トップマネジメントが語る、2015年事業戦略インタビュー

Partner News新春恒例企画!各事業統括パートナー営業トップに対しインタビューを実施。昨年を振り返りながら2015年における事業戦略並びに抱負、注力製品などを聞きました。

【インタビュー回答者】

平松 進也:執行役員 プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括 パートナー営業統括
吉谷 清:専務執行役員 エンタープライズパートナー営業統括

プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括   エンタープライズパートナー営業統括
 

プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括の展開について、執行役員 プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括 パートナー営業統括 平松 進也よりパートナー様へのメッセージです。

 

- 2014年のビジネス概要の総括をお願いします。


執行役員
プリンティング・パーソナルシステムズ事業統括
パートナー営業統括
平松 進也

 

2014年は、各社共通のことと思いますが、前半はあらゆる指標で過去最高、後半はその反動で大きな落ち込みを経験した年でした。

日本HPでも、日本PC市場で法人向け・個人向け共に、過去最高のマーケットシェアを獲得したということから言えば、非常に意義深い1年であったと考えています。

そして、次の成長分野と位置づけた法人向けプリンター事業においても、確実にその足がかりを掴むことができた年であったと感じています。

競争力の高い製品を積極的に日本市場に投入するタイミングに併せて、手付かずであったビジネス・インクジェットプリンターというカテゴリーでもHPの存在感を示すべく、定額制インクの料金設定などの工夫と、思い切った販売促進策を展開しながら、お客様にとってのメリットをアピールしてきました。それにより、競合ひしめく市場の中にあっても、ビジネスを拡大する手ごたえを感じるまでになりました。

これは、商業用のデジタル印刷機の分野でも、また図面やポスター印刷用の大判プリンターの分野にも共通したことで、HPがさらにその活動分野を広げながら、日本市場に根付いていく姿をイメージできるようになりました。

- 続いて、2015年のビジネス動向の展望と事業戦略をお聞かせください。

2015年は、HPが大きく変化する年になります。

PCとプリンターを主力製品とする『HP Inc. 』 と、サーバー・ストレージ・ネットワーク・サービスなどを主力とする『ヒューレットパッカード・エンタープライズ』の2社に分割し、新しいHPが誕生することが決定したからです。年初には新社長の発表もさせていただきました。

日本のPC市場に目を向けると、より携帯性を高めた小型軽量のノートPCやタブレット、2in1と言われる分離型PCの需要が高まり、さらにその進化系としてタブレットPOSなどの導入が本格化していくでしょう。教育分野でのタブレットも加速度的に増えていくと考えていますし、これまで大企業中心であったものが、より専門的に使われる傾向が顕著になると想定しています。

HPでは、これらの戦略分野により多くの製品とソリューションを提供すべく、分社することでよりスピードアップし、明確化した製品戦略を以って事業を強化していきます。

製品開発のスピードも、新しいテクノロジーへの投資も、これまでにない積極的なものになると期待しています。

反面、当然ですが変わらない事も存在します。

HPのビジネスの根幹は販売店様との協業であり、ビジネスパートナーとしての関係を変えることはありません。

分社してからのHP Inc.も、それに向けての助走期間にある現在のプリンティング・パーソナルシステムズ事業統括も、パートナー様にとって最も儲かるビジネスパートナーであり続けます。

- 2015年のパートナービジネスについてお聞かせください。

具体的に2015年のパートナービジネスにおける戦略とターゲットを表現すると、以下の3つに集約できるのではないかと考えています。

ひとつめは、首都圏以外の地方・エリアごとのビジネス拡大です。特に西日本地区では担当する営業人員を倍増させて、未だSMB市場には残るといわれているWindows XPの更新需要の確実な刈り取りを進めると同時に、案件獲得に向けたきめ細かなフォローアップ体制を構築していきます。

ふたつめに、成長するタブレットやモバイルPCへの注力です。この分野に向けては、日本のお客様にもご満足いただける戦略商品の投入に期待していただきたいと思います。薄型、軽量のモバイルPCでは、HP初ともいえる商品を以って投入します。また教育市場に向けての低価格タブレット、医療機関向けの抗菌仕様のジャケットなどにより、きめ細かな市場ニーズに対応したソリューション提案を支援していきます。

そして最後に、SMB市場を開拓するためのマーケティング活動の強化です。業界最大手といった先進的なユーザー事例ではなく、より身近で、応用範囲の広い、中・小規模な PCやタブレットの活用事例を取り上げながら、さまざまな活用シーン、パートナー様との協業による導入・運用のイメージを伝え、市場活性化のお手伝いができればと考えています。

加えて、SMBのお客様に、安心してHP製品を使っていただくことを目的として、PC製品全般の技術的なサポート窓口を、日本に新規開設することも併せて実現いたしました。 ご利用いただくお客様に一番近いところで、その眼にかなう品質基準で物づくりを行うための「東京生産 Made In Tokyo」にこだわり、新たに日本の拠点でサポートさせていただく「サポートセンターin Japan」を開設、これによって日本に根ざしたHPのビジネスが完成するのが2015年です。

HPはこれまで以上に、パートナー様との協調関係を強化しながら、お客様の目線で、日本におけるビジネスを強化・拡大してまいります。 2015年も引き続き日本HPをお引き立ていただきますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。

HP Partner News 2015年1月13日号 特集記事]
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