DDRメモリ

インテル® 915Gチップセットでは、Non ECC(エラーチェックと訂正)のDDRメモリを利用できます。DDR PC3200(400 MHz)とDDR PC2700(333 MHz)の2速度に対応しています。
915GチップセットのDDRメモリ構成は、シングルチャネルおよびデュアルチャネルの両方をサポートしています。

メモリはシングルまたはペアで取り付けます。メモリの速度がすべて同じでない場合、実行速度の最高値は、システムで一番低速なDIMMによって決まります。
865Gチップセットでは、実際のメモリ速度はシステムのプロセッサによって決まり、構成によっては、メモリの定格速度よりも遅くなる場合がありました(たとえば533 MHz FSBのプロセッサが400 MHz DDRメモリを使用するシステムにあると、実際のメモリ速度は定格速度よりも遅くなりました)。915Gチップセットでは、この問題は解消されています。

915Gチップセットでは、システムにメモリを取り付ける際の規則の多くが緩和されました。各チャネルのメモリ量が一致さえすれば、デュアルチャネルとして利用できます。
865Gチップセットに関連する以下の規則すべてが、915Gチップセットでは廃止されました。

915Gで廃止された規則:DIMMは同じ密度(サイズ)でなければならない:128 MB、256 MBなど。
915Gで廃止された規則:DIMMは同じDRAMテクノロジを使用していなければならない:128 MB、256 MBなどを単位にしていること。(注:915Gでは128 MBテクノロジはサポートしていない。)
915Gで廃止された規則:DIMMは同じDRAMバス幅(x8またはx16ビット)でなければならない。
915Gで廃止された規則:DIMMはすべて片面または両面でなければならない。
915Gで廃止された規則:チャネルは2個または4個のDIMM、というように、対称でなければならない。(3個のDIMMは非対称になるため、デュアルチャネルとしては利用不可。)

注) 915Gチップセットでは、アドレス可能なメモリがシステムコンポーネントやシステムに追加されたデバイス(PCIEグラフィックスカードなど)用に予約される場合があります。これにより、追加されたデバイスの数や種類によっては、アプリケーションで利用できるアドレス可能なメモリの総量は4 GB未満になります。3 GB以上のメモリを搭載しているシステムにだけ影響があります。

以下に、デュアルチャネルサポートによりパフォーマンスの向上を見込める有効な構成例を示します。可能なメモリ構成のすべてが反映されているわけではないことに注意してください。

MTおよびSF(DIMMスロット4つ)の場合:
  チャネルA チャネルB
合計 DIMM1 DIMM2 DIMM3 DIMM4
256 MB 128 MB   128 MB  
512 MB 256 MB   256 MB  
512 MB 128 MB 128 MB 128 MB 128 MB
1 GB 512 MB   512 MB  
1 GB   512 MB   512 MB
1 GB 256 MB 256 MB   512 MB

チャネルAとBのメモリ合計が同じであれば、DIMMの個数に関係なく、デュアルチャネルメモリがサポートされます。