3PARから待望の新製品発売!!

新年のパートナー営業トップインタビューでは、『2013年はHPパートナーと協業し、HP Converged Storage戦略の中核を担うプライマリーストレージHP 3PAR StoreServの拡販を図る』という力強いメッセージが発信された。本特集では、その「HP 3PAR StoreServ」ファミリーから、今月末に出荷開始されるミッドレンジ向け新製品「HP 3PAR StoreServ 7000」を紹介したい。  

 


エンタープライズインフラストラクチャー
事業統括
HPストレージ事業本部
製品マーケティング本部
志渡 みず絵

 
   
 
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昨今では、仮想化・クラウド・ビッグデータなど、次世代IT環境に向けた流れが加速し、データ量の爆発的増大や、予測不能なワークロードなど、ビジネスの変化に対応する必要性が急務になっている。そのためのHPの次世代ストレージ戦略、それが、『HP Converged Storage』だ。HP Converged Storage戦略は、エントリーからハイエンドまで、単一アーキテクチャーによるストレージ基盤を実現するとともに、ブロック・ファイル・さらにはオブジェクトの共通データサービスを提供するものである。

今回、この HP Converged Storage戦略に対応し、HP 3PAR を 【HP 3PAR StoreServ】 とファミリー名を変更し、その第1弾として発表されたのが、ミッドレンジ向け新製品『HP 3PAR StoreServ 7000』だ。

「今後のストレージに求められるものは、必要なときに必要なリソースを活用でき、信頼性が高く、運用が容易であるということです。HP 3PAR StoreServ はこのニーズを満たす、今後の10年間を見越した製品です」と語るのが、日本HPで3PAR StoreServを担当する志渡みず絵氏 (HPストレージ事業本部 製品マーケティング本部)だ。



ハイエンドモデルの先進機能を持つミッドレンジ向けHP 3PAR StoreServ 7000登場

このHP 3PAR StoreServ ファミリーに新たに加わった『HP 3PAR StoreServ 7000』 は、ハイエンドモデル『HP 3PAR StoreServ 10000』にも搭載される先進機能を継承しながら、ミッドレンジ向けにコストパフォーマンスを最適化した、仮想化プライマリーストレージだ。今回発表されたのは、ディスク搭載数を8台から最大144台まで拡張可能な 2ノードモデル「HP 3PAR StoreServ 7200」と、8台から最大480台まで拡張可能 な4ノードモデル「HP 3PAR StoreServ 7400」だ。


 
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HP 3PAR StoreServ の代名詞“シン・プロビジョニング”機能をバンドル提供

HP 3PAR StoreServ は、開発コンセプトが「ユーティリティ・ストレージ」とあるように、電気・ガス・水道のように、使いたいときに、使いたい量だけの容量を、面倒な設定や構成変更の作業なしに利用できる、としている。その中核をなすテクノロジーが、“シン・プロビジョニング”であり、それを管理するのが、HP 3PAR StoreServファミリーに搭載されるソフトウェア『3PAR OS』だ。

 
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“シン・プロビジョニング”とは、「ストレージ容量」を仮想化して、割り当てたと仮定することで、ストレージを効率的に使用できるようにするテクノロジー。例えば、実際には容量10TBしかない場合でも、アプリケーションから見た場合、容量が50TBあるものとして認識させて運用することができる。もちろん実際に必要になる前にアラートがあがり、その際に増設すれば、問題なく運用ができる。

従来ストレージの設計は、あらかじめ必要であると考えたストレージ領域を計画し、データ量の増加を見込んで実施していたため、必要以上のストレージ容量を購入し、さらに実際にはその割り当てられた領域が使用されない場合も多々あった。つまり、ストレージに「ムダ」が発生していた。これらの課題を解決するために考え出されたのが、“シン・プロビジョニング”であり、このテクノロジーはHP 3PAR StoreServが、業界に先駆け実装したものだ。この技術を使用する事により、最低限必要な容量のみ購入で運用が開始する事ができるのだ。

このシン・プロビジョニング機能を提供するライセンスは、今まで本体に加えて別途購入する必要があったが、HP 3PAR StoreServ 7000 に搭載される 3PAR OSには、シン・プロビジョニングのライセンスがあらかじめバンドルされている。そのため、「初期導入コスト・運用コストを大きく削減できるだけでなく、大幅に管理性が向上するソリューションとなっています」と志渡氏は語る。

