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「セコムあんしんクライアント」がHP CCIを採用。シンクライアントの適用分野を大きく拡大。
セコムトラストシステムズが提供する情報セキュリティサービス「セコムあんしんクライアント」に、HP CCI(Consolidated Client Infrastructure)を活用するメニューが加わった。ユーザごとに異なるクライアント環境が必要な、開発部門、マーケティング部門などに最適なシンクライアント・ソリューションの登場である。
 ビジネス背景

すべてのサービスは、「安全・安心」をお届けするために。

セコムトラストシステムズ株式会社 業務サービス本部 ネットワークシステム部 システムグループ 課長 原隆一 氏
セコムトラストシステムズ
株式会社
業務サービス本部
ネットワークシステム部
システムグループ
課長 原隆一 氏

あらゆる「不安」のない社会へ――2006年5月に設立されたセコムトラストシステムズは、「情報セキュリティと大規模災害対策」をソリューションの中核に据えた情報サービス企業として新たなスタートを切った。「セコムあんしんクライアント」を担当する業務サービス本部は、セコムグループのシステム/ネットワーク基盤を統括するとともに、顧客サービスのためのITインフラストラクチャ構築・運用までを担う。

「情報セキュリティ分野におけるアセスメント/コンサルティングから、認証局やセキュアデータセンターなどのインフラサービス、システムの設計・構築・運用サポートまで幅広いサービスを提供しています。セコムならではの“安心できる”情報セキュリティサービスが私たちの強みです」(業務サービス本部 ネットワークシステム部 システムグループ 課長 原隆一 氏)

セコムトラストシステムズが提供するサービスには、そのほとんどに“セコムブランド”が冠されている。ここにはセコムが全社で掲げている「安全・安心」というテーマを、すべてのサービスに一貫させる姿勢が見て取れる。

「企業の社会的信用の保護、そのための情報セキュリティと内部統制の強化――お客様の課題は明らかです。しかし、課題の重要性はわかっていても何から着手すべきか悩んでいるお客様は多い。まず情報セキュリティリスクを洗い出し、緊急性の高いものから着実に取り組んでいく必要があります」(原氏)

企業の社会的信用を失墜させかねない報道が相次いでいるが、情報システム関連の事件も無視できない。PCの紛失や盗難による情報流出、内部者による故意の持ち出し、ファイル共有ソフトによる漏えいなど、クライアント環境の問題は深刻だ。

「お客様ごとに最適なシンクライアント環境を構築する『セコムあんしんクライアント』なら、情報漏えいに対して根本的な解決が可能です」(業務サービス本部 業務運用部 あんしんクライアント推進グループ 谷内氏)

コンセプトは“クライアントにデータを持たない、残さない”――「HP CCI」は、この「セコムあんしんクライアント」のプラットフォームとして新たに採用された。

セコムトラストシステムズ株式会社 業務サービス本部 業務運用部 あんしんクライアント推進グループ 谷内康 氏
セコムトラストシステムズ
株式会社
業務サービス本部
業務運用部
あんしんクライアント推進
グループ
谷内康 氏
 ビジネスチャレンジ

ブレードPCが「セコムあんしんクライアント」の適用分野を拡大。

セコムトラストシステムズは、情報セキュリティサービス「セコムあんしんクライアント」を2005年から提供してきた。サーバベースのシンクライアント・システムを使い、オフィス・ソフトやメールソフトなどのクライアント・アプリケーションをエミュレーションによってサーバ側で動作させる方式だ。新たに採用されたHP CCIは、これと何が異なり、どんなメリットの違いがあるのだろうか。

「クライアントにデータを持たない、残さない――だから、安全・安心。『セコムあんしんクライアント』は、このわかりやすさがお客様に高く評価されています。シンクライアントに専用端末を選ぶこともできれば、既存のPCをシンクライアント化して活用できることも好評の理由です。HP CCIは、こうしたメリットはそのままに、導入が難しかった開発部門やマーケティング部門などにも『セコムあんしんクライアント』の適用分野を広げてくれることになります」(谷内氏)

HP CCI最大の特長は、演算部に“ブレードPC”を採用していることにある。HP CCIでは、ユーザ側の1端末に対しセンター側の1ブレードが割り当てられる。この点が、1つのサーバリソースをシェアするサーバベースのシンクライアントと決定的に異なる。HP CCIでは、Active Directoryによってユーザ情報が特定されるとユーザ固有の設定が再現され、従来の“ビジネスPC”と何ら変わらない感覚で扱える。データの演算機能と保管機能をセンター側で持っているという違いだけだ。

「たとえばソフトウェア開発のチームでは、それぞれのエンジニアが異なる開発業務に携わっています。OSやソフトウェアのバージョン、パッチの数など、クライアント側に求められる条件も一人ひとり異なります。演算処理をブレードPCで実行するHP CCIは、異なるクライアント環境を保持しながらシンクライアント化を実現する唯一のソリューションでした」(谷内氏)

「特定のツールの使用やカスタマイズができないと開発生産性が下がるとか、リッチなPCからサーバベースのシンクライアントに切り替えると開発原価が上がる、といった声も聞かれます。こうした課題も、ブレードPCなら解決できます」(原氏)

サーバベースのシンクライアントが内包する根本的な弱点を解消し、HP CCIはシンクライアント活用の新しい領域を切り開こうとしている。

セコムあんしんクライアントの基本メニュー
 今後の展望

適材適所で、最適なシンクライアント・システムを選択。

セコムトラストシステムズでは、すでに200端末のHP CCIを導入し、自社で業務に活用しながら検証を進めている。

「情報セキュリティの強化、運用管理やサポート業務をデータセンター内で完結できる運用の容易さなどを評価して導入を決めました。自社運用で得たノウハウを活かし、お客様へさらに高レベルなサポートの提供をめざしていきます」(原氏)

HP CCIは、実際にどのような業務に使われているのだろうか。

「やはり開発部門が中心です。シンクライアント導入に際して必要なアプリケーションを調査したところ400種にも達し、ひとつのソフトウェアでもバージョンが3種類必要という要求もありました。シンクライアントへの移行という全社方針は、HP CCIがあったからこそ一貫できたのです。自社のことながら、経営トップのセキュリティ・マネジメントに対する意思決定が重要なポイントと改めて感じました」(原氏)

「セコムあんしんクライアント」のソリューション・ポートフォリオの中で、今やHP CCIは必須の存在。ユーザ企業にとっての価値は、HP CCIの自社運用によって今後さらに高められていくことだろう。

HP CCIパートナー紹介
法人名 : セコムトラストシステムズ株式会社 セコムトラストシステムズ株式会社
所在地 : 東京都渋谷区神宮前1-5-1 セコム本社ビル4F
代表取締役社長 : 伊藤博
資本金 : 14億6,880万円
売上高 : 250億円(2005年度実績)
社員数 : 800名(2006年5月1日現在)
設 立 : 1985年(昭和60年)8月
事業内容 : 情報セキュリティと大規模災害対策を中心としたアセスメント/コンサルティング、認証局/セキュアデータセンターなどのインフラサービス、システムの設計・構築・運用サポート。
URL : http://www.secomtrust.net/
 
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