インテル・HP 特別対談

TCOの大幅な削減を実現するインテル® Xeon® プロセッサー5600番台搭載 HP ProLiant サーバー G7

 

インテル・HP 特別対談 タイトルイメージ  

インテル® Xeon®
プロセッサー 5600番台

日本HPは2010年5月20日、インテル® Xeon® プロセッサー5600番台を搭載したHP ProLiant サーバー G6(以下、G6)に加え、主力モデルHP ProLiant DL360とHP ProLiant DL380において最新世代「G7」を発表しました。
これを記念して、インテル株式会社から営業本部 市場開発マネージャーの岡本 航児氏をお招きし、日本HP インダストリースタンダードサーバー事業本部 製品マーケティング本部 製品企画部の岡野 家和との対談形式で、製品の特長及びサーバー市場の展望についてお届けします。

最大63%の性能向上と40%の電力効率向上を実現

岡野(HP):まずは今回G6/G7に搭載されたインテル® Xeon® プロセッサー5600番台(以下、Xeon 5600番台)の特長についてうかがいます。従来のインテル® Xeon® プロセッサー5500番台とソケット互換で、チップセットも変わらないので、大きな変化はないと思われる方もいるかもしれませんが、そうではないんですね。

インテル株式会社 営業本部 市場開発マネージャー 岡本 航児 氏

インテル株式会社
営業本部
市場開発マネージャー
岡本 航児 氏

 

岡本氏(Intel)※以下、敬称略:そうです。まず、2年おきに製造プロセスの一新とアーキテクチャーの刷新を交互に繰り返し、新しい製品を毎年投入し続ける「Tick-Tock戦略」に基づいて投入されたXeon 5600番台は、サーバー向けとしては初めて32nmプロセスで製造されるプロセッサーです。

Xeon 5500番台は4コアまででしたが、32nmプロセスを採用したXeon 5600番台では最大6コアになり、L3キャッシュも最大12MBに拡大しています(ハイパースレッディングをオンにすれば1CPUで12のスレッドを処理可能)。性能も従来のXeon 5500番台に比べて最大63%もパフォーマンスが向上しました。

  Intel® Xeon® 5600 Series
  アイドル状態のコアのみ消費電力をほぼゼロにまで低減

アイドル状態のコアのみ
消費電力をほぼゼロにまで低減
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また、SSLなどの暗号化・復号化を高速化するインテル® AES-NI(Advanced Encryption Standard-New Instructions:以下、AES-NI)をXeon 5600番台からサポートしています。AES-NIの利用でSSLの処理やデーターベースの暗号化を高速に行うことが可能となりました。AES-NIはすでに複数のソフトウェアベンダーがサポートしていますから、すぐに使える状態です。

岡野(HP):パフォーマンスが向上している一方で、消費電力は従来以上に抑えられているのもXeon 5600番台の特長のひとつですよね。

岡本(Intel):まず32nmプロセスがかなり効いていますね。例えばSPECPowerという消費電力対性能比のベンチマークがありますが、その2ソケット搭載サーバーのトップ10をXeon 5600番台で占めていることが、Xeon 5600番台の省電力性能の高さをまさに示しています。 もうひとつは、コアの負荷がゼロになったら電力をシャットアウトして電力消費を限りなく抑えるインテル® インテリジェント・パワー・テクノロジーの効果です。Xeon 5600番台では1CPUに6個のコアが搭載されていますので、より細かなレベルでの電力制御が可能です。

HP独自の省電力技術を投入。TCOの大幅な削減を実現するHP ProLiant サーバー G6 & G7

  日本ヒューレットパッカード株式会社 製品マーケティング本部 製品企画部 岡野 家和

日本ヒューレットパッカード株式会社
エンタープライズストレージ・
サーバー・ネットワーク事業統括
インダストリースタンダード
サーバー事業本部
製品マーケティング本部
製品企画部 岡野 家和

岡野(HP): HP ProLiant サーバーでは、Xeon 5600番台の優れた省電力性能に加えて、独自の省電力技術を投入しています。たとえば、サーバー内部の温度センサーを従来より大幅に増やし、必要な箇所だけを必要に応じて冷やすことで冷却効率の向上を図っていますし、パワーサプライに関しても、徹底して80PLUS GOLD認定の高効率パワーサプライを採用するなどしています。

また、先ほどインテル® インテリジェント・パワー機能のお話がありましたが、HP ProLiantはそれに加え、HPパワーレギュレータという独自技術で低負荷時の消費電力を抑えます。サーバーというのは常時高負荷がかかっているわけではありませんから、低負荷時にはそれに見合った動きをすることで、電力コストの低減に活かせます。家電でよくある、「省エネモード」ですね。

G7は、G6の良さを継承しながらも、

  • パフォーマンスと電力効率に優れた最新プロセッサーを搭載
  • リモート管理ツールの最新版「HP Integrated Lights-Out 3」
      (以下、iLO 3) を標準搭載 ※HP ProLiant 100シリーズは除く

