中堅・中小企業向けProLiant Gen8 v2ってなんだ?

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日本HPは、7月18日、中小企業および企業部門向けの小型サーバー「HP ProLiant MicroServer Gen8」、「HP ProLiant DL320e Gen8 v2」および「HP ProLiant ML310e Gen8 v2」を発表、販売を開始した。いずれも、自働サーバーHP ProLiant Gen8 がもたらしたイノベーションを持つ、魅力的なサーバーだ。本特集では、日本HPのキーパーソンに、新製品の特徴について話を聞いた。

2013年度下半期の商戦に向け、今回発表された新機種は、中小企業および、企業部門向けの小型サーバーとして強力な製品群だ。その製品の特徴とパートナーへの期待を、日本HPで製品を担当するインダストリスタンダードサーバー製品企画部 小川竜司氏に聞いた。

- 今回、新しく3機種が発表されました。まず、大きくそれら製品の特徴を教えて下さい。

「省スペース」、「静音性」、「求めやすい価格」という、日本のお客様からのご要望が高い点を実現しつつ、自働サーバーHP ProLiant Gen8 が運用にもたらしたイノベーションを持つ、中小企業や大企業部門、あるいは、店舗などに適したエントリークラスのサーバー製品です。

- では、HP ProLiant MicroServer Gen8 (以下MicroServer Gen8) について紹介してください。


HP ProLiant MicroServer Gen8
 

MicroServer Gen8は、2010年に投入したHP ProLiant MicroServerの最新モデルとなります。MicroServer Gen8は、HP ProLiantファミリーの中で、最小サイズのタワー型サーバーです。高さ23.3cm、幅23.0cm、奥行き24.5cmと非常にコンパクトな筐体で、ちょっとしたスペースがあれば設置できる、非常に扱いやすい製品です。初代モデルが出たころ、よく「サイコロみたい」と珍しがられました。

静音性について定評のあった既存のモデル(注: 既存モデルも販売継続)に比べても、さらに静かになり、稼働音は18.0 dBAとなっています。既存モデルでさえあまりに静かなので、イベント会場で動態展示しているMicroServerの電源ボタンを、静態展示と勘違いして押してしまうお客さまがたくさんいらしたほどです。

 
HP ProLiant MicroServer Gen8
を手にする小川氏

ディスク容量は最大12TB、メモリ容量は最大16GB、Micro SDスロット1つ、USB 2.0ポート5つ、USB 3.0ポート2つという高い拡張性を備えている点も大きな特徴です。特に、メモリについては、8GBでは少し足りないというご要望のお客様にお答えできるようになりました。また、RAIDコントローラー であるHP Smartアレイ P222/512MB FBWCコントローラー オプションにより、RAID 5までの構成が可能です。そしてCPUは、定評あるインテル® Celeron® プロセッサー G1610T 、 インテル® Pentium® プロセッサー G2020T を選択できるようになりました。

OSや仮想化のサポートについては、Windows Server, Red Hat Enterprise Linux, VMWareやHpyer-Vなどの、主要な製品を動作認定しています。更にMicroServer Gen8はUbuntuを正式サポートしました。使いやすさを重要視しているUbuntuをサポートすることでユーザーの選択肢も増え、ますます提案の幅が広がります。

Canonical Ubuntu Certification and Support HP ProLiant & BladeSystem Server (英語)

- MicroServer といえば、スタイリッシュな筐体が特徴ですが、Gen8版 についてはいかがでしょう?

 
メモリやPCIスロットの増設が簡単
 

今回も、設計者が自信を持って提案したデザインです。もちろん、デザインを重視しすぎて扱いにくいと困りますので、その点についても抜かりがありません。例えば、メモリやPCIスロットの増設は、複雑な作業をすることなく、簡単にできるようになっています。さらに、セキュリティ機構を強化、TPM(Trusted Platform Module)に対応し、後部にある穴に南京錠やケンジントンロックでカギをかければ、勝手に内部からハードディスクを抜け出せないような設計にしています。

さらに、同時に発表した「HP PS1810-8Gスイッチ」は、MicroServer Gen8 の筺体に、縦横のサイズを合わせることで、サーバーとスイッチをぴったり配置でき、さらに付属のネットワーク管理ツールから管理できるように。運用も楽になりました。後ほどご紹介する製品も含めて、HPネットワーク製品との親和性を今まで以上に強化しています。

- 続いて、HP ProLiant DL320e Gen8 v2 (以下、DL320e Gen8 v2) について紹介をお願いします。


HP ProLiant DL320e Gen8 v2
 
 