そして、「もちろんHP 3PAR StoreServ 7000でも、独自に開発した専用IC (HP 3PAR Gen4 ASIC) を活用し、“ハードウェアでシン・プロビジョニング”の処理を実施するため、ストレージ性能が低下することありません。さらに3PARでは、一度ストレージ領域を割り当てた後でも、定期的に効率的にディスク上に残っている使用できない領域をクリーンナップすることで、使用できる領域に再生します。そのため、ストレージ利用率を90%以上維持することができ、不要な投資を削減出来ます」(志渡氏) とのことだ。

 

ストレージをまたぐデータ移動を実現する“HP 3PARフェデレーション”機能を提供

 
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HP 3PAR StoreServ ファミリーには、“HP 3PAR Peer Motion“というフェデレーション機能がある。
現在は旧世代3PARから新世代3PAR、加えてEVAから3PARへのデータ移行をサポートしているが、将来的には、分散する複数のストレージを束ねて仮想化し、複数のストレージを協調動作する機能をサポートする予定だ。このフェデレーション機能を使えば、システムを停止せずに、ストレージからストレージへとデータを移動することができる。これによって負荷を分散させたり、ストレージを移行させたりできるようになり、より柔軟なストレージ環境を構築可能となる。

 

容易な管理性と安心の運用体制

ハイエンドモデルにも搭載される先進機能を活用できるというと、管理や運用が大変という印象を持つかもしれない。しかし、HP 3PAR StoreServ 7000 は、管理や運用を容易にする機能も強化されおり、そこが売りのポイントでもある。

 
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従来からHP 3PARは、ストレージ側で自律的管理を行うことを前提に設計をしている。そのため、できる限りユーザーによる管理をなくし、簡単に運用することが可能となっている。今回さらに、従来の3PAR製品と比較し、導入時間を1/4に短縮する機能を提供するツール「HP 3PAR Smart Start」が加わった。このツールを使用すれば、ウィザード画面に従って設定を行うだけで、わずか30分で新しいストレージを導入できる。パートナーによる導入を簡素化し、スピードアップすることもできるだろう。

また、今までディスクアレイ製品「HP EVA」を利用していたユーザー向けに、HP 3PAR へデータ移行を支援する「HP 3PAR Online Import for EVA」を提供しているので、既存環境からの移行も容易だ。

そして、HP 3PAR StoreServ 7000は、ハイエンドモデルと同様、「もしものとき」を支える24時間365日のリモート監視に対応している。通常の電話サポート以外に、米国にあるサポート部隊が、遠隔から運用を監視・保守するサービスを行う。このサポートでは、リモートでオンラインファームウェアアップデートや構成情報の取得も可能であり、障害の予兆を事前に検知し、タイムリーに保守を行う手厚いサービスを提供しているため、さらに安心して提案が出来る。

志渡氏は、「HPでは、ユーザーやパートナー様が、これまで以上にHP 3PAR StoreServ 7000を安心して運用できるようになったと信じています」と強く主張する。

 

パートナー向けの販売支援強化

今回、パートナー向けに各種の販売支援強化策が発表された。
HP 3PAR StoreServ 7000の製品構成をシンプルにし、今までのCTO以外に、BTOにも対応した。保守サポートも、Carepack製品として提供されるため、製品と同様に提案が可能だ。システム構成も、パートナー自らが導入作業を実施できるようになっており、この導入をサポートするトレーニングも展開予定だ。

日本HPでは、これらの施策を強化するために、HP 3PAR StoreServ専任のパートナー支援部隊を立ち上げている。
「これら以外にも、さまざまなパートナー様を支援させていただく施策をプラン中です」(志渡氏) とのことだ。ぜひ、期待したい。

 

パートナー様へのメッセージ

最後に志渡氏は、「今回発表したHP 3PAR StoreServ 7000は、パートナーの皆様にご提案いただきやすい価格帯を意識し、また、運用・サポートもさらに充実しました。年度末商戦だけでなく、新年度に向けてのパートナー様の戦略ソリューション商材としていただきたいと思っています。HP 3PAR StoreServで、ぜひご一緒に、2013年をいい年にしましょう!」と力強く締めくくった。

HP 3PAR StoreServ 7000の発売により、パートナーが、HP 3PAR StoreServ を自社のソリューションとして販売できる体制が整った。日本HPが今年の戦略商品と位置づけるHP 3PAR StoreServ を、2013年のキー商材に加えるのはいかがだろうか?

HP 3PAR ユーティリティ・ストレージ

HP Partner News 2013年1月15日号 特集記事]
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