といった点を強化しており、お客様のさらなる生産性向上と運用コスト削減に貢献する製品です。

性能が劇的に向上したiLO 3

性能が劇的に向上したiLO 3
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HP ProLiant サーバーのラインアップ

HP ProLiant サーバーの
ラインアップ
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管理プロセッサーの性能を高めたことで、リモート管理のパフォーマンスが大幅に高まりました。
たとえば、リモートからOSのインストールやアップデートを可能にする仮想メディアの性能は従来に比べて3.6倍に、またリモートからサーバーを操作するリモートコンソールの性能は8倍にもなっています。

省電力性能の高さと、そしてiLO 3による管理性の向上とを合わせて、トータルコストの大幅な削減が可能になっています。

岡本(Intel):また、HP ProLiantサーバーの特長として、製品ラインアップが非常に多いという点も挙げられますよね?

岡野(HP):はい。現在HP ProLiantサーバーの15機種でXeon 5600番台搭載モデルを提供しているのですが、Xeon 5600番台を搭載するサーバーだけで2桁のモデルを揃えているのはHPだけです。この豊富なラインアップで、お客様にさまざまな選択肢をご用意できるわけですが、これもワールドワイドでビジネスをしているHPだからこそご提供できるメリットの一つだと考えています。

岡本(Intel):Xeon 5600番台も豊富なラインアップを揃えております。3.33GHz(6コア)や3.46GHz(4コア)という高いクロックで動作する製品から、熱設計電力(TDP)40Wという低消費電力製品まで、目的に合わせて選択していただけます。

岡野(HP):TDP40Wという製品はブレードサーバーなどで強みを発揮しますね。また、サーバーではコア課金のソフトウェアもありますから、Xeon 5600番台のようにコアあたりの性能が高いプロセッサーが選択できるのも、お客様にとって魅力ではないでしょうか。

サーバーのリプレースは今がチャンス

岡本(Intel):昨年(2009年)はリーマンショックの影響で、ワールドワイドでおよそ100万台のリプレース時期を迎えているサーバーの更新が見送られたといわれていますが、景気が回復してきている今年は、本来なら昨年の更新される分も含めて、サーバー市場に大きなチャンスがあるのではないでしょうか。

岡野(HP):我々のサーバーで言うとG3/G4世代のサーバーがリプレースの時期に来ていますね。丁度、リース期間や保守期間が切れる頃です。この世代のサーバーは消費電力が大きく、性能も現行世代に比べると大幅に見劣りします。Xeon 5600番台で6コア製品が投入され、サーバー1台で最大12コアを実現できました。ですから、台数集約という点だけでもリプレースによるコスト削減効果は非常に大きいですね。
特にG7では1Uサーバーの拡張性をさらに向上させています。1Uに最大8HDD、18DIMMスロットというG6からの強みに加え、標準ネットワークポートを2ポートから4ポートに倍増させています。複数台の従来サーバーを1台の1Uサーバーに集約できる能力を持っています。

また、先ほど述べたようにHP ProLiant サーバーは、Xeon 5600番台の省電力性能に加え独自の省電力機能で消費電力のランニングコストも大きく低減が可能なわけです。古いサーバーの保守を延長するコストも考えれば、リプレースのコストは短期間で回収できるはずですよ。

大幅な性能向上と消費電力削減を実現

大幅な性能向上と
消費電力削減を実現
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岡本(Intel):我々も5年前のサーバー15台を、Xeon 5600番台を搭載する1台のサーバーに集約でき、95%ものエネルギーコストを節約できると試算しています。サーバー数が大幅に減りますので、ソフトウェアのライセンス料と電気代の削減を考慮すると、リプレースにかかる初期投資コストは最短5ヶ月で回収できると考えています。古いサーバーのリース延長はTCOの観点からすると、知らず知らずのうちに、非常に高いものとなってしまいますよね。

岡野(HP):はい。古いサーバーを使い続けるよりも、最新のHP ProLiant サーバーにリプレースする方がお得だということを、きちんとお伝えしてご理解頂くのが我々のミッションと考えます。

  岡本氏、岡野

岡本(Intel):サーバー市場でのビジネスは回復に向かっていて、たまっていたリプレース需要も豊富にあります。御社には幅広いサーバーのラインアップがありますから、ぜひお客様にはリプレースを積極的にご提案いただき、Xeon 5600番台搭載のHP ProLiant サーバーで市場開拓して頂きたく思います。

岡野(HP):我々もXeon 5600番台の魅力とHP独自のメリットを併せて、最新のHP ProLiant サーバーが企業ユーザーのお役にたてることをより一層アピールしていきます。本日はお忙しい中、誠にありがとうございました。

HP Partner News 2010年6月22日号 特集記事]
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