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「秘文」シリーズと運用管理ソフトで実現する
セキュアで効率的な次世代クライアント環境。
ベストセラーの「秘文」シリーズをはじめ、先進のセキュリティソリューションと実践的な運用ツールをシンクライアントシステムHP CCI (Consolidated Client Infrastructure)と連携させる―― 日立ソフトが目指すのは、セキュリティと運用管理の課題に応える次世代のクライアント環境である。
 ビジネス背景

「秘文」の日立ソフトが目指す、次のクライアント環境

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
執行役 
開発事業部 副事業部長
兼 営業統括本部 副統括本部長
小川常昭氏
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
執行役
開発事業部 副事業部長 兼
営業統括本部 副統括本部長
小川常昭氏

日立ソフトは、官公庁、金融業界向けの大規模業務アプリケーションの開発から、ネットワークやセキュリティなど多分野におけるパッケージ製品およびそれらを活用したソリューションの提供までを手がけるわが国有数のソフトウェア会社である。とくにここ2〜3年は、情報漏洩防止ソリューション「秘文」をはじめとするセキュリティ分野での活躍が注目を集めている。

「秘文」シリーズは個人情報保護法施行の追い風もあって延べ250万ライセンスを超える大ヒットになった。暗号化、持出し制御分野で圧倒的なシェアを誇る“定番”のソリューションだ。

「常に市場の変化を先取りしているところが、私たちの強みです。例えば内部統制強化への取り組みは早く、対応ソフトウェア製品の幅広さでもリードしています」(小川執行役)

内部統制関連では、ライツマネジメントソフトウェア「Rights Core for 秘文」をマイクロソフトと共同開発。紙媒体による情報流出を抑止する「秘文AE Watermark Print」も金融機関を中心に導入が進んでいる。そしていま、日立ソフトの挑戦はインフラとしてのクライアント環境の再構築・標準化へと向かっている。


「管理が煩雑な従来のPCは、セキュリティや運用コスト面で問題がありました。これからは、サーバやストレージの統合と同じようにクライアント環境の標準化も考慮していくべきではないでしょうか。そのためのプラットフォームとしてHP CCIに期待しています」(小川執行役)

HP CCIは、シンクライアントとブレードPCを統合したシステム。表示、演算、記憶というPCの3つの機能を分割し、ユーザ側にはシンクライアントによる表示部のみを、残りの演算部(ブレードPC)、記憶部(外部ストレージ)はデータセンターに配置する。データや設定情報をセンター側で一元管理できるため、PCに比べて情報セキュリティ・レベルは飛躍的に向上し、逆に管理コストは大幅に削減できるのである。

「このHP CCIの上に、秘文シリーズをはじめとする我々のソフトウェア資産をアドオンし、さらに金融業界などミッションクリティカルな業務アプリケーション構築で培ったノウハウを統合することで、よりセキュアで効率的なクライアント環境を実現したいと考えています」(小川執行役)
 ビジネスチャレンジ

価値を構築するしくみ。その価値を維持するしくみ

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
アライアンス技術本部
アライアンスシステム部
技師主任
上原勝也氏
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
アライアンス技術本部
アライアンスシステム部
技師主任
上原勝也氏

「現在、秘文シリーズを利用してHP CCIのセキュリティ機能をバリューアップするしくみを急ピッチで検証中です。HP CCIに対応させるソフトウェア製品は、6種類に上る予定です」(上原技師主任)

情報漏洩防止ソリューション「秘文」シリーズには、ネットや手元のメディアを介したデータのコピーや移動などを制限したり、プリント出力を操作した人の権限情報をその出力紙に自動的に透かし印刷したり、それらの操作のログを取ったりという、さまざまな機能が用意されている。もちろん、HP CCIだけでもUSBポートのオンオフを管理者側で設定するようなことはできるが、秘文シリーズを組み合わせることで、はるかに高度できめ細かな設定が可能になる。

さらにユーザ認証としては、日立ソフトが開発した「静紋」と連携。指紋認証よりも改ざんが難しく、使い勝手もいい指静脈を利用した先進の認証システムである。シンクライアントのログオンにこの静紋を使うことで、ユーザのなりすましもシャットアウトできる。

日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
アライアンス技術本部アライアンス企画部
部長
石原成夫氏
日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社
アライアンス技術本部アライアンス企画部
部長
石原成夫氏

「セキュリティ・レベルをバリューアップしたら、次に重要なのはその価値を恒久的に維持していくためのしくみです」(石原部長)

その第1が、ソフトウェアアップデート管理ツール「UpdateEXPERT」。もともとは分散配置された複数のPCのアプリケーションに対して、最新の修正プログラムをリモートインストールするために開発されたツールだ。これをHP CCIに利用し、ブレードPCにアップロードされるアプリケーションはつねにバグフィックスされた最新の状態とすることを目指す。そうなれば、ウィルスを恐れる必要もなくなるわけである。

万一障害が起こったときには、総合通報管理システム「TELstaff」が活躍する。ブレードPCの状態をつねに監視し、異常時にはあらかじめ決められたルールに基づき、しかるべきスタッフに、電話・電子メール・信号灯などを介して自動通報する。大規模システムの構築・運用に豊富な実績をもつ日立ソフトならではのソリューションだ。


セキュリティ機能から運用管理機能までが、あらかじめ組み込まれたクライアント環境へ――日立ソフトが提案するのは、これまでのPC環境では考えられないIT利用の新しいスタイルである。
日立ソフトパッケージ
 今後の展望

HPとのパートナーシップが可能にしたサービスの品質

HP CCIによるクライアント環境の再構築を事業展開するにあたって、日立ソフトではシステム構築前の検証(アセスメント)サービスを充実させようとしている。

「お客様環境によって、同じシステムでもご満足いただけないことがあります。サイジングが適正か、本当に導入効果が得られるかといった点をお客様とともに事前検証することで、より精度の高いご提案を行っていきます」(小川執行役)

これに関しては、パートナーとしてのHPの技術力に期待するところが大だという。

「私たちにとっても、お客様にとっても重要なことは、日立ソフトとHPが非常にいいパートナーだということです。プラットフォームを提供するHPと、その上でソフトウェア製品やSIなどの付加価値を提供する当社というベストな組み合わせによって、お客様に高品質のサービスが提供できるのです」(小川執行役)

HP CCIパートナー紹介
法人名 : 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社 (略称:日立ソフト)  
所在地 : 東京都品川区東品川4丁目12番7号
代表執行役/
執行役社長兼取締役 :
小野功
資本金 : 341億8,200万円
連結売上高 : 1,515億8,000万円 (平成17年度)
従業員数 : 5,242名
設 立 : 1970年9月21日
事業内容 : コンサルティングからコンピュータの管理・運用サービスに至るまで、情報システムに関するソリューション全般を提供
URL : http://hitachisoft.jp
 
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