小さい!軽い!安い!大人気の大判プリンター登場

今、大判プリンターの市場が活性化している。その市場を牽引するのは、2012年10月に発表された有線/無線 LAN を搭載したテクニカル分野向け大判プリンターのエントリーモデル「HP Designjet T520 ePrinter (T520) シリーズ」だ。今回の特集では、日本HP のT520シリーズを含む大判プリンター HP Designjetの魅力に迫りたい。


2013年1月末、日本HP大島本社内にあるHPプリンターデモルーム (Imaging & Printing Solution Center) を訪問した。吹き抜けのフロアを抜けたエリアに、広いデモルームが存在する。

     
             

デモルームには、各種の大型のプリンターが並び、ソファーやバイクなどの目を引くものへの印刷物、オリジナルの飲料用ボトル用シールなどの印刷といった、さまざまなものにプリントした多くのサンプルが展示されている。
HPプリンターデモルームで私たちを迎えてくれたのが、日本HPで大判プリンター事業を担当するワイドフォーマットビジネス本部 ビジネス推進部 部長 秋山 裕之氏と、同部深野修一氏だ。

こちらのHPプリンターデモルームを簡単に紹介してください。

 
 
写真左から深野氏、秋山氏

秋山:「HP プリンターデモルームは、HP大判プリンター『HP Designjet シリーズ』と、環境にやさしいHP Latexインク搭載の『HP Designjet L26500/L28500』などの印刷品質、印刷スピードや操作性などを、専任のスペシャリトの説明を交えて、実際にご体感いただけるスペースです。このデモルームでは、お試し印刷としてサンプルデータを実際にプリントできますので、HP Designjet製品の特長を直接目で見て、ご理解いただくことが可能です。ソフトウェアも、Adobe製品やAutoCAD製品などをご用意しておりますので、お客様のデータをお持ちいただくだけで、簡単に体感していただくことができます。」

では、実際に、サンプルを見せていただくことにしよう。目の前で見せられたのは、A1 用紙に非常に鮮やかなに印刷されたイタリアの海岸風景を写した写真だ。

深野:「こちらにプリントしたものが、グラフィック向け製品 HP Designjet Z5200PSで印刷した写真です。新しく開発したHP Vivera顔料インクにより、今まで以上に広い色域と銀塩写真に匹敵する写真品質を実現しました。また、分光測定器「i1® 」内蔵によって、正確にカラーを管理し、プリンター自身が各色の濃度だけでなく色自身を自動測定、補正を実行することで、データに忠実な色を正確に再現しています。

HP Designjet Z5200PSの特長の1つは価格にあります。本製品の598,000円(税抜)という価格には、Postscriptデータを正しく正確にプリントするために必要なRIPソフトウェアが含まれています。他社のプリンターには、このソフトはオプションになり、またプリンターに内蔵できないため、外付けとなるためサーバーが必要になります。この部分だけでも通常は20万円から30万円の価値があるのものが標準で内蔵されているということです。前出の分光測色器とともに必要な機能がすべて入ったオール・イン・ワンモデルですので、オプション構成で悩むことなく、大判プリンターを初めて導入されるお客様でも安心してお使いいただけます。またZ5200PSと同等以上の写真品質をさらに高速にプリント可能な上位モデルZ6200シリーズもラインアップしています。このような写真品質を、素早く出力できるというのが競合製品にない強みです。写真出力サービスを提供している企業様を中心に、多数導入をいただいています。競合他社の大判プリンターをお使いのお客様が、このHP プリンターデモルームに見学にお越しになり、実際にデモプリントの速度をご覧になった際に即決される方もいらっしゃるくらいの目に見えるほどの違いです。」

ひと通り、HPプリンターデモルームを見学したところで、大判プリンターの市場動向を、秋山氏に伺った。

現在の大判プリンター市場の動向をお教えください。

秋山:「2009年のリーマンショックにより、市場は一時低迷したものの、その後は徐々に回復に向かっています。2011年の市場規模は、グローバルで約 26万9千台、国内で約2万7千台の市場となっています。グローバルでは、HPはシェアNo.1です。
国内市場では、C社、E社と並び、日 本HPがトップ3の一角を占めています。(大判プリンター: A1サイズ以上のフインクジェットプリンター)
(出典:IDC World Wide Quarterly Large Format Printer Tracker 2012Q3)

大判プリンターの市場は、大きく分けて2つのセグメントに分けられます。1つは、CADの出力用途から成長してきたテクニカル向けの市場です。現在ではCAD用途だけでなく、GIS用途にも広く利用されています。
もう1つは、グラフィック向けの市場です。写真、グラフィックやアート向けに利用されます。輪転機やオフセット印刷をする前の色校正といった分野でも活用されています。また、小売店舗や学校などのポスター印刷の用途も、新しい市場として伸びてきています。」

その大判プリンター市場におけるHPの戦略をご紹介ください。

秋山:「HPは、1990年代初めに大判インクジェットプリンターを生み出してから、多くの業界標準のテクノロジーを生み出し、また、先進のテクノロジーを積極的に採用してきました。例えば、業界標準ではHP-GL/2 (Hewlett-Packard Graphics language 2) があります。HP-GL/2は、ページ記述言語としてその高い機能が評価され、ほぼすべての大判プリンターに標準として採用されています。

