戦略的な提案が可能になる!!HP Insight Onlineサービス開始

HP ProLiant サーバー Gen8(以下、Gen8) は、サーバーハードウェアと管理情報ポータル、および保守サポートサービスを一体化し、導入から監視・運用・保守に至るライフサイクル全般におけるサーバー運用管理を『自働化』することをコンセプトに開発された新世代のx86サーバーだ。その『自働化』のコンセプトを実現する最重要サービスの1つである「HP Insight Online」の正式サービスが開始した。今回の特集では、HP Insight Online の機能を紹介するとともに、HPパートナーから見えるメリットを紹介したい。

 


 

2012年10月11日、いつでも、どこからでも、お客様のサーバー情報を『見える化』するHP独自のサービスが提供開始された。それが「HP Insight Online」だ。今回、このHP Insight Online の活用をHPパートナーに推進する、日本HPテクノロジーサービスの松田 裕慈氏 (パートナービジネス本部/写真左)、別府薫氏(グローバルソリューションセンター本部/写真中央)、菅野里司氏(パートナービジネス本部/写真右)に話を聞いた。


 

HP Insight Online の正式サービスが開始されました。まず、このサービスについて簡単に説明してください。

『HP ProLiant 日本市場シェアNo.1獲得!その原動力とは?』(2012年9月4日号 HP Partner News 特集記事)では、「今、全国でGen8旋風が起こり始めている」という言葉を弊社の林がご紹介しました。今回、この旋風をさらに強める待望のサービスがHP Insight Onlineなわけです。このHP Insight Onlineは、いつでも、どこからでも、お客様のサーバー情報を『見える化』するサービスといえます。お客様にとって、ご使用のすべてのサーバーについて、構成情報、ヘルスステータス情報、標準保証・保守契約情報を常にまとめ続けるのは大変なことです。HP Insight Onlineは、これらの情報をいつも最新の状態で、もれなく集約するクラウド型の情報提供ポータルサイトです。

 

HP Insight Onlineは、どのようにして情報を集約するのですか?

情報を集めるために、HP通報サービス(HP Insight Remote Support, HP Insight RS)を利用しています。HP通報サービスは2005年のスタート以来、世界中で150万台以上のサーバー・ストレージで利用実績のあるサービスです。特に、バージョン7からは、以前にも増して設定方法が簡単になった※こともあり、導入が急増しています。HP通報サービスでは、HP Insight RS管理サーバーが自動収集したサーバー情報を中継して、HPに情報を伝達します(注: 今後、管理サーバーなしで直接Gen8サーバーから情報を伝達する方式も提供予定)。

 

ダッシュボードについて、もう少し詳しく教えてください


HP Insight Onlineで作成可能な
6つのレポート  クリックで拡大

ダッシュボードでは、デバイス・イベント・サポート契約の状況を管理できます。表示される情報は、必要に応じてお客様のIT環境に合わせ、カスタマイズおよび編成が可能です。例えば、東京と大阪にデータセンターがある場合は、“東京グループ”“大阪グループ”といったようにグループ化もできます。

『デバイス』タブの構成情報では、モデル名・搭載OS・搭載CPUをはじめとしたサーバーの構成情報を確認できます。構成管理や資産管理、ファームウェアのバージョンアップを検討する際などに利用することが考えられます。さらにデバイスタブでは、構成情報画面から、CPUや冷却ファン、電源などから、知りたい項目をクリックすることでヘルスステータスも確認することができます。

『サービスイベント』タブでは、過去6ヶ月に発生したサーバーのハードウェア故障履歴と、その修理対応状況を一覧できます。これらの故障情報は、部品交換のような深刻で対応が必要な項目をフィルダリングして通知されたものです。そのため、情報が多すぎて見つからないといったことにはなりません。

『契約と無償保証』タブでは、標準保証と保守契約の期間をサーバーに紐づけて、一覧で表示します。うっかり保守契約切れを起こすといったことを防ぐことが可能になります。

ユーザーはこれらの情報から、簡単な操作で目的に応じて6つの形式でレポートを作ることができます(右図 参照) 。


 

