークステーションとして十分なスペックを搭載する。さらに、パフォーマンスが気になる場合は、無償で提供されるHP独自のチューニングツール 「HP Performance Advisor」も活用できる。

 
  Z1 Workstation 製品ハイライト
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  Z1とZ210+27インチモニタで
同等構成した時の価格比
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最近、プロフェッショナルで話題のディスプレーといえば、27インチだ。今回、Z1に搭載されたのは、10億色を超える色の再現が可能な27インチ白色LED IPSディスプレイ(2560×1440ドット)だ。このあたりにも妥協はない。

また、拡張性についても、側面にUSB 3.0ポート 2つ、背面にUSB 2.0 ポート4つ、最大2台の2.5インチ内蔵HDD(または1台の3.5インチ内蔵HDD)、mini PCIeスロット 3つを装備。スロットロード式光学ドライブや、ディスプレイポート経由で外部ディスプレーの追加など、拡張性も豊富となっている。
Webカメラは、HD 1080p 2.0 メガピクセル、スピーカーは、SRS Premium Sound Processing+2コーンのスピーカーは正面に向けて配置するといったように、このあたりにも余念がない。

さらに、信頼性についても触れておこう。 AutoDesk社、Adobe社などの主要ISV認定を受けていることからもわかるように動作保証もバッチリだ。そして、万が一問題が発生したときに対応できる、好評の土日祝日修理可能/3年標準保証を提供している。
これだけのスペックを誇るZ1だと、価格について心配になるかもしれない。こちらも大丈夫!Z1の価格は、Z210と27インチディスプレイを購入した場合より安価に設定されている。

最後に

 

スタイリッシュでありながら、パフォーマンスに妥協のないZ1は、従来のワークステーションユーザーに加えて、新たな顧客、市場を開拓することは間違いない。例えば、カッコよさを追求する写真家やグラフィックアーティストがユーザーとして想定できるだろう。グラフィックボードと高解像度ディスプレーの特徴を生かしたアーティスティックなデジタルサイネージを構築し、作品を展示するといったようなものだ。
また、自分の制作した作品をスタイリッシュな筐体のキレイなモニターを使って、クライアント先でデモンストレーションするといった際にも活用できるだろう。あるいは、エグゼクティブルームに配置することで、会社の洗練度をアピールしたい企業などにも興味が持たれるに違いない。自社製品の紹介時、先進的なスタイルを持つZ1に表示することで、革新性をアピールすることもできるだろう。

「Z1は、Zシリーズに新たな価値と市場をもたらすと、HPでは信じています。パートナー様にはぜひ積極的にご提案いただき、どのようなお客様にご導入いただいたかをお聞かせいただきたいと思っています。」と小島本部長は話す。

パートナー各社も、HPとともにZ1で新しい顧客・市場を開拓するのは、いかがだろうか?

Workstations

HP Partner News 2012年4月24日号 特集記事]
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