XP移行はまだこれから!~データでみるPC市場動向

春以降、国内市場で、ビジネスPC市場が強い成長を見せている。特に、日本HPのビジネスPCが好調だ。その成長の背景には、昨今の企業業績の回復と、来年4月にサポート終了となるWindows XPからの移行にあるという。本特集では、そのホットなWindows XP移行の最新情報、移行先としてのHP ビジネスPCの強みと新製品情報、そして、パートナーへの支援策を紹介したい。

  ビジネスPC

企業は、円安等による業績回復にあわせて、ITへの投資を増加させている。その中でも、ビジネスPC市場が成長を示している。特に日本HPのビジネスPCの出荷数は、通常であれば売り上げが落ち着く4-6月期に、最も繁忙期となる年度末同等の売り上げがあがっている。なぜ、ビジネスPC市場が成長しているか、そして、なぜ、ユーザーは、HPのビジネスPCを多く選択しているのかを探ってみよう。

2/3の企業が、まだWindows XP移行を未完了

現在のビジネス向けPC市場を牽引している最大の要因は、Windows XPサポートの終了である。今年の4月、Windows XPサポート終了のニュースが、TVなどのメディアで大きく取り上げられ、大きな話題になったことを覚えている読者も多いことだろう。株式会社クロス・マーケティングの調査結果によると、今では、Windows XPサポート終了を知らないユーザーは、わずか5.8%になっているという(2013年7月時点)。

 
「XP移行状況」

そのため、Windows XP移行に対するユーザーの要求は急速に高まり、企業によるWindows XP移行が加速度的に進んでいる。これが、ビジネスPC市場が活性化している大きな理由だ。

しかし、同調査によると、約65%、2/3の企業は、Windows XPからの移行が未着手、または未完了との結果が出ている。また、それらの企業のうち、移行を実施しない企業はわずか6.2%しかおらず、移行未完了の93.8%の企業が、2014年4月のサポート終了に向けて移行を開始するということになる。

XP移行予定の80%以上の企業が、PC本体を買い替える

 
「XP移行の想定方法」

では、XP移行を検討している企業は、どのような移行の方法を考えているだろうか?

検討されている一番の移行方法は、同調査結果から「PC本体買い替え」で、その割合は65%。そして、PC本体とOSを同時に購入するといった別の移行方法も含めると、実に移行を検討している企業の83.4%がPC本体を買い替えるという調査結果になっている。

つまりパートナーにとって、まだまだ多数を占めるWindows XP移行していない企業に対し、新たにPCを提案する大きなビジネスチャンスが存在するということなのだ。

Windows XP移行の最大の理由はセキュリティ

 
「XP移行理由」

では、そもそも、Windows XPのサポート終了とは、どういうことなのだろうか?

マイクロソフト社の提供するサポートが終了すると、ユーザーは、セキュリティ更新プログラムを始めとした、重要なサービスを受けることができなくなる。セキュリティ更新プログラムとは、日々作成され、世界中に展開されているコンピューターウィルス・ワーム・スパイウェアなどのマルウェアに対応するために提供されるサービスだ。現時点においても、マイクロソフト セキュリティ インテリジェンス レポート 第11版によれば、Windows XPがマルウェアに感染する危険性はWindows 7の約10倍近くであるという。それが、セキュリティ更新プログラムが終了するWindows XPでは、さらにマルウェアに感染する危険性が増大する。マルウェアに感染した場合や攻撃を受けた場合、システム破損やデータ改ざん・情報流出などが発生し、会社は、事業に大きな損害を与えられることになるだろう。

そのため企業にとって、Windows XP移行で一番気になるのは、やはりセキュリティであろう。実際に調査結果においても、Windows XP移行理由としては、「ウイルス感染を防ぐため」「個人情報漏えいを防ぐため」が多く、セキュリティ面の強化を第一に考えていることが分かる。

HPのビジネスPCは、セキュリティ対応で機能・コストともに万全

ここで、パートナーには、ユーザーに、Windows 7を搭載した最新のHP のビジネスPCへの移行には大きなメリットがあるということを、ぜひ訴えて欲しい。それは、セキュリティ対策において、HPのビジネスPCには大きなアドバンテージがあるからだ。

まず、移行先として検討されるWindows 7は、メインストリームサポートフェーズであるため、セキュリティ更新プログラムも提供されている。そして、必要なサポートも無償あるいは有償で入手できる。 さらに、HPのビジネスPCには、あらゆるセキュリティ機能を一つのインターフェースでまとめて管理・設定できる「HP ProtectTools」(注: モデルによりソフトウェア名称が「HP Client Security」となり提供される機能が若干異なります) が無償でプリインストールされているのだ。「HP Protect Tools」には、ハードディスク暗号化ができる「HDD丸ごと暗号化」や、認証が必要なWebサイトやアプリケーションのユーザーID/パスワードを管理し、代理入力する「Credential Manager」のパスワード代理入力機能など、多くのセキュリティ機能が提供されている。

特に、この「HDD丸ごと暗号化」機能に対する要望が高まっている。なぜなら、経済産業省の「個人情報の保護に関するガイドライン」では、個人情報を扱う事業者は、データの漏えい防止のための安全管理が求められ、高度な暗号化の取り組みが推奨されているからだ。そこで、ぜひ活用したいのが「HDD丸ごと暗号化」である。この機能を利用すれば、ハードディスク内のデータを丸ごと暗号化し、認証パスワードを入力しないかぎり、データの取り出しができなくなるという強力なセキュリティを得ることができる。