続いて、HP Insight Onlineを活用することによる、HPパートナーにとってのメリットをお教えください。

HP Insight Onlineでは、①パートナー様向けの「マイカスタマー」、②エンドユーザーであるお客様向けの「マイIT環境」という2つのダッシュボードを提供しています。この①「マイカスタマー」を活用することで、お客様との関係を強化し、より戦略的でプロアクティブな提案が可能になると考えています。 販売パートナー様にとっては、過去に販売したデバイス情報を確認可能です。これらの情報とHP Partner Portalから入手できるHP通報サービスのレポートをあわせることで、導入から、運用・更新までサーバーのライフサイクル全体を確認することができます。これによって、サポート終了や販売終了などのタイミングに併せて、タイムリーに提案・アドバイスを提供でき、お客様との信頼関係を強化、維持できると考えています。 運用を代行される販売パートナー様にとっては、「マイカスタマー」に加え、お客様から委託いただければ「マイIT環境」を操作代行可能です。これによって、修理状況などをリアルタイムでお客様と共有できるようになります。

 

HPパートナーにHP Insight Onlineを紹介する際、特にどの機能が評価されていますか?

HP ProLiant Gen8発売開始前に、我々は様々なパートナー様のご意見を伺いました。その中でもちろんHP Insight Onlineに関するお話も伺ったのですが、活用したいとおっしゃるパートナー様が9割以上もいらっしゃいました。
特に評価が高かったのが、リアルタイムにどこからでも、最新の情報を見られるという点です。今までですと、社外からはお客様サイトにVPN経由でログインして確認したり、あるいは直接現地に行かないと確認できなかったりということもよくありました。これがHP Insight Onlineにログインすれば、すぐに確認できるという点が喜ばれています。

さらに、初期導入後にメモリーやCPUのようなオプションを追加した際などは、以前ではそれらの変更後の情報がわかりませんでした。しかし、このサービスでは常に最新の構成を確認できることをご評価いただいています。

他には、故障履歴情報にあるHPコールセンターとのケースID情報を見ると、現在の修理状況の進捗を、お客様・パートナー様・HPとの間で同時に確認できることも歓迎いただいています。さらに、実際に修理をされる保守パートナー様にとっては、それらの情報から、HPサービスメディアライブラリーにある『修理方法を動画で紹介する』ビデオにリンクが張られていることにも驚かれることが多いです。実際に、修理作業に直結したこれらのビデオを見ることで、安心して修理作業が行えるようになったという声もいただきました。


 

最後に、HPパートナー様に一言お願いします。

これまでに、多くのパートナー様にHP Insight Onlineを紹介させていただく機会を持つことができ、皆様から多くの好意的な評価をいただき、大変うれしく思っております。

今回サービスが開始されたHP Insight Onlineは、HP ProLiant Gen8だけでなく、HP ProLiant サーバー G4以降、HP Integrity サーバー、HP BladeSystem、HP P2000, P4000, P6000シリーズ、HP Networking製品、HP UPS、テープライブラリなどでもご利用いただけます。そのため、サーバーだけでなくさまざまな製品にも活用可能です。

HP Insight Onlineで『見える化』された情報は、お客様とパートナー様とで共有できます。 これらの情報を基にして、パートナー様には、お客様とのコンタクト機会を増やし、関係の強化をもたらすとともに、新しいビジネス機会をもたらすことと信じております。是非一度、HP Insight Onlineをお客様に紹介してみてください。


※HP InsightRS(IRS) 7.0では、インストール作業の短縮がされています。
また、設定に必要な項目自体は変更ありませんが、設定メニューの中で同じ項目を設定していた部分を削減し、簡素化することで設定時間も短縮されています。
現状 IRS7.0は日本語化されておりませんが、下記URL中の簡易インストールガイドをご利用いただくことで、時間短縮が図れます。


簡易インストールガイド(Windows ProLiant 版) 推奨


管理サーバー(ホスティングデバイス)のインストール、設定は1時間が30分に短縮、管理対象デバイス(5台) 3時間が1時間(AMS利用)に短縮されます。


以下 作業時間の目安です。


必須試験 作業項目 IRS 5.XX+IMA IRS 7.0.5 + iLO4
管理サーバー インストール 30分 10分
設定 30分 20分
合計 1時間 30分
管理対象デバイス インストール 5台で2時間30分 (AMSインストール50分)
設定 5台で30分 5台で10分
合計 3時間 1時間

HP Partner News 2012年11月20日号 特集記事]
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