先進のテクノロジーでは、いち早くクラウドサービスにも対応しました。昨年発表した HP Designjet ePrint & Shareは、対応のHP Designjet ePrinterシリーズプリンターやPCからインターネットに接続し、プリントファイルを共有したり、離れた場所からリモートプリントできるクラウドサービスです。
例えば、設計図の修正が頻繁に発生する建築の施工現場のようなところでは、修正点をプロジェクトに関わる全員がスムーズに共有できることが重要です。HP Designjet ePrint & Shareを利用すれば、修正指示を書き入れた図面をスキャナー内蔵の大判複合機HP Designjet T2300eMFPでスキャンし、クラウドにアップロードすることで、全員での情報共有が可能ですし、作業効率も大幅に改善できます。このほかにも、さまざまな利用シーンが考えられます。
さらに、HP Designjet ePrint & Shareの利用費用は無償です。ここまで完成したサービスを提供しているのはHPだけです。ぜひ、パートナー様からも、お客様にご提案いただきたいと思います。
そして、これらの業界標準技術、先進のテクノロジーを、業界随一のラインナップで、市場にいち早く展開してことが、HPの戦略です。」

発表されたばかりの「HP Designjet T520 ePrinter (T520) シリーズ」が評判です。詳しく製品の特長をお聞かせください。

 
 

深野:「T520シリーズは、発売後すぐに、HP Designjet シリーズで一番の売り行きを示すモデルとなりました。パートナー様からの販売が好調であるだけでなく、HP DirectPlusでの注文も予想以上で、今までの10倍以上の引き合いをいただいています。

好調である理由にはいくつかの理由があると分析しています。ひとつは、A1サイズの出力に対応する大判プリンターとしては、最小・最軽量クラスです。世界的にもこれほどのコンパクトな製品は、ほとんど見当たりません。そのため、いままで、手狭で大判プリンターを設置できなかったオフィスでも導入できるようになり、市場が広がっています。また、通常オプションとなるスタンドも、標準装備であるということも、設置の自由度が高くなるとご好評いただいています。

設置の自由度といえば、Wi-Fi機能を標準搭載していますから、オフィス内の無線LANに簡単に接続できます。そのため、複数のPCから共有もできますし、オフィスのレイアウトにも自由度が広がります。もちろん有線LANにも対応しています。

また、非常に使いやすい4.3インチ大画面タッチスクリーンも魅力です。先ほど紹介した HP Designjet ePrint & Shareに完全対対応しており、タッチスクリーン上でファイルのダウンロード、プレビュー、プリントと多彩な機能を操作できます。

そして、最後に、価格が、24インチモデルが、178,000円、36インチモデルが、368,000円という、今までの同等製品、競合製品と比較しても、非常にお手頃なプライスとなっています。特に24インチモデルは、固定資産にならない価格ということも大きいようです。」

HP Designjet T520シリーズ 製品情報  ›

新しい市場を切り開いているということですが、もう少し詳しくお願いします。

深野「はい。このT520はA1サイズを印刷できるにもかかわらず、競合他社のA2大判プリンターと比べても引けを取らないくらいのコンパクトさです。今までA1 サイズのポスターを作成するために、A4などのサイズで印刷したものを貼り合わせてきたようなレストランや小売店舗などが多くあります。しかし、そのようなポスターは見栄えはあまりよくありません。そのため、このA1サイズを印刷できるT520 は、ボディサイズが小さいだけでなく、価格も手ごろということで、たくさんの引き合いをいただいています。また、学校では、いままで校内掲示物などを模造紙に印刷していたものを、このT520で印刷しようという動きもでてきています。」

今後、T520の価値を市場に浸透させることで、新しいお客様を開拓できると期待しています。そのためには、パートナー様のご支援が必要です。

最後に、パートナーへのメッセージをお願いします。

 
 
HPプリンターデモルームのスタッフ達
皆様をお待ちしております

プリンター事業は、一度ハードウェアをお客様にご導入いただければ、利益率の高いサプライ用品を継続的に販売できるという、パートナー様にとっても非常に魅力的なビジネスです。ぜひ、一緒に新しい市場を作っていきましょう。

そのために、今月からお得感が満載のキャンペーンを開始することにしました。特別ディスカウントでおなじみの「帰ってきたプリンター買い換え買い増しキャンペーン」は今回、保守製品の特別価格をご提供します。さらにHP DesignjetZ5200PSをキャンペーン期間中にご購入いただいたお客様へ、5万円のキャッシュバックに加え、HPエブリデイ光沢または半光沢(ロール紙)5本を提供する「HP Designjet Z5200PS年度末 大判振る舞いキャンペーン」もぜひ、ご活用ください。

また、HPプリンターデモルームは、無償でご利用いただけますので、ぜひ商談の場としてご活用ください。HPプリンターデモルームに直接ご訪問いただけない場合でも、データをご送付いただければ、ご要望の用紙に印刷し、印刷モードなどの情報を記載して、お送りいたします。遠方でもお手にとって、ご確認いただけます。
これからも、HP Designjetシリーズをよろしくお願いいたします。

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本日は、ありがとうございました。

HP Partner News 2013年2月12日号 特集記事]
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