ついに出た!HPで最高にリーズナブルなSANストレージ&最新世代NAS

データ量が爆発的に増大している昨今、ストレージソリューションに対する要望は高まるばかりだ。小中規模システムにおいても、その兆候に変わりはない一方で、特有の課題もある。
本特集では、本年HPが推す、ストレージソリューションパッケージ「シンプルStore IT」のキーともなる2製品、小中規模向けエントリーストレージ『HP MSA 1040 Storage』とエントリーNASアプライアンス『HP StoreEasy Storage』の製品概要と、その特長をお届けする。

■ ストレージソリューションパッケージ「シンプルStoreIT」を本格展開スタート

「シンプルStoreIT」は、用途に応じて検証したHPの製品やサービス構成をセットにして提案する販促支援施策、「Just Right IT」の一環となるプログラムだ。

今回紹介するMSA 1040、および第4世代StoreEasyは、HPが小中規模システム向けマーケットを取り込んでいく為の、キーとなる製品としてリリースされた。日本HPでは今回のリリースに併せて、「シンプルStoreIT」を本格展開することも発表した。
「シンプルStoreITでは、エントリーストレージ製品を中核として、NASや仮想化、バックアップなどの用途に特化したソリューション(推奨構成)を提案します。これによりお客様は、用途や事業・IT規模に応じて、相性の良い製品の組み合わせによるストレージソリューションを迅速に検討・導入することが可能です」と、プログラムを推進する、ストレージマーケティング本部 小坂 紀明氏が説明する。

「NASソリューションでは、Windows Server 2003ファイルサーバーからStoreEasyへの移行、Windows7および8の環境での、より高速なファイルアクセス要求のビジネス需要を取り込む事ができます。
また仮想化ソリューションでは、組合せの複雑な仮想化環境のシステムで、各仮想化ソリューション(推奨構成)により、パートナー様が手離れよくビジネスされる事を目指しています。
さらに、バックアップソリューションでは、仮想化環境での快適なバックアップを実現するディスクバックアップ装置StoreOnceでのメリットや、モデル選定が簡単にできる資料等が準備されています」

 
各パッケージの中身
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すでにパートナー向けには、HP Partner Portalにおいて、各ストレージソリューションのセールスガイドやホワイトペーパー、および具体的な参考構成等のセールツールの提供が開始されているという。ぜひ活用してほしい。

では、そのSSITのキー製品2点について、ここから紹介しよう。

■ 導入価格を重視する顧客に最適なエントリーストレージ『HP MSA 1040 Storage』

HP MSA アンバサダー アルパルト君(ペット)
 
HP MSA アンバサダー
アルパルト君(ペット)
 

一貫したアーキテクチャーで、他に類を見ない価値と性能を提供してきたHP MSA Storageファミリは、初めての製品出荷から15年、全世界で40万台以上の出荷実績、そして、グローバルで出荷台数1位を記録するエントリーSANストレージだ。そのHP MSA Storageファミリに新たに加わった『HP MSA 1040 Storage (以下、MSA 1040)』は、従来からの機能をそのままに、さらに導入価格を重視する顧客をターゲットにした製品だ。

まず、製品開発の背景を、日本HPで、HP MSA Storageファミリを担当するストレージマーケティング本部 齋藤 貴氏に聞いた。

「小中規模向けシステムにおいても、増えるデータに対応する必要性は日々高まっています。しかし一方で、限られたIT予算の中で、高機能・大容量のエンタープライズストレージに多額の投資を行うのは難しい状況です。そのため、これまで以上にコストパフォーマンスに優れたエントリーストレージ製品のニーズが高まっています。この市場の変化をとらえ、HPが自信をもって開発した製品の一つが、HP MSA Storageファミリの第4世代となる『MSA 1040』です。 第3世代のHP P2000 G3 MSAと比べ、最大50%性能が向上しながらも、本体価格が88万円からという100万円を切るエントリークラスでトップクラスのコストパフォーマンスに優れた製品となっています」

 
HP MSA 1040 Storage サマリー
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安心:MSA 1040の高い可用性
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簡単:MSA 1040の管理は
ストレージ専門知識不要
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HPソリューションに統一で
ITシステムがさらに強化
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MSAファミリ:比類なき価値と性能を
エントリーSANに
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ラインナップには、8Gb Fibre Channel、1GbE iSCSI、10GbE iSCSIのいずれかの2ポートコントローラーを2台搭載したデュアルコントローラーモデルを用意。コントローラーには、1つ当たり4GBのキャッシュを搭載。それぞれ2.5型ドライブシャーシ(24ドライブベイ)と3.5型ドライブシャーシ(12ドライブベイ)が選択可能。そして、最大3台まで拡張エンクロージャーを追加可能のため、最大48の3.5型HDD (4TBドライブで最大192TB) あるいは最大99の2.5型HDD (1.2TBドライブで最大118.8TB) を搭載できる。このため、小中規模向けシステムで必要となるストレージ容量としては、十分な拡張性を保持している。さらに、コントローラーを交換すれば『HP MSA 2040 Storage(以下、MSA 2040)』にアップグレードすることもできるため、さらなる拡張も可能だ。

