HPパートナーご紹介「ダイワボウ情報システム  野上社長インタビュー」

 

HP Partner Newsとしては初の試みである、パートナーエグゼクティブインタビューを実施!
ご賛同いただいたパートナー様に、現状や将来展望を伺う場として、みなさまにご紹介します。
初回である今回は、ディストリビューターの1社である「ダイワボウ情報システム株式会社」の
野上社長にお話を伺いました。

長引く不況に加えて、東日本大震災という厳しい環境の中、昨年度売上4000億円を達成したダイワボウ情報システム株式会社(以下、DIS) は、今年4月に創立30周年を迎えた。「地域密着」「顧客第一主義」という基本戦略にぶれることなく、さらに新たな市場を作り上げていきたいと語る取締役社長 野上義博氏に、今後の事業戦略を伺った。

価格下落も一段落、新たなトレンドもより身近に

 
ダイワボウ情報システム株式会社
取締役社長 野上義博氏

-全国のお客様、販売店様やメーカー各社との取引を通して、現在のIT業界の動向を
  どのようにとらえられていますか。

ITが社会からなくなるということは今や考えられないと思いますが、ハードウェアの単価は毎年下落しています。この単価下落の環境が一段落するまでは、業界として次のステップへ進むことは難しいと考えていましたが、ようやくこの一年で価格下落の傾向も落ち着いて来たと感じられるようになってきました。

クラウドなどの新たなトレンドもより身近になり、お客様への導入も本格化してきているため、まだまだ悲観したものではないと感じています。

地域密着型で全国規模のビジネスを展開

-IT業界のディストリビューターとして、貴社独自の強みを教えてください。

当社は全国に営業拠点が約90ヶ所、物流拠点は15ヶ所を設け、地域密着型のネットワークを構築しています。この緻密なネットワークを通して、今では800社以上のメーカー様、1万7千社以上の販売店様と取引をさせて頂いています。
このように地域に多数の営業拠点を設けることが時代遅れのように思えた時期もありましたが、地域に根差したビジネスを行っていたことで、震災発生の際には迅速に対応を進められました。地域密着型のビジネススタイルの大切さを改めて感じましたし、これこそが当社が30年かけて創り上げてきたものだと思っています。これからも、この地域密着で全国規模のビジネスがますます当社の強みとなってくると考えています。

新たな分野に挑戦しながら、グループ会社全体での成長が必要

-今年の目標と戦略、また、中長期的な目標と戦略についてお聞かせください。

IT業界はこの1、2年で急激な変化を迎えました。新たな端末の登場に限らず、これまでにない組み合わせでの提案が求められる時代に入ったと感じており、これらの変化を受け止めて今後の判断を下していくことが必要です。

昨年は、創立30周年で売上4000億円を達成できました。今後は、売上5000億円の達成が目標になりますが、今年はその最初の一歩となる年です。従来からの「地域密着」「顧客第一主義」という主軸はぶれずに、新たな企画を実行していきたいと考えています。
そのための第一歩として、一昨年に営業企画部という部署を創設しました。これまでにない新たなチャレンジ、ビジネスモデルの確立をリードしていくのがこの営業企画部です。言葉が適切かどうかわかりませんが、彼らに私は「下手な鉄砲をたくさん撃て」と言っています。これまでのように在庫ありきで、右から左へ製品を流すという役割だけではなく、WiMAXのような通信サービスやクラウドビジネスなど新たな分野に挑戦していきたいと考えています。
このような新しいビジネスへの挑戦は、今やらなければ近い将来必ず後悔することになりますし、2,3年後に大きくステップアップするための準備は今から始めておく必要があります。その足掛かりとなるのが営業企画部の設立です。

