インテル® ハイパースレッディング・テクノロジ

インテル® ハイパースレッディング・テクノロジ※(HT)を利用すると、普段はアイドル状態のリソースを使用して、プロセッサが2組のタスクを同時に実行できます。これにより、ユーザは少ない時間で多くの仕事をこなせる可能性があります。HTテクノロジにより現在のマルチタスク処理に対して、パフォーマンスが向上し、応答性が改善されます。HTテクノロジでは、特定のオペレーティングシステムに物理的なプロセッサが1つしかなくても、論理的なプロセッサは2つあるように見えます。オペレーティングシステムからは2つの論理プロセッサがあるように見えるため、同時に処理されるタスクをスケジュールできます。

今日のアプリケーションやオペレーティングシステムは、機能が豊富でパワーを必要とするようになってきています。ITバックグラウンドサービス(ウィルススキャン、電子メール圧縮、ファイル暗号化など)によってコンピューティングのインフラストラクチャがより強固なものになりましたが、PCプロセッサへの負荷が増えています。システムの応答性とユーザの操作性をもっとも効率の良い状態に維持するには、典型的なアプローチとして以下の2つがあります。

クロックスピード(MHz)を速くすることにより、1秒あたりの命令数を増やします。
HTテクノロジの採用により、プロセッサの現在のリソースを完全に使用して、各クロックサイクルでプロセッサが多くの処理を行えるようにします。

下の図は、HTテクノロジを利用した場合と利用しない場合とで、2つのタスクを完了するのに必要な時間を強調し、HTテクノロジの利点を示しています。

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HTテクノロジによるお客様の利点:
IT管理者の場合:HTテクノロジにより、ウィルススキャン、暗号化、圧縮、管理アプリケーションなどが生産性に与える悪影響を最低限に抑えられるので、バックグラウンドサービスを行っても、他のアプリケーションに影響を与えることはありません。
PCユーザの場合:HTテクノロジにより、マルチタスク処理の効率性が上がり、生産性がいっそう向上するため、ユーザは待ち時間なしで作業できます。
将来に備えて:HTテクノロジをギガビットイーサネットと組み合わせることで、データスループットが速くなり、高速なネットワーキングが実現します。
HTテクノロジによって、今日要求されるマルチタスク処理環境でのパフォーマンスが向上し、ユーザは短い時間で多くの作業を行えます。

HTテクノロジによって、それまで「現実的でない」と考えられていたPCの使用モデルが可能になりました。通常、プロセッサを占有するアプリケーションや特定の負荷が原因で、PCは応答しなくなり、ユーザはその他のタスクを実行できなくなります。基本的には、PCが1つの作業を行っている間、ユーザは他の作業を何も行えません。

インテル® ハイパースレッディング・テクノロジ(HT)は、マルチスレッド対応のソフトウェア製品のパフォーマンスを向上させるために設計された、新しいテクノロジです。お使 いのソフトウェアに互換性があるかどうかについては、ソフトウェアの供給元にお問い合わせください。HTテクノロジがすべてのお客様やアプリケーションの役に立 つとは限りません。詳しくは、http://www.intel.com/info/jp/developer/technology/hyperthread/index.htmlを参照してください。