シリアルATA

インテル® 915Gチップセットは、シリアルATA(SATA)をサポートしています。SATAはハードディスクドライブの標準であ り、前世代のプラットフォームやチップセットで使用されていたパラレルATA(PATA)テクノロジに代わるものです。SATAは、業界の主要ベンダで構成される団体が開発しており、PATA物理ストレージインタフェースを発展的に置き換えます。SATAには拡張性があり、コンピューティングプラットフォームを将来拡張することができます。

SATAの利点は、以下のとおりです。

バスデータスループットが向上します。(PATAの100または133 MB/秒に対して、SATAバスデータ速度は150 MB/秒にまで高速になります。)
80 GB以上のSATAハードディスクドライブに標準搭載されるキャッシュが8 MBに増えたことで、アプリケーションによってはパフォーマンスが向上します。(多くのプラットフォームで標準である40 GBのSATAハードディスクドライブには、これまでどおり2 MBキャッシュが搭載されています。一方で、80 GB以上のPATAドライブ のキャッシュは2 MBです。)
SATAデバイスの設定は、PATAよりも簡単ですので、現在必須であるジャンパや設定の多くは必要なくなります。(エンドユーザはストレージデバイスを簡単にアップグレードできるようになります。)
小さく、幅の狭いケーブル(2インチ幅から1/2インチ幅になります)を使えます。(ケーブルが小さくなることで、システム内の空気の流れやケーブルの配置が改善されます。)
SATAはポイントtoポイントのデバイスなので、デバイスあたりの専用コントローラが1つで済み(Microsoft® Windows® 2000またはMicrosoft® Windows® XPの場合)、インタフェース全体の帯域幅を1つのデバイスで占有できます。
SATAでは必要なピン数と信号線が少なくて済むので、システムボードとストレージデバイス間の接続の信頼 性が高まります。
データ転送中に発生するエラーを検出するために、PATAではデータだけにCRC(Cyclical Redundancy Checking)を適用しますが、SATAではデータとコマンドパケットの両方にCRCを適用します。

下の図に、SATAとPATAのコネクタの違いを示します
image