バンドルプラスなら、Windows Server® 2012も、2008R2もお任せあれ

2012年9月、日本マイクロソフト( 以下、日本MS)は、Windows Server 2012 を発表した。今回の特集では、このWindows Server 2012 に対するHPの取り組みを、日本HP インダストリスタンダードサーバー製品企画部 岡野家和氏に話を聞いた。

 

Windows Server は、x86サーバー市場において欠かすことができない重要なコンポーネントだと思います。Windows Server 2012の発表を、プラットフォームベンダーからの立場からどのように評価されていますか?

写真配置スペース
日本ヒューレット・パッカード株式会社
インダストリスタンダードサーバー&
ネットワーク製品本部
インダストリスタンダードサーバー
製品企画部  岡野 家和 氏
 

ご存じのようにHP ProLiantは、先日x86サーバー市場の国内シェア1位に返り咲いたのですが、同時にx86サーバー「Windowsプラットフォーム」としても、国内シェア1位となっています。弊社は日本マイクロソフトさんと共同で、「なるほどセミナー」に代表される様々なパートナー施策を行っているのですが、そうした活動の成果が表れてきているとすごく実感しています。
※IDC's World wide Quarterly Server Tracker Q2, 2012

Windows Server 2012(参照:ページ ) については、その紹介セミナーでMSさんが「できるだけ多くの機能を追加する方向から、お客様の役に立つ機能をできるだけ強化する方向にシフトした」という趣旨の発言をされていました。ユーザー視点という意味で、これは“管理の手間の削減”というテーマから生まれたHP ProLiant Gen8の方向性と一致します。このような観点も含めて、両社で市場の活性化を図っていければと考えています。

 


HPにおけるWindows Server 2012に対する取り組みを紹介してください。

HPにはマイクロソフトさんとの、30年近くにわたる業界唯一の提携があります。この提携に基づいて、Windows Server や Hyper -V、SQL Serverなどは従来から HP ProLiant 上で開発されており、今回もWindows Server 2012 の開発標準機としてProLiantを採用頂きました。これによって、Windows Server 2012をいち早くHP ProLiant 上でチューニング・テストでき、デバイスドライバーの共同開発・早期リリースができ、抜群の安定度・親和性を実現しています。

Windows Server 2012の開発者向けベータ版が公開された6月には、HPはProLiant各機種のデバイスドライバーやファームウェア詳細情報、動作検証結果の整備はもちろん、セットアップ手順、既知の問題点とその解決策などを解説したホワイトペーパーまで公開していました。製品発表後の今は、そのWebページをそのままタブ化して製品ページにしています(笑)
http://www.hp.com/jp/ws2012

そしてHP ProLiant G7とGen8 主力全機種で、すでにWindows Server 2012の正式サポートが始まっており、MSさんの認定ロゴ取得機種も、圧倒的なラインナップで提供しています。もちろん保守サポートも万全で、HP Care Packは既に、24時間365 日対応も含めたWindows Server 2012対応が完了済みです。
http://www.hp.com/go/wincert

サーバーベンダーによっては、まだまだ十分な動作認定サーバーを提供できていないケースも多くあるようなので、パートナー様にはぜひ、Windows Server 2012に最適なHP ProLiantとご提案いただけばと思います。

 

では、今回HPから発売開始されたWindows Server 2012 について、紹介してください。

HP ProLiantはパートナー様とのビジネスが主役ですので、今回まず発売を開始したのは、バンドルプラス(通称ROK 、Reseller Option Kit) と呼ぶHP販売店向けのHP OEMライセンスです。

項目名 型番
Windows Server 2012 Foundationエディション日本語版(CAL なし) 701591 - 371
Windows Server 2012 Standard エディション日本語版(CAL なし) 701595 - 291
Windows Server 2012 Datacenter エディション日 本 語 版 (CAL なし) 701600 - 291

