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CCIで国内全拠点のクライアントPCを統合

伊藤忠建材株式会社

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建材業界のリーディングカンパニー、伊藤忠建材株式会社は、HPのクライアント統合ソリューション(CCI)を導入し、国内初となるWindows Vista® ベースのクライアント統合を実現させた。
わずか3ヶ月の立ち上げ期間で国内27拠点に分散していた450台のPCをセンターに集約し、システム管理コスト削減、業務機動力向上、内部統制コンプライアンス強化に成果を上げている。
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 建材業界のトップ商社 国内拠点の全PCをシンクライアント化


富田 弘二 氏
富田 弘二 氏
佐々木 俊之 氏
佐々木 俊之 氏
伊藤忠建材は、建材の卸売販売から加工、家屋リフォーム、販売管理アプリケーション開発まで、幅広く手掛ける専門商社。国内に400名以上の従業員を擁し、業界トップクラスの実績を上げる。一方で同社は環境に配慮した建材開発も行い、「地球樹」の名で独自のエコ事業を展開する。たとえば重厚な風合いを見せるフローリング材「バーボン オーク フローリング」は、バーボンウィスキーの樽を再利用したエコ商品だ。

2007年4月、同社情報システム部は、オフィス用PCのリース契約更新を契機に、国内拠点の全デスクトップPCを一気にシンクライアント化する計画を固めた。

建材業界のトップ商社
国内拠点の全PCをシンクライアント化そのサポートにあたったのは伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)。ネットワーク構築から、機種選定、評価など多岐に渡って力を奮い、高度な技術力で国内初となるMicrosoft®Windows Vista® ベースのシンクライアント環境を実現させた。今後はシステムメンテナンスもサポートする。

「事前準備が奏功したので、3ヶ月で立ち上げることができました」とCTCの佐々木俊之氏は話す。移行の実作業は本社のセンターで、年末年始の休日中に行われた。あたかも稼働スイッチをオンにするような手際の良さで、地方拠点に足を運ぶ必要もなかったという。

目的

 
  • クライアントPC統合による運用管理コストの削減
  • 内部統制コンプライアンス強化
 

アプローチ

 
  • HP Compaq t5720シンクライアント450台
  • HP bc2000 Blade PC 450枚
  • ブレードPC用管理サーバ2台
  • 管理ツールはHP Rapid Deployment Pack、HP Systems Insight Manager
 

システムの効果

 
  • システム運用管理負荷軽減
  • 柔軟なデスクトップアクセス
  • 情報セキュリティ強化
 

ビジネスへの効果

 
  • コンプライアンス強化
  • システム管理のTCO削減
  • 営業の商機逸失を防止
  • 省電力化によるグリーンIT推進
 

 社内情報セキュリティ強化で内部統制コンプライアンスを固める


中野 達夫 氏
中野 達夫 氏
日本橋にある伊藤忠建材本社のサーバルーム。そこにはHPのロゴマークをつけたエンクロージャが整然と並ぶ。収められているのは450 台のブレードPC。ほかにも自社基幹システムのサーバが4台。このアプリケーションサーバは昨年まで国内27拠点に分散配備されていたが、今回本社のサーバルームに集約された。いわばここは同社ユーザ端末の心臓部。すべてのクライアントデータがここで管理されている。

オフィスで業務にあたる社員の机にはスタイリッシュな端末が並ぶ。利用するOS はMicrosoft® Windows Vista®。一見したところ通常のPCと変わらないが、これらはすべてシンクライアントだ。全社規模のシンクライアント環境にWindows Vista® を適用した例は国内ではこれが初めてだという。

「きっかけはPC のリース契約更新です」。伊藤忠建材情報システム部システム統括課の中野達夫氏は導入の経緯をそう語る。「PC を刷新し、そこに新たに情報セキュリティの仕組みを導入するのであれば、シンクライアントの方が、コストパフォーマンスがいいと判断しました」

データをユーザ側に保持させず、センターに集約して管理できるシンクライアントは実際、それ自体が有効なセキュリティソリューションとなる。コンプライアンス強化を進める同社にとって、ある意味でこれは必然的な選択でもあった。「内部統制規制へのコンプライアンスはなかなか見えにくいが、重要な企業課題」と伊藤忠建材CIO の富田弘二氏は話す。「今回のシンクライアント導入はそのための布石です」

 運用管理の負荷とコストを削減 商機逸失のリスクも防止


川鍋 一吉 氏
川鍋 一吉 氏
また、HPのクライアント統合ソリューション(CCI)は、システム管理の負荷を大幅に軽減する。

全国に27拠点を数える伊藤忠建材では、営業社員が地方オフィスに出張する機会が多く、また新部門の立ち上げも活発に行われている。「異動のたびに本社でパソコンをクリーンアップし、異動先でメールや業務アプリケーションの再設定をやっていたのでは、とても追いつきません」と同部部長代行の川鍋一吉氏は話す。

また、PC の障害対応も問題だった。いったん障害が起こると、原因の切り分けから復旧まで2 日を要し、運用管理のコストがかさむ。

運用管理の負荷とコストを削減
商機逸失のリスクも防止今ではしかし、こうした問題は見られない。シンクライアントなら全国どこからでもセンターにある自分のデスクトップにアクセスできる。したがって異動があっても社員は身一つで着任し、その日から仕事ができる。

また、障害の復旧もすばやい。「問題のある端末かブレードPC を取り換えるだけ、一時間ほどで完了します」と川鍋氏は話す。「また管理負荷やコストの軽減ばかりではなく、復旧待ちの間、営業がなす術もなく商機を逃すようなリスクがなくなりました」

 モバイルシンクライアントも視野に情報セキュリティとユーザ生産性を高める


今後、伊藤忠建材では、海外出張もこなす営業社員の利便性と情報セキュリティの両立をはかるためモバイルシンクライアントの導入を計画している。

「なるべくユーザにストレスを感じさせずに生産性を上げ、同時にセキュリティも強化していきたい」と富田氏は語る。「企業がIT技術を通じて成長していくためには、その2点がとても重要。HPのCCIは、そのために欠かせないインフラです」

  本ページに記載されている情報は取材時におけるものであり、閲覧される時点で変更されている可能性があります。予めご了承下さい。  
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