さらに、「Credential Manager」のパスワード管理機能と連携して使用すれば、HDD暗号化に使用するパスワードを入力するだけで、Windows ログオンを省略できるように設定できる。このようにHP ProtectToolsは、セキュリティ強化と利便性を同時に実現できる。しかも、このようなツールを無償で提供しているのはHPだけだ(2013年8月現在)。

HPのビジネスPCは、サポート費用の削減、省電力にも万全

セキュリティ対応以外にも、最新のHP のビジネスPCへ移行すれば、サポート、保守、運用に関わるコストを大幅に削減可能だ。IDCの調査によれば、Windows 7搭載PC1台あたりのサポート時間は2.3時間、Windows XP搭載PCが11.3時間と1/5だ。さらに保守・運用にかかるコストもWindows XPの約1/5であり、しかもそれは年を追うごとに差が開いていく。つまり、最新のOS環境を搭載したHP のビジネスPC環境に移行するだけで、大幅なコスト削減が可能なのだ。

さらに、年々高まる消費電力削減の要求に対しても、万全の対応を取っている。

例えば、HPのデスクトップPCでは、変換効率の高い「80 PLUS認証」電源など、省電力性の高いコンポーネントを積極に採用し、冷却効率に優れた設計を行っている。これにより、4年前のPCと比べて、約1/4の12wにまで消費電力を削減しているのだ。これは、例えば、ある企業がPCを300台導入している場合、新しい機種に変更するだけで、4年間で約200万円も電気代を節約できる。

また、無償で提供される「HP Power Assistant」を利用すれば、電力消費状況を一目で確認でき、ノートPCの場合なら、電力消費量の多い日中はバッテリーで駆動し、夜間に充電するピークシフト機能などのきめ細かな設定可能だ。これにより、節電やバッテリー駆動時間の最大化に非常に役に立てることができる。

Windows XPリプレイス需要にHPのビジネスPCの新製品を

そして、8月19日、日本HPは、XP搭載モデルからのリプレイス需要にも応えることのできる新しい法人向けデスクトップPC3シリーズ5モデルを発表した。

従来のスタンダードモデル「HP Compaq Pro 6300 SFシリーズ」と「HP Compaq Pro 6300 All-in-Oneシリーズ」、パフォーマンスモデル「HP Compaq Elite 8300シリーズ」の後継となる、新製品の「HP ProDesk 600シリーズ」、「HP ProOne 600 シリーズ」と「HP EliteDesk 800 シリーズ」は、優れたセキュリティ、省電力性、運用性を備えた、XP搭載モデルからのリプレイス需要に応えることのできる最新の製品群である。

 初期導入コスト低減モデル

 運用管理コスト低減モデル

省スペース型の HP ProDesk 600 G1 SF


21.5インチワイド液晶搭載のオールインワンPC
HP ProOne 600 G1 All-in-One

省スペース型の HP EliteDesk 800 G1 SF

シリーズ中最も小型の筐体で、モニターとPC本体を一体型設置も可能なウルトラスリムPC HP EliteDesk 800 G1 US

拡張性の高いタワー型 HP EliteDesk 800 G1 TW


全モデルにTMP1.2準拠のセキュリティチップを搭載し、BIOSレベルでのポート、ドライブの無効化設定やドライブのロック機能、新機能としてBIOSの自動アップデート機能など、充実したセキュリティ機能を標準搭載している。HP EliteDesk 800 G1シリーズでは、上述の「HP Client Security」を標準プリインストール(「HP Client Security」は「600 G1 All-in-One」において有償でプリインストール出荷) し、通常、PCと別途購入する有償セキュリティソフトウェアのコストや設定に要する工数を軽減している。さらに、BIOS設定によってサイドパネルのロックが行える「スマートカバーロック」にも対応することで、ソフトウェア・ハードウェアの両面から、企業が求める高いセキュリティ機能を提供している。

まさに、セキュリティ対応に万全を期したいWindows XP移行を考えている企業にとって、最適な選択肢の1つとなるだろう。

また、同時に発表された薄型化した新デザインを採用する15.6インチサイズのスタンダード・ノートPC「HP ProBook 455 G1」は、AMD第2世代APU(A4-4300M)の搭載により、優れたパフォーマンスと大幅な省電力を提供しつつ、手頃な価格を実現している。こちらも、ぜひ、提案の1つに加えて欲しいラインナップだ。

Windows XP移行提案へのパートナー支援を

日本HPでは、Windows XP移行を提案するパートナー向けに、移行のメリットをまとめた資料(Windows XPサポート終了に伴うHP最新ビジネスPC導入のご提案 )を提供中だ。さらに、Windows 8、iOS、Android搭載タブレット、スマートフォンで使用できるビジネスアプリ「HP BizApps」の提供を開始している。この「HP BizApps」を使えば、提案活動に必要な資料をなどを簡単に確認でき、タブレットPCを使用すれば、動画などを活用した、効果的なプレゼンテーションも可能だ。ぜひ、活用して欲しいアプリだ。

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XPマイグレーションサイト
迫る!Windows XPサポート終了。提案で使えるリプレイスのメリットとは?[2013年4月9日号 特集記事]


2014年4月のWindows XPサービス終了に向け、大きなビジネスチャンスが広がっている。HPパートナーには、Windows XP移行に最適なHPビジネスPCで、ぜひ、このチャンスを生かしてほしい。

HP Partner News 2013年9月17日号 特集記事]
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