Foundation エディションは、引き続き最大1プロセッサー、最大15ユーザーアカウントまでのスモールビジネス向けのOSです。
エンタープライズ環境向けには、これまでのEnterpriseエディションがなくなり、StandardとDatacenterの2つのエディションというシンプルな体系になっています。この2つのエディションの違いは仮想化の権利だけで、Standardでは2つの仮想インスタンスを、Datacenterは無制限の仮想インスタンスを使用できます。両エディションに、仮想インスタンス数以外には機能差はない、というのが新しいですね。今までEnterpriseエディション以上で提供されていたフェイルオーバークラスタリングなどの高可用性機能を、Standardエディションでもサポートしているんです。また、プロセッサー数・メモリ容量も、同じサポート仕様ですので、「提案しやすくなる」という声が圧倒的に多いです。

あと忘れてはならないのはCALですね。今回から、OEMラインセンスにCALが含まれなくなりました。ですのでOSライセンスは必ずCALと一緒にご販売頂く必要があります。そうしないと「納品したOSライセンスへのアクセス権が無い」という、これまではあり得なかった事態が起こり得ます。

もちろん「必要なCALの総数はまだ判らない」というケースも多々あるかと思います。その点、HP提供のCALは後からの追加購入を考慮して、CAL単体でも販売頂けます。HPサーバー本体や、OSライセンスと一緒でなくてもいいのです。

項目名 型番
Windows Server 2012 CAL 1 ユーザー 701608 - 291
Windows Server 2012 CAL 1 デバイス 701609 - 291
Windows Server 2012 CAL 5 デバイス 701607 - 291
Windows Server 2012 CAL 5 ユーザー 701606 - 291
Windows Server 2012 Remote Desktop Services CAL 5 デバイス 701604 - 291
Windows Server 2012 Remote Desktop Services CAL 5 ユーザー 701605 - 291

このバンドルプラスは、パートナー様がHP ProLiantと同じ流通経路で手配可能なパッケージです。手配の手間が少なく、短納期を実現でき、価格競争力が高いことが特長です。さらに、日本HPから3ヶ月間の無償テクニカルサポートを提供しています。インストレーション方法も無償で対応しますので、安心してご提案ください。
バンドルプラスのメリットはこちら

そして、新たにパートナー様向けに、Windows Server 2012用CALの提供を開始しました。従来は、OEM版にはCALの単体販売はできないといった誤解もありましたが、そういうことはありません。システム構成図・価格表などにすべて掲載しておりますので、必要な数に応じて、CAL をご提案ください。

また、年内には、インストールの手間がかからないプリインストールモデル(フルカスタマイズCTO) も提供開始予定です。ご期待ください。

 

お客様の中には、アプリケーション対応などの理由により、Windows Server 2008 R2 が引き続き必要な場合もあると思います。この場合の対応を教えてください。

日本HPでは、少なくとも2013年秋までは、Windows Server 2008 R2 販売継続する予定です。
 型番表(PDF:2.1MB)

もちろん、価格も提供形態も変更ありません。つまり、Windows Server 2008 R2をご希望されるお客様は、これまで通りHP OEM版のWindows Server 2008 R2 Foundation, Standard, Enterprise, Datacenterの各エディションを、同じ価格で購入できます。何も変わりません。

Windows Server 2008 R2をご要望のお客様には、ぜひHP提供のライセンスをこれまで通りご販売ください。そして、CALが必要になる場合は、Windows Server 2008 R2用にも、Windows Server 2012用CAL を提案可能です。
もちろん、Windows Server 2012ライセンスにはダウングレード権が含まれますので、購入されたエディションに応じて、旧製品のエディションにダウングレードが可能です。ダウングレードしたい旧製品のエディションに対応して、エディションを選択することになります。

 

最後に、パートナーのみなさんに一言お願いします。

いつもご拡販頂き、本当にありがとうございます。
今年はHP ProLiant Gen8を投入し、日本のx86サーバー市場で多くの注目を頂いています。今回OSも大きく変わりますが、HP ProLiantは、Windows Server プラットフォームとして、グローバルでも国内でも、No.1です。ぜひ、Windows Server 2012の案件には、HPのWindows バンドルプラスと、「自働サーバー」HP ProLiant Gen8をご一緒にご提案ください。
また、Windows Server 2008 R2 も当面販売継続いたします。こちらも安心して、引き続きご提案ください。
Windows Serverでのご提案はHP ProLiant、HP ProLiantでのご提案ではバンドルプラスをよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。

HP Partner News 2012年10月23日号 特集記事]
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