DL320e Gen8 v2 は、エントリーレベルの1Uラックサーバーです。CPUは、開発コード名「Haswell」と呼ばれた最新のインテル® Xeon® E3 v3製品ファミリーをサポートしています。メモリ容量は最大32GBまで、内蔵ハードディスクは、 LFF (Large Form Factor)3.5型ドライブ2台、あるいはSFF (Small Form Factor)2.5型ドライブ4台を搭載可能で、最大8TBまでサポートしています。

そして、なんといっても最大のポイントは、今までのDL320e Gen8に比べて、奥行きが38.3センチと短く、重量も最大8kgと軽量化され、非常にコンパクトになった点です。既存のモデルに比べて5kg以上軽くなったので、標準的な42U ラック全体では、約370㎏の軽量化も可能となります。そのため、荷重制限のある小さなオフィスやデータセンターに最適なエントリーサーバーと言えます。

- 最後に、HP ProLiant ML310e Gen8 v2 (以下、ML310e Gen8 v2) は、いかがでしょうか?


HP ProLiant ML310e Gen8 v2
 
 

ML310e Gen8 v2 は、エントリーレベルのタワー型サーバーです。CPUは、DL320e Gen8 v2と同様、最新のインテル® Xeon® E3 v3製品ファミリーをサポートしています。メモリ容量は最大32GBまで、内蔵ハードディスクは、 LFF (Large Form Factor)3.5型ドライブ4台、あるいは、SFF (Small Form Factor)2.5型ドライブを8台搭載可能で、最大容量16TBまでサポートしています。

パートナー様にとって、HPといえば、タワー型サーバーよりも、ラック型、ブレード型が強いベンダーの印象が強いかもわかりません。しかし、Gen8の発表以降、ML310e Gen8をはじめとして、タワー型の売れ行きが好調です。今回発表したML310e Gen8 v2 も、この好調な販売を勢いづかせるタワー型サーバーになると期待しています。

- 今回の発表で、特に紹介したい機能はどちらでしょうか?

やはり、自働サーバーProLiant Gen8の最大の特徴である、運用・管理の効率化のための下記のような各種機能を、最も小さな筺体のエントリーモデル、MicroServer Gen8から提供できるようになったことです。

  1. ボタン1つで必要なドライバーやOS情報を設定支援する『HP Intelligent Provisioning 』標準サポート
  2. 今までMicroServerには提供されていなかった『iLO Management Engine』を標準搭載
  3. 常時稼働し、自動的に1,600を超える項目を監視してログを保存する『HP Active Health System』利用可能。再現性の低い障害についても、すばやく解決できるように。
  4. お求めやすい価格の『HP iLO Essentials』を導入することで、リモートから電源のオンオフや画面操作、ローカルにあるUSBやドライブをマウントでき、管理の効率化も図ることが可能に。
  5. クラウドサービスポータル『HP Insight Online』も利用可能。HPが管理するWebサイト上で、サーバー構成情報、障害アラート情報、およびHPの保証・保守契約情報を提供。

今回の新機種がターゲットの一つである中小企業では、専任のサーバー管理者がいないことがほとんどと聞きます。パートナー様にとっては、これらの製品やサービスを活用して、サーバーの運用・監視サービスを提供することで、他社とはひと味違ったサービス提案をしていただけると期待しています。

- 最後に、HPパートナーにメッセージをお願いします。

今回発表した製品群は、エントリー向け製品にありがちな、低価格だけど、運用や管理が面倒、といった妥協がありません。ProLiant Gen8の特徴である、運用・管理に優れた、バランスの取れたサーバーです。

従業員が数名という中小企業であっても、重要な顧客情報や経理情報は持っていらっしゃいます。これらの情報を安全に保持する大切さは、大企業となんら変わりがないことはいうまでもありません。そのようなお客様に対して、サーバーやネットワークをPCと同時に販売することで、ユーザーごとのアクセス権も制御できるようになります。お客様にとっても安心ですし、また、パートナー様にとっても、売上を伸ばすことができる機会になると考えます。さらに、『HP Insight Online』を活用すれば、製品の保証や保守サービスが切れる時期も事前にわかりますから、商談のタイミングを外すことがありません。新しいビジネス獲得にも、今回の新しいエントリーサーバーをぜひ活用していただければと思います。

今年もHPロードショーが始まりました。ぜひ、お近くで開催する際には実機をご確認いただき、そのよさを体験いただければと思います。

- 本日は、ありがとうございました。

HP Partner News 2013年7月23日号 特集記事]
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