営業活動においては、社員が常に最新の市場ニーズを理解し、それに対応した製品や、製品同士の組み合わせによるトータルの提案を、販売店様やお客様に行う必要があります。これまで、お客様や販売店様からのご要望は営業拠点で止まってしまうことがあり、会社全体として十分に共有できていないという問題がありました。それを改善することで、お客様や販売店様の要望を幅広く吸い上げ、メーカーへも情報を共有し、一緒に市場を作り上げていくことが可能になると思っていますし、社員はそのような動き方をすべきだと考えています。

また、当社はメーカーの機能を補完する役割があると認識しています。例えば、カスタマイズセンターを構築し、メーカーの手が届きにくいところまで、お客様、販売店様をサポートさせていただく体制を整えています。
今後はグループ会社全体で、これまで以上に成長し、皆様にご満足いただけるよう、どのようなご要望にもお応えできる会社になりたいと思います。

これらを実行していくためには、しっかりと人を育てることが必要です。社員のスキルアップを図るため、ITシステムを使った社内トレーニングを充実させ、各地の支店・営業所での勉強会も活発に実施しています。お客様、販売店様を訪問させて頂く際には、営業は必ず何か提案材料を持って伺うよう教育しています。
また、人を育てるためには、社内でのコミュニケーションを活発化させることも必要だと考えているため、入社2年目の社員による成果の発表会や、全社での社員旅行を継続して実施しています。古い習慣かもしれませんが、若手も積極的に参加してくれていますし、顔の見えたコミュニケーションを行うことの意味は大いにあると感じています。

今後も共に成長を

 

-長年ビジネスパートナーとして日本HP製品をご拡販いただいておりますが、
  日本HPとのビジネスはどのような位置づけでしょうか。

日本HPとのビジネスが、当社の中でかなり大きな位置を占めていることは間違いありません。日本HPは外資系ですが、とても日本的な企業であるという感覚があります。岡副社長が、「日本のものづくりにこだわりたい」ということを話されていたことには共感しましたし、今一番日本的な企業ではないかと思います。当社も日本的な企業だと認識していますので、その点では考え方が一致するかもしれません。今後も一緒に成長していくことが大切だと思っています。


- ありがとうございます。最後に、読者の方へのメッセージをお願いします。

当社は、独立系のベンダーとして、さまざまな事業を実施しています。また、全国にサービス&サポート網を確立し、地域に密着したビジネスを実施しています。そのため、皆さんに満足いただけるような提案ができると思っていますので、ぜひ当社を有効に活用していただければと思います。

今年は、恒例の「DISわぁるど」を7月25~26日に札幌で開催いたします(http://www.dis-world.com/hokkaido/index.php) 。お近くにお立ち寄りのことがありましたら、ぜひご参加いただければと思っています。当社の方針をお話しさせていただくとともに、日本HPを含む各社の新しい商品を展示・紹介する重要なビジネスの場となります。当日ご参加いただけない方々に対しても、基調講演を含め、どういう内容だったかを見ていただく仕掛けもご用意しております(http://www.dis-world.com/) 。また、各地域でも「DISわぁるど」のミニ版といった形でのセミナー・展示会を開催しておりますので、ご参加いただければ、ダイワボウ情報システム株式会社がどのような会社か、どういう商品を扱っているのかをご覧いただけると考えておりますので、ぜひ足を運んでいただければと思います。


ダイワボウ情報システム株式会社 概要
  ■設 立 1982年(昭和57年)4月8日
■代表取締役社長: 野上 義博
■資 本 金 :118億13百万円(平成23年3月現在)?
■売 上 高 :3,882億20百万円(平成23年3月期)?
■社 員 数 :DIS/1,429名 DISグループ全体/1,805名(平成23年3月現在)?
■所 在 地 :本社 / 〒541-0053 大阪市中央区本町3-2-5(本町DISビル)?
         東京支社 / 〒140-0014 東京都品川区大井1-20-10(住友大井町ビル南館)?
■事業所数:営業拠点約90ヶ所、物流拠点15ヶ所

HP Partner News 2012年6月12日号 特集記事]
本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、
閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。