「導入価格重視のエントリーストレージといっても、ITサービス停止による損失を防げなければ、安心して導入できません。『MSA 1040』では、エンタープライズストレージとして必要となる主要モジュールの冗長化や、様々なRAIDレベルに対応しているので、万が一一部が壊れても、稼動を継続し、ITシステムの停止が回避できます」と齋藤氏は自信を見せる。
また、MSAファミリの特長である簡単な運用管理を実現する、シンプルでウィザード搭載の日本語対応管理GUIツールStorage Management Utility (SMU)により、 ストレージ管理者がいない環境でも、容易に運用できることも高いポイントだ。

さらに、『MSA 1040』をHP ProLiantサーバー、HPネットワークと組み合わせて導入すれば、3つの製品を単一のツール“HP System Insight Manager”で監視できるため、より管理がシンプルになる。そして、保守対応窓口が一つでシンプルになるだけでなく、パートナーにも評価の高い、障害を未然に防ぐ自動通報サービスや、保守関連情報、使用中の機器構成等をいつでも、どこからでも確認できるクラウドサービスHP Insight Onlineを活用できるため、IT管理者の負担を軽減して利用できる組み合わせとすることもできる。
(注: HP自動通報サービスとHP Insight Onlineによる『MSA 1040』サポートは、近日対応予定)

このように、『MSA 1040』はエントリーSANストレージ製品として、非常に魅力的な製品となっている。

では、昨年発表された『MSA 2040』 との違いは、どのような点であろうか?

HP MSA アンバサダー アルパルト君(ペット)
 
アルパルト君  
 

「エントリー価格で同クラス最高の性能(最大86k+ IOPS)*を持つ『MSA 2040』は、よりパフォーマンスを重視したい企業におすすめしたいエントリーSANストレージで、『MSA 1040』は、より導入価格を重視したい企業におすすめです」と齋藤氏は説明する。
*HP調べ

「『MSA 1040』によって、今まで、HPでは提供していなかった200万円以下のエントリーストレージ市場に新しい選択肢を提供することができるようになりました。ぜひ、パートナー様と一緒に、ビジネスを伸ばしていきたいと思います。」

■ 日本エントリーNAS市場出荷台数シェア1位 HP StoreEasy Storageに第4世代モデル登場

HPストレージゆるキャラ HP StoreEasy いーじーくん(次男)
 
HPストレージゆるキャラ
HP StoreEasy
いーじーくん(次男)
 
 

続いて、紹介するのが、エントリーNASストレージ製品として、日本エントリーNAS市場出荷台数シェアで、1位を独走する『HP StoreEasy Storage(以下、StoreEasy) 』 の第4世代モデルだ。

「新しい 『StoreEasy』 は、OSとして、Windows Server 2012 R2を搭載し、CPU等のハードウェアを強化したHP ProLiant Gen8 を採用、管理ツールのネットワーク構成機能を強化し、さらに、新たにCPUやメモリーなどのステータス監視ができるダッシュボード*を用意したNASストレージ製品です」と語るのが、『StoreEasy』製品を担当するストレージマーケティング本部 林正記氏だ。
*ダッシュボードは後日提供予定

 
HP製Windows NAS,HP StoreEasyで解決!
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製品ラインアップは、小規模および支店向けの「HP StoreEasy 1440」(1Uラックマウント型)、「HP StoreEasy 1540」(タワー型)、「HP StoreEasy 1640」(2Uラックマウント型)、「HP StoreEasy 1840」(2Uラックマウント型)、中規模および大規模エンタープライズ向けの「HP StoreEasy 3840 ゲートウェイモデル」(2Uラックマウント型)、「HP StoreEasy 3840 ゲートウェイブレードモデル」(ブレード型)の6種類。

 価格は、HP StoreEasy 1440 3.5型 SATAモデルが52万円から、HP StoreEasy 1540 3.5型 SATAモデルが42万円から、HP StoreEasy 1640 3.5型 ミッドラインSASモデルが70万円から、HP StoreEasy 1840 2.5型 SASモデルが80万円からとなっている。

新StoreEasyの特長を、林氏は、以下のように語る。

「1つ目は、高い信頼性です。エンタープライズ領域で圧倒的な実績を持ち、高い信頼性を持つ最新のHP ProLiant Gen8をベースにしています。1440はベースモデルをDL320eからDL360eへ、1540はベースモデルをML310eからML310e v2へ変更しています。ProLiant Gen8をベースにしていますから、自動通報サービスやHP Insight Onlineも利用可能です。さらに、標準保証のオンサイトサービスや24時間保守サービスなど、充実したサポートを提供していますので、安心してご利用いただけます。

2つ目は、高い運用性です。実績の多い自働サーバーHP ProLiant Gen8 と操作性に優れるWindows Storage Serverの採用により、新しく操作を覚えることがなく、サーバー管理者にも運用管理が容易なNAS製品です。

 
HP StoreEasy Storageのメリット
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3つ目が、コストです。OS にWindows Storage Serverを採用しているため、CALが無制限に付属しています。汎用サーバーと違って、新たに、アクセスするクライアント数に応じて、CALを購入する必要がありませんから、コストを抑えることができます。また、ファイルサーバー専用機のNASなので、開梱・接続・初期設定と3つのステップで簡単にセットアップでき、導入コストも抑えられます。さらに、Windows Storage Server 2012 R2の持つ高いブロックレベルの重複排除機能により、重複が多いオフィスデータを保存するには非常に効率的です。」

■ Windows Server 2003の移行にはHP StoreEasy Storageを

林氏によれば、今、このStoreEasyをおすすめしたいのは、Windows Server 2003をファイルサーバーとして利用しているユーザーだそうだ。

「ご存知の通り、Windows Server 2003も2015年7月14日にサポートが終了します。サポート終了すると、セキュリティ更新プログラムが提供されません。マイクロソフト社が提供している『Windows Server 2012 R2 マイグレーションガイド』によれば、Windows Server 2003に対しても、毎年セキュリティ更新プログラムが提供されています。つまり、来年7月以降もWindows Server 2003を使い続けることは、セキュリティリスクが増大することを意味します」と、林氏は説明する。

調査会社によれば、現在Windows Server 2003が稼働するサーバー数は、約45万台にのぼり、その半数のユーザーは、Windows Server 2012 R2への移行を考えているという。その中でも、最も多い利用形態の1つであるファイルサーバーの移行は、大きなビジネスチャンスだという。

林氏は次のように説明する。

「Windows Server 2003の移行先ファイルサーバーには、StoreEasyが最適であると考えています。
StoreEasyのOSであるWindows Storage Server 2012 R2は、Windows Server 2012 R2をベースにしています。企業の主力クライアントOSであるWindows 7, Windows 8は、Windows Server 2012 R2を使用することで転送速度が速くなります。弊社の検証値でいうと、Windows 7からWindows Server 2012 R2へのファイル転送スピードは、Windows Server 2003に対するものと比較し、30%の高速化、Windows 8に至っては、90%の高速化が図られています。つまり、この高速化のメリットをWindows Storage Server 2012 R2を搭載したStoreEasyは享受することができるのです。

 
Windows2003から2012 R2へ乗り換えましょう!
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また、さきほど説明したように、新たにアクセス用のCALを購入する必要がありませんから、単純にWindows Server 2012 R2に移行するよりも、コスト削減効果も大きくなります。」

サーバーの移行には、クライアントPCの移行に比較して、より長い準備期間が必要だ。そのため、Windows Server 2003のサポート終了が約1年後に迫ったこの時期から、Windows Server 2003移行提案を検討することがおすすめだ。

「新しくなったStoreEasyは、生産性向上設備投資促進税制の対象となる製品です。また、現在実施中の、サーバー乗り換え割りの対象製品でもあります。そして、Windows Server 2003サポート終了に従って、大きなビジネスチャンスを持っています。ぜひ、一緒にビジネスを伸ばしていきましょう。」

最後に再び小坂氏にパートナーへのメッセージを聞いた。

「Just Right ITの一環であるシンプルStore ITでは、事業規模とソリューションエリアのマッピングや,具体的構成により、案件スピードの向上と的確な販売提案を支援することで、パートナー様が手離れよくビジネスをされる事を支援します。パートナー様がお持ちの自社ソリューションのプラットフォームとして組み合わせて販売いただく際にも、安心して提案いただけるソリューションとなっています。本日ご紹介した2製品を加え、より拡充されたシンプルStoreITソリューションパッケージで、パートナー様の効率の良いビジネスの展開を支援させていただきます。」

HPパートナーにとっても、エントリーストレージ市場をリードするHPから新たに登場した『MSA 1040』と『StoreEasy』は、非常に魅力的な製品だろう。ぜひ、シンプルStoreITプログラムを活用して、新製品でビジネスを拡大してほしい。

HP Partner News 2014年6月24日号 